昨年の3冠馬オルフェーヴルに、今年の皐月賞馬ゴールドシップ。「父ステイゴールド×母の父メジロマックイーン」の組み合わせから、2年連続でクラシックホースが生まれた。生産界にとっては、まさに黄金の配合。北海道新冠町の大栄牧場(浜口寛社長)は、生産馬で一度は手放したメジロマックイーン産駒のミツワオーロラ(牝10歳)を探し出し、繁殖として乗馬クラブから買い戻した。ステイゴールドとの種付けも、無事に成功。“奇跡の血”を求めたストーリーが動き出した(以下略) |
米国に遠征している福永祐一騎手(35)が29日、デルマー競馬場で3鞍に騎乗し、3R未勝利戦(AW1200メートル)のスイッチトゥザリードで1着となり、今遠征初勝利を挙げた。福永は「勝つことができて安心しています。これまで騎乗させてくれた調教師、馬主等協力してくれたすべての人に感謝しています。8月にはさらに活躍できればと思っています」とコメント。また遠征と同時に開設した自身のフェイスブックでは「めっちゃうれしい♪♪」と喜びを表現していた。 |
ソーユーシンク ( SO YOU THINK ) は南北両半球で合わせてG1レースに10勝した名馬です。 同馬の使用済み蹄鉄を、バリードイルで撮影された写真と額に入れました。 もちろんエイダン・オブライエン調教師のサイン入りです。この写真はエイダンの奥さんでプロ並みのカメラの腕前を持つアン・マリーに撮影してもらいました。 よく見てもらうと、エイダンが被っているのはジャパンカップの帽子であることも確認できます。 同馬は今年からオーストラリアにて種牡馬として繋養されるために6月のプリンスオブウェールズステークス(G1, 1着。)を最後に競走生活から引退しました。 この商品を制作するにあたって、クールモアスタッドをはじめ、バリードイル、そしてオブライエンファミリーの多大なる協力をいただきました。彼らもまたテレビに映し出された地震の惨状を目の当たりにして何か力になれないか、と動いてくれた人々です。 ソーユーシンク(SO YOU THINK) http://www.coolmore.com/stallions-view.php?id=135&list=australia クールモアスタッド http://www.coolmore.com/ ※業者の方及び転売目的の落札はお断りいたします。 |
JRAは24日、JRAインターネット投票(IPAT方式)での地方競馬の勝馬投票券の発売を10月2日(火)より開始することを発表した。 発売は原則、火~日曜日(※特定の月曜日の発売あり)で、即PAT会員が対象(※A-PAT会員は土、日曜日と特定の月曜日で購入可)。枠単、重勝式をのぞくすべての勝馬投票法を発売する。 JRAの土川健之理事長は「JRAインターネット投票での地方競馬発売の実現に向けて、必要なシステム開発等に取り組んで参りましたが、ようやく発売の日を迎える準備が整いました。従前より、お客様からは、地方競馬のダートグレード競走等の発売についてご要望をいただいているところであり、何卒ご利用いただければと存じます。また、地方競馬と中央競馬との新たな連携協調策の一つとして、地方競馬の売上に貢献できるよう期待しております」とコメントした。 |
キングジョージ6世&クイーンエリザベスSで8着に敗れたディープブリランテ(牡3、矢作)に、来春の海外遠征プランが浮上している。同レース前、矢作師は「あくまでも今回の遠征結果と、秋の成績次第」としながらも、3月のドバイワールドC(G1、AW2000メートル=メイダン)と4月の香港クイーンエリザベス2世C(G1、芝2000メートル=シャティン)への参戦プランがあることを明かした。「3200メートルの天皇賞という馬ではないからね。ドバイから香港というローテーションも頭の中にはある」と話した。今後の陣営の決断に注目だ。 |
マーメイドSを制したグルヴェイグ(牝4、角居)が右前脚の屈腱炎で引退することが19日、明らかになった。先週、患部の腫れがみられ、検査したところ症状が重かったため協議の末に現役続行を断念した。今後は繁殖入りする予定。母エアグルーヴ、半兄ルーラーシップの超良血馬で、待望の重賞初制覇を果たしたばかりだった。角居勝彦調教師は「近日中に抹消します。残念ですが、いい子を出してほしい」と沈痛な表情を浮かべていた。 |
今年の京都記念を制したトレイルブレイザー(牡5歳、栗東・池江寿厩舎)が、今秋の米GIブリーダーズCターフ(11月3日、サンタアニタパーク、芝2400メートル)に挑戦することが決まった。19日、池江寿調教師が明らかにした。 「米国の芝に適性があると思う。(鼻出血予防の)ラシックスを使用できるのもいい。ジャパンC(4着)や京都記念くらい走れば勝ち負け。鞍上は武豊騎手に打診中です」とトレーナー。9月下旬に渡米し前哨戦も使う予定。海外は昨暮れの香港ヴァーズで6着がある。 |
16日に苫小牧市のノーザンホースパークで開かれた第67回国民体育大会馬術競技北海道ブロック大会少年貸与馬障害飛越競技(北海道乗馬連盟主催)で、三木田乗馬学校から出場した木村拓己君(浦河第一中3年)が優勝し、力量が必要とされる貸与馬競技で北海道の中学生として初となる国体出場を決めた。 木村君は、浦河町で軽種馬育成場を経営する父・忠之さん(43)の影響で馬に乗るようになり、小学校1年の時から浦河ポニー少年団で乗馬を始めた。小学校5年からはJRA(日本中央競馬会)の浦河乗馬少年団で練習に励んでいる。ポニー競馬日本一を決める第1回ジョッキーベイビーズ全国大会(平成21年)の覇者でもあり、将来はプロの競馬騎手を目指しているという。 国体予選には16人が出場し、トーナメントの減点方式で競った。どの出場者も、貸与される馬が決まってから限られた時間で試合に挑むことから、力量がないと難しいとされる競技で、「最初は自信はなかった。自分の経験になればと出場した」と本番前は騎乗に集中。高校生選手らにも堂々と挑み、初戦から決勝まで4試合とも接戦をものにした。 国体は9月30日から岐阜県で行われる。木村君は「北海道代表として恥じない騎乗を心がけたい」と気を引き締めている。 |
7月21日(土)にイギリスのアスコット競馬場で行われるキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1)に出走予定の日本馬の調教状況及び関係者のコメントをお知らせいたします。 ●ディープブリランテ号 (牡3歳 栗東・矢作 芳人厩舎) 今日の調教状況 【調教コース】ニューマーケット アルバハスリ(オールウェザーコース) 【調教内容】 2頭併せで5ハロンの追い切り 矢作 芳人調教師の話 「まずはブリテン厩舎をはじめ様々なサポートのおかげでここまでこられたことに感謝しています。今日の追い切りは折り合いを考えて、あとは最後の反応を見たいと思っていましたが、ラスト1ハロンは体も沈んで素晴らしい動きでした。ニューマーケットに来てからも落ち着いているようで、日本出発前よりもむしろ状態が上がっているように見えます。遠征前は心配していたところもありましたが、ダービーを勝つ馬というのは体力も気力も備えているのだな、と改めて感じました。明日の水曜日は常歩だけで、木曜日は岩田騎手に乗ってもらう予定です。強い調教はもう必要ありません。アスコット競馬場への輸送はレース当日の朝に行おうかと考えています。キングジョージを勝つには3歳で走るしかないと以前から考えていました。今回も状態が充実しているからこその遠征で、古馬とは5.5kgの斤量差があり、十分争えるという計算があります。キングジョージは61回の歴史の中でヨーロッパ調教馬以外は勝っていないレースですが、歴史を変えたいです。」 |