夏競馬も本番を向かえ、各地で2歳戦が盛り上がっています。
私も将来のスターホースの原石を発掘しようと、特に2歳戦には注目しているところですが、先週土曜の札幌競馬において競馬ファンの度肝を抜くようなパフォーマンスを発揮した2歳馬が登場しました。
その馬の名は
ノブワイルド。
果たして彼はのちのスターホースへとなり得る器の持ち主なのでしょうか。
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ダートで一変したノブワイルド
芝でのデビュー戦とは走りが一変しましたねぇ~。やはりヴァーミリアン産駒はダートでこそなのでしょうか?
8月2日の札幌1R、2歳未勝利戦(ダート1000m)に登場した
ノブワイルド。
スタートは普通だったものの、二の足が早く楽々と先頭に立って逃げる形に。そこまでストライドは短くないものの、他馬とは明らかに違うピッチの速さでスピードに乗ると、徐々に2番手との差を広げながら最後の直線へ。
直線でもスピードは衰えるどころか更に増した結果、2着に1秒7差を付ける圧勝でゴール板を駆け抜けました。
この時計時した58秒6という時計はレコードにコンマ1秒という非常に優秀なもの。しかも時計の出辛い良馬場で記録したのですから、同馬の非凡な脚力を証明するに足る素晴らしい時計として、そのまま額面どおりに受け取って良いと思います。
これだけの圧勝劇を見せられると、どうしても先のことを考えてしまうものですが、このまま順調に行けば年末の大舞台を思い描くに相応しい器の持ち主なのは間違いないでしょう。
懸念は距離が持つのかということですが、馬体的には距離の融通も利くスプリンターよりのマイラーという感じで、道中力を抜いて走ることを覚えることが出来れば、マイルぐらいまでは充分こなせそうな気がしますね。
いずれにしても新種牡馬ヴァーミリアンにとって、初年度から楽しみな馬が登場してきました。
ホッカイドウ競馬には同じヴァーミリアン産駒でエンターザスフィアという素質馬が登場していますし、年末の全日本2歳優駿に向けて、その路線を盛り上げるような活躍を彼らに期待したいと思います。
※ノブワイルドのプロフィールはこちら→ノブワイルド|競走馬データ- netkeiba.com
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