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無敗の3歳牝馬タグルーダがまさかの敗戦!今年の凱旋門賞戦線が一気に混沌へ



 現地時間の8月21日。イギリス・ヨーク競馬場にて3歳以上牝馬による芝12ハロンのGⅠ、ヨークシャー・オークス(英GⅠ)が行われました。

 このレースで注目を浴びていたのは、凱旋門賞の前哨戦としてここを選んで出走してきた、無敗の3歳牝馬タグルーダの走り。

 前走のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(英GⅠ)で古馬を一蹴し、今年の凱旋門賞の最有力候補と見られていた同馬が、ここでどういう勝ち方をするのか?

 同レースにおける戦前の興味はこの一点に集中していたのですが・・・。

 やはり競馬に絶対はありませんでした。大本命タグルーダ、伏兵タペストリーにまさかの敗戦です。


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ムーア騎手の怖さを思い知らされる



[RacingPost] 2014ヨークシャー・オークスのレース結果
http://www.racingpost.com/horses/result_home.sd?race_id=604680#results_top_tabs=re_&results_bottom_tabs=ANALYSIS

[TurfTrax] 2014ヨークシャー・オークス出走各馬のレースラップ
http://www.turftrax.co.uk/tracking/Ebor2014/YRK210814R4_1M4F.pdf

 リチャード・ヒューズ騎手騎乗のボリュームの逃げで始まった、今回のヨークシャー・オークス。

 欧州の2400m戦らしく最初は14.82、13.45とゆっくりとしたペースで流れましたが、その後11.73、11.39と一気にペースアップ。

 そしてまた12秒台後半へとペースダウンするという、かなり変則的かつ馬にとってスタミナを消耗し易い流れに。

 そしてヨーク競馬場の長い直線に向くと全馬一気にラストスパートを開始。ゴールまで残り1000mの区間で各馬が同レースにおける最速ラップを計時するという、異例のロングスパート戦となりました。

 こういう流れになると大本命であり、かつ自分から動かざるを得ない立場にあったタグルーダにとっては厳しい展開になりましたね。結果的に勝者となるタペストリー騎乗のライアン・ムーア騎手に完全にマークされていました。

 終始タグルーダの真後ろでレースを進めていたタペストリー。ムーア騎手としても地力で劣るタグルーダを負かすには、こうやって徹底マークを如きつつ、タグルーダより一瞬だけ仕掛けを遅らせるしかないと思っていたのでしょう。

 結果的にその賭けがズバリ当たったわけですが、直線でもギリギリまで各馬の後ろに控えて前からの風を回避(所謂スリップストリーム状態)し、タペストリーの消耗を最小限に抑えるなどムーア騎手の上手さが光るレースとなりました。

 こういったムーア騎手の勝負勘とレース運びの上手さ。そしてレース全体の流れとタグルーダとタペストリーの同レースにおける立場の違いなど全ての要素が噛み合った結果、現地においても大番狂わせと報じられるようなレース結果となったのでしょう。

 改めて勝負事に絶対は無いなと思わされると共に、いま世界で一番乗れている騎手であろうライアン・ムーアという騎手の怖さを実感させられるレースとなりましたね。


名牝といえども勝ち続けるのは難しい

 さて今回のレースで一気にスターダムにのし上ったタペストリーの今後ですが、陣営いわく「タペストリーは硬い馬場の方が良い」と言うことなので、今後はブリーダーズCフィリー&メアターフ(米GⅠ)を目指す予定らしいですね。

 血統的にはガリレオ×デインヒルという流行の鉄板配合の同馬ですが、走り方を見ていると切れとスピードを感じさせるので、アメリカでも充分やれそうな気はします。

 日本でもエリザベス女王杯とかなら充分勝負になりそうな感じがするだけに、余力があれば来てくれないかな?多分実現の可能性は低いでしょうけど(苦笑)

 そして予想外の敗北を喫したタグルーダですが、この敗戦が周囲に与えた影響は思いの外大きく、各ブックメーカーはレース後同馬の評価を一気に下げましたね。

 それまで凱旋門賞の前売り1番人気だった同馬ですが、レースの結果を受けて軒並み4番人気前後へと後退。凱旋門賞戦線が一気に混沌となってきました。

 ただ個人的には、今回の敗戦でそこまで評価を下げる必要はないかな?と思っています。というのもタグルーダ陣営にとって今回のレースはあくまで叩き台、目標とするレースでは無かったからです。

 パドックなどを見ていないので確かなことは断言できませんが、英オークスやキングジョージなどと比べると、明らかに仕上げレベルでは一段から二段劣るレベルにあったことはまず間違いないでしょう。

 タグルーダ陣営にとって目標とするレースはあくまで凱旋門賞。そう考えた時にキングジョージ後は一旦緩めないと、いざ本番の凱旋門賞まで好調をキープすることは出来ません。名牝タグルーダと言えども生き物ですからね。

 勝手な推測ではありますが、キングジョージを制した時のタグルーダを10とするならば、今回は良いとこ7から8ぐらいの状態だったのでは?

 逆にタペストリー陣営にしてみればGⅠ初制覇も掛かっていましたし、ここを目標に万全の仕上げで臨んできたのは間違いないでしょう。

 そういった意識の差が、いざレースに行っての2頭の明暗を分けた・・・。そういうことは日本の競馬でも良くあることですし、高いレベルでの勝負というものは、そういう微妙なさじ加減も結果に影響するということなのだと思いますね。

 今回の敗戦を受けて、タグルーダ陣営も同じ過ちは二度と犯すまいと凱旋門賞は万全の仕上げを施して出てくるでしょう。

 悲願の凱旋門賞制覇を狙う日本勢にとっては、逆に油断ならない状況になってしまったというべきかもしれませんね。

[RacingPost] タペストリーのプロフィール
http://www.racingpost.com/horses/horse_home.sd?horse_id=840921#topHorseTabs=horse_race_record&bottomHorseTabs=horse_form

[RacingPost] タグルーダのプロフィール
http://www.racingpost.com/horses/horse_home.sd?horse_id=845327#topHorseTabs=horse_race_record&bottomHorseTabs=horse_form

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[ 2014/08/22 07:00 ] 海外競馬 | TB(-) | CM(-)


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