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ラキシス、ラストインパクト、トーセンラー、フェノーメノ、ウインバリアシオン、ワンアンドオンリー。彼らの有馬記念を振り返る ~2014有馬記念レース回顧vol.4~



 ここまで3回に渡ってアップしてきた有馬記念のレース回顧も、今回の記事が最後。

 4回目の今回は、ここまで触れていなかったその他の馬たち。ラキシス、ラストインパクト、トーセンラー、フェノーメノ、ウインバリアシオン、ワンアンドオンリーについて簡単に振り返ってみたい。


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牡馬相手に健闘した新女王

 エリザベス女王杯からのGⅠ連勝を狙ったラキシスは6着。

 仕上がりも良く、初騎乗となったクリスチャン・デムーロ騎手もそつなく乗っていたと思うが、流石にこの相手ではちょっと厳しかった印象。

 また同馬は460キロ前後しか無いとは思えないぐらいに手脚が長く、その背の高さは出走馬中でも群を抜くほど。

 こういう脚の長い馬は中山のような小回りの機動力を要求されるコースは苦手とすることが殆どで、実際ラキシス自身も一瞬の加速力や機動力よりも、息の長い末脚を武器としている馬。

 正直出走16頭中、コース適正は下から数えた方が早い存在だったので、6着という結果は健闘と言っても良いのではないだろうか?

 これならば東京や京都なら牡馬相手でも、充分勝負になるのではないかと思う。


直線の不利が悔やまれる

 京都大賞典、金鯱賞と重賞連勝中だったラストインパクトが7着。

 GⅠ馬が10頭も出走してきたこともあり、実績という点では正直見劣る存在だったが、パドックでは居並ぶ強豪たちに全く引けを取らない姿を見せていたと思う。

 まだまだ良くなりそうな雰囲気は漂わせていたが、それでも現状の範囲の中でしっかりと鍛えられており、それでいてディープ産駒らしい柔らかさを失うことの無い仕上がりは、出走馬中上位のモノだったと思う。

 レースに関しては中山初騎乗となる菱田騎手も、最後の直線まではそつなく乗ったと思う。

 ただ内でロス無く乗ることに拘りすぎた事により進路確保が遅れ、前が塞がり直線半ばまでまともに追うことが出来なかったのは、やはり経験不足に起因するものではないだろうか。

 前が開いてからはかなりの勢いで猛追してきただけに、スムーズだったら勝つまでは厳しいにしても、2~3着は充分有り得たのでは?

 そう感じる人が多数出てもおかしくない、非常に悔いの残る直線となってしまった。


馬体の変化が距離の壁を呼ぶ結果に

 こちらも引退レースだったトーセンラーが8着。

 ラストランではあったが、仕上がりはまずまず良かったと思う。

 ただ以前はディープ産駒らしい全体的にスラッとした体型をしていた同馬だが、ここ2年程はマイル路線を主戦場としてきたことで、以前より全体的に筋肉が付いて低重心となり、マイラーよりの馬体となった。

 今回1番枠という絶好の枠を引き、また武豊騎手も内でロスなく脚を溜めるという理想的な競馬を展開したのにも関わらず、「オッ!?」と思わせる場面が一度も無かったのは、やはり以前より短距離向きにシフトした影響だろう。

 以前の中距離を主戦場としていたトーセンラーなら、もう少しやれたような気がする。


折り合いを欠き暴走してしまった天皇賞馬

 秋3戦目、復活を期した天皇賞馬フェノーメノは10着。

 ここまでの2戦は状態が本物ではなく凡走を繰り返してきた同馬だが、秋3戦目を迎え状態はだいぶ上向いてきていたと思う。

 追い切りの動きも良い時を思い起こさせるものだったし、パドックでも相変わらず背腰に若干の甘さは感じさせたものの、それでもだいぶ良い頃の状態に近づいてきていたように見えた。

 それでも今回やはり凡走してしまったわけだが、その要因は状態ではなくてレース中の出来事にあると思う。

 スタート直後はしっかりと折り合っていたフェノーメノだが、1周目1コーナーから2コーナーに差し掛かるところでペースがグッと落ちた時、折り合いを欠いて掛かってしまった。

 田辺騎手も何とか制御しようと手綱を強めに引くものの、気持ちの乗ってしまったフェノーメノは頭を振って中々言うことを聞かない。

 その折り合いを欠いた状態のまま、馬群は勝負どころの3コーナーに突入。

 この時フェノーメノの後方にいたゴールドシップがロングスパートを開始し、外からフェノーメノに並びかけてくるのだが、その瞬間高ぶっていたフェノーメノの闘争心が沸点に到達し、馬が勝手にラストスパートを開始。

 一気にピッチが速まりエンジン全開の状態となってしまい、完全に制御不能に陥ってしまった。

 こういう状態になるとどうしようも無く、田辺騎手もフェノーメノが他馬に乗りかけようとしたので必死に押さえたりと、もうレースにならない状態。

 最後は地力で10着に粘りこむ事はできたものの、正直不完全燃焼と言うしかないレースになってしまった。


人間側の都合に振り回されたウインバリアシオン

 悲願のGⅠ制覇を狙って参戦したウインバリアシオンは12着。

 金鯱賞で15着に惨敗したことにより「走れる状態に無いのでは?」とのことが上がっていた同馬だが、実際パドックでも良い頃の状態には到底遠い感じで、正直「周って来るだけだろうな」と思ってしまう出来だったと思う。

 元々パドックではそこまで良く見せる馬ではないのは確かなのだが、それにしても良い頃に比べて筋肉が全然付いておらず、また張りも感じられない状態。

 オーナーサイドとしては種牡馬入り際に箔を付ける為にも、多少無理をしてでもGⅠ勝ちを狙ったのだろうが・・・。

 そもそもベストと言える状態ではないとGⅠタイトルなど獲得出来るものではなく、とても走れる状態になかった今回の参戦は、まさに本末転倒と表現するしかない愚かなものだったという感想しかない。

 どうやら来年もウインバリアシオンは現役を続行する予定らしいと聞くが、今回無理をして負ったダメージは相当大きいと推測されるだけに、今後以前の走りを取り戻す可能性はそんなに高くないのではないかと思っている。


立て直し急務なダービー馬

 今年のダービー馬ワンアンドオンリーは13着と大敗。

 皐月賞4着からダービーで巻き返したように広いコース向きで、正直中山適性はそんなに高くない。なので戦前から余程上手く乗らないと厳しいとは思っていた。

 それにしても13着とは負け過ぎの感が強いが、個人的には横山典弘騎手が最後無理をしなかったのが、ここまで悪い着順に繋がったのかなと思う。

 ワンアンドオンリーは今回レース中盤で激しく行きたがった場面があり、そこで結構体力を消耗していた。そして勝負どころの4コーナーでは他馬の加速に付いて行けずに立ち遅れ気味になり、また内外から軽く圧迫されるような場面もあって怯むようなところも見られた。

 この様子をみて鞍上の横山典弘騎手も「ここまで」と悟ったのだろう。坂の部分では既に軽く追う程度で、坂を上りきってからは完全に追うのを止めて、流すだけに切り替えていた。最後まで追っていればもう少し上の着順だったとは思う。

 ただそれでもダービー馬ということを考えれば、この結果はかなり不満の残るものなのは確かで、ここは一度しっかりと立て直して欲しいと思う。

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[ 2014/12/30 23:32 ] レース回顧 | TB(-) | CM(-)


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