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サンダーガルチが種牡馬引退を発表。今後は功労馬として余生を送ることに



 先日アメリカの名馬サンダーガルチの種牡馬引退が、繋養先のアッシュフォードスタッドから発表された。

 1999年にリース種牡馬として日本でも種付けを実施したことがあるサンダーガルチ。

 筆者にとっても縁のある名馬の引退の報だけに、色々と感慨深いものがある。


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アメリカを代表する名馬


 サンダーガルチは父ガルチ、母ラインオブサンダー、母の父ストームバードという血統のアメリカ産の栗毛馬(詳しい血統はこちら)。半弟に日本のダート路線で活躍したバトルラインがおり、意外と日本の競馬とも縁深い血統だ。

 現役時代はアメリカのクラシック路線で大活躍を見せたサンダーガルチ。

 ケンタッキーダービーとベルモントステークスの2冠を制し、その他にもフロリダダービーやトラヴァーズステークスといった重要なGⅠを制した同馬は、アメリカ競馬を代表する名馬の1頭であったことは間違いないと思う。

 残念ながら、名馬シガーとの対決が謳われたGⅠジョッキークラブゴールドカップで5着と敗れた後、骨折が判明し競走馬を引退することとなったサンダーガルチ。

 ただ大きな期待を背負って種牡馬入りしたあとも、初年度産駒からブリーダーズカップ・ディスタフを制したスペインなど、複数のGⅠホースを輩出。

 2年目の産駒からは父と同じようにクラシック2冠を制し、2001年のエクリプス賞年度代表馬に輝いたポイントギヴンを輩出するなど、周囲の期待に応える大活躍を見せたのは流石としか言えないだろう。


 日本でも1999年に1シーズンだけリース種牡馬として来日し、種付けを実施したことがあるのだが、この時種付けし誕生した産駒の中に、筆者が馴致から担当したモンパルナスという名の牝馬がいる。

 この馬は結果として筆者の厩務員生活における最後の担当馬となった訳だが、デビュー時400キロそこそこという小さな身体ながらも、卓越したスピードを発揮。

 2戦目に勝ち上がるとオープンでもそこそこの競馬を展開。非常に怖がりな馬で、ナイター照明で発生する影に怖がって真面目に走れないのにも関わらず、オープンで僅差の3着に来た時には「この仔、結構走るな」と思ったものだ。

 その後は昼間の競馬を求めて(今思うとこの理由も珍しいが・笑)、JRA札幌競馬に挑戦。初戦のダート1000m戦で2着と好走すると、次走は先頃引退した中館英二騎手を背に芝1200mのレースに出走。

 「怖がりだけどスピードはあるので、行くだけ行っちゃって下さい」と告げてレースに送り出すと、その言葉の通りスタートから積極的に飛ばしていった中館騎手とモンパルナス。

 ゲートから戻るバスの中で同僚と「おお!行った行った」と談笑しながらレースを見ていたら、その勢いは衰えるどころか増すばかりで、ゴール坂を通過する時には後続に9馬身もの大差を付けていた。

 まさかここまで圧倒的な強さで勝つとは思っていなかったので、検量室前で馬を出迎えてもポカーンとしていた事を良く覚えている。またウイナーズサークルで口取りしている最中に、調教師を相手に次走騎乗の営業をしていたことを後から聞いて爆笑した事も良い思い出だ。

 その後はJRAに移籍して、翌年のフィリーズレビュー2着や桜花賞5着と活躍したモンパルナス。この世代は3冠牝馬スティルインラブやアドマイヤグルーヴなどを輩出した世代で、ちょっとライバルに恵まれすぎた感もあったが中々の活躍を見せたのではないだろうか。

 自分でも厩務員生活の最後にこれだけの馬に関われた事は幸せだったし、淀短距離Sに同馬が出走した時は現地まで会いに行き、パドックで軽く呼んだら気付いてくれて、その後はずっとこちらを気にしてくれていたことは良い思い出である。

 残念ながら2005年のバーデンバーデンCに出走後、セン痛を発症し命を落としてしまったモンパルナス。もしお母さんとなっていたら、さぞかしスピードに優れた産駒を輩出していただろうだけに、非常に残念でならない。

 筆者にとっても思い入れ深い牝馬の父として、非常に親しみを感じる存在であった名馬サンダーガルチ。

 今までお疲れ様と声を掛けると共に、ファンや関係者に愛されながら末永く幸せな余生を送って欲しいと願っている。

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[ 2015/01/31 07:00 ] 海外競馬 | TB(-) | CM(-)


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