昨年の凱旋門賞で2連覇を達成した後、一旦は現役引退を表明したトレヴ。
しかしその後陣営は引退を撤回し現役続行を表明。凱旋門賞3連覇という偉業に挑戦する為、生まれ故郷のケスネー牧場で休養に入っていた。
そのトレヴが先ほど自厩舎に帰厩。いよいよ凱旋門賞3連覇の偉業に向け始動した。
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今年も日本馬の前に立ちはだかるのか!?
上記の写真を見る限り、さすがにまだまだ緩いと感じさせるトレヴ。特に背中のラインなどは、完全に緩ませたんだろうな~と感じさせるぐらい、だらしなく映る(苦笑)
ただ復帰戦として有力視されているサンクルー大賞(仏GⅠ)は6月28日に開催される予定で、調整期間を約5ヶ月も取れるので、さすがに途中トラブルでも無い限り、仕上げに苦労する事はないだろう。
サンクルー大賞を使った後は、途中ヨークシャーオークス(英GⅠ)やヴェルメイユ賞(仏GⅠ)を使った上で凱旋門賞に登場してくると思われ、加齢による衰えさえなければ今年も日本馬にとって最大のライバルとして立ちはだかる事になりそうだ。
去年は凱旋門賞に到るまでのレースで取りこぼしが続き、多くのメディアに「もう以前の力は望めない」と酷評されていたトレヴ。ところが蓋を開けてみれば完勝と、ここ一番での勝負強さに酷評していたメディアやファンも脱帽するしかなかった。
今年ももしかしたらシーズン序盤は取りこぼしがあるかも知れない。しかし彼女は歴史上数頭しか存在しない、凱旋門賞連覇を成し遂げた稀代の名牝。安易な評価は禁物だろう。
今年で94回目を迎える世界最高峰のレース、凱旋門賞。その歴史の中で3連覇を達成した馬はまだ存在しない。果たしてトレヴが史上初の存在として世界競馬史に歴史を刻む事になるのか?またそれを阻む馬が登場するのか?
願うならばその偉業を阻む存在が日本馬であれば良いと、名牝の始動のニュースを聞きながら思った。
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