カレンブラックヒルは、果たしてG1戴冠に相応しい馬なのだろうか? ~第17回NHKマイルC(G1)馬体診断~


いよいよ明日はG1・NHKマイルCです。

近年は3歳マイル路線の頂点を決めるだけではなく、日本ダービーへの重要なステップレースとしての意味合いも帯びるようになった同レース。キングカメハメハやディープスカイが、このレースをステップにダービー馬の栄冠に輝きましたね。

今年はフルゲート18頭が参戦。
皐月賞からの転戦組が、モンストールとマイネルロブストの2頭しか居ない今回。
人気的にも別路線組が上位を独占しそうですが、果たしてどういう結果となるでしょうか。
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◆第17回 NHKマイルカップ(G1・芝1600m)◆

アルフレード馬体を見る
シンボリクリスエス産駒らしい逞しい馬体。しかし前走時まで見せていたような重苦しさは、今回の写真からは消えていますね。皮膚の薄さも相当なものですし、筋肉の輪郭もくっきりと浮き出た姿。前走からしっかり立て直されていますし、G1で人気を背負うに相応しい仕上がりだと思います。母系にサンデーの血を持っているとはいえ、基本的にパワーが売りの同馬。あとは東京の馬場への適性がどうかということだけでしょう。一瞬の切れには欠けるものの、息の長い末脚を売りにしているだけに、長所を生かす競馬が出来れば充分勝ち負けになると思います。
評価★★★★

オリービン馬体を見る
筋肉質でコンパクトに纏まった馬体の持ち主。まだまだ完成は先でしょうが、現時点でもそれなりの力を発揮できる出来でしょう。一戦ごとに馬体は減っているようですが、写真からはその様な気配は全く窺えません。お腹周りなどもっと絞っても良いのでは?とすら思うほど。ハードに乗られているようですし、当日は良い仕上がりが期待できそうですね。基本筋肉質でパワーを感じさせる馬体だけに、東京への適性にはやや疑問符が付きます。切れよりも持続力というタイプなので、好位から抜け出す競馬がしたいですね。
評価★★★★

カレンブラックヒル馬体を見る
まだまだキコウが全然抜けておらず幼い馬体ですが、素質の高さを充分感じさせる垢抜けた馬体をしていますね。正方形に近いシルエットを持ちトモ高の体型から、マイルから中距離ぐらいがベストの馬でしょう。ダイワメジャー産駒は他のサンデー系種牡馬の仔に比べ、繋ぎが短い馬が多いのですが、同馬は長く柔軟なのが良いですね。これなら東京の高速馬場にも充分対応できるでしょう。ダイワメジャー産駒はこのレースに何頭か出走しますが、同馬が一番適性が高いんじゃないかな。皮膚も薄く筋肉もしっかり隆起していて良い仕上がりを維持しているだけに、G1制覇の可能性は充分有ると思います。
評価★★★★★

シゲルスダチ馬体を見る
芝で活躍したクロフネ産駒というと牝馬ばかりが目立ちますが、同馬は牡馬にしては小さい馬体をしており、その分牡馬特有の骨格から来る鈍重さが薄れ、芝で活躍できているのだと思います。410キロそこそこの小さな馬ですが、全体的に丸みがあり、馬体の小ささを感じさせないのが長所でしょう。葦毛ですが皮膚の薄さも感じられる良い仕上がりです。ただサンデーの血を持たないだけに、高速馬場への適性はやや劣るかも。繋ぎも短く太い馬ですし、高速決着の競馬となると時計面で限界が出そうな気がします。
評価★★

ジャスタウェイ馬体を見る
母系のワイルドアゲインの血も出ているのでしょうか。想像以上にスラッとした馬体の持ち主ですね。正直マイルで走るイメージは、馬体から受けることはできません。繋ぎも脚の長さも標準的ですから、基本は中距離以上で力を発揮するタイプでしょう。もしかしたら陣営はここを叩き台にダービーを目指しているのかも。そう思える馬体の造りですね。仕上がりは良いです。きさらぎ賞時と比べキコウも抜けてきましたし、皮膚の薄さも歴然としたもの。全体的に筋肉を付けて来ていますし、NZTを回避した影響は、少なくとも馬体からは感じられません。あとは東京のマイル戦でどのような競馬ができるか?それだけでしょう。
評価★★★

セイクレットレーヴ馬体を見る
まだまだ幼い馬体ですね。前から後ろに下がって行くような立ち姿をしていますが、この手の馬はゲート内で重心が後ろに掛かりやすく、どうしてもスタートの不安が付いてまわります。仕上がり自体は悪くありません。特に肩の筋肉の付き方は素晴らしいですね。これでトモにも筋肉が付いてくれば、踏ん張りが利くようになり良い馬体になってくるでしょう。東京の適性はどうでしょうか。長く良い脚を使うという意味では東京向きとも言えそうですが、軽いスピードに欠けそうなイメージが有ります。どちらかというと中山や阪神といった、パワーも要求される競馬場の方が結果を出せるタイプでしょう。
評価★★★

ブライトライン馬体を見る
フジキセキらしく筋肉隆々とした逞しい馬体の持ち主。それでいて繋ぎは長く柔軟ですから、高速決着への適性も充分ありそうです。仕上がりは良いですね。アバラも浮き出るぐらい絞り込まれていますし、筋肉の隆起がくっきり見えるくらい皮膚も薄い。目付きがキツくなっているように、テンションの高さだけが不安材料ですが、そこさえクリアできれば好勝負も充分可能でしょう。
評価★★★★

マイネルロブスト馬体を見る
どうやら皐月賞前に撮った写真の様なので、仕上がり具合に関してはコメントしないでおきます。馬体を見ての東京への適性ですが、どちらかといえばパワー型の馬なので、やはり高速馬場ではやや厳しいと思います。理想は中山や阪神の良馬場でしょう。ただ完成度の高い馬なので、その点のアドバンテージを上手く活かせば、掲示板の目も出てきそうではありますね。
評価★★★

マウントシャスタ馬体を見る
ダートで活躍するボレアスの全弟ですが、ガッシリとした馬体の兄と比べると、だいぶ華奢な馬ですね。そういった造りだからこそ、兄とは違い芝で結果が出せているのだと思います。ディープ産駒らしい薄くコンパクトな馬体。繋ぎも長く柔軟なので、高速決着への適性もそれなりにありそうです。ただ多少荒れた馬場のほうが、もしかしたら良いタイプかもしれません。仕上がりは抜群という訳ではありませんが、まずまずといったところ。ここが勝負という訳ではなく、ダービーをも見据えた仕上がりの様な気もしますね。
評価★★★

レオアクティヴ馬体を見る
緩さの目立っていた2歳時と比べると、かなり締まった馬体へと変貌しました。ミスプロ系の競走馬らしく、筋肉質な馬体をしていますね。繋ぎの長さ、柔軟性は標準的。2歳時に京王杯2歳Sを勝っているように、東京への適性は有る馬でしょう。ただ筋肉の柔軟性という点では、サンデー系の馬には一歩譲るかな。切れ味勝負の流れになると分が悪いだけに、持久力勝負の展開に持ち込みたいところです。
評価★★★


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[ 2012/05/05 20:00 ] 馬体診断 | TB(0) | CM(0)
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