スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
◆ブログ移転しました◆
新しいブログ『馬事総論ドットコム』を開設しました。今後はこちらのブログで更新を続けます。
新しいブログのURLはhttp://bajisouron.com/です。
恐れ入りますがお気に入りの変更をお願いします。

スポンサードリンク

follow us in feedly

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

リアルスティールの共同通信杯と、今後の可能性について考えてみた ~2015共同通信杯レース回顧vol.2~



 1戦1勝ながらも共同通信杯を制し、一躍クラシック候補に浮上したリアルスティール。

 まだキャリアが浅い上に、圧倒的1番人気に支持されたドゥラメンテの自滅に近い敗戦により、勝ったリアルスティールの評価も現時点ではまちまちの感は否めない。

 今回の記事ではリアルスティールという馬がどんな馬なのか?共同通信杯のレース振りを振り返りながら適性や将来性などについても考えてみたいと思う。


スポンサードリンク


リアルスティールはどういう競走馬か?

 リアルスティールを語るべきでのポイントを列挙すると以下のようになるだろうか。
  1. 全兄ラングレーとの違い
  2. 共同通信杯での勝因
  3. 適性と将来性
 では項目ごとに考えてみたい。

全兄ラングレーとの違い

 リアルスティールは、今週小倉大賞典に出走する予定のラングレーの全弟だ。

 この兄弟、2頭とも非常に垢抜けた好馬体をしておりデビュー当初からクラシック候補と言われていたのだが、兄のラングレーはデビュー戦を快勝。4戦目のゆりかもめ賞で2勝目を上げるなどそこそこ順調に行ったが、そこでOPの壁にぶつかり足踏み。残念ながらクラシック出走は果たせなかった。

 翻って弟のリアルスティールはデビュー戦を圧勝し、2戦目にあたる共同通信杯も快勝と、奥手の印象すらある兄とは違って早い時期から結果を残せている。この違いは何なのだろうか?

 まあ一言で言えば、現時点での「競走馬としての完成度の違い」という言葉に落ち着くのだが、もう少し詳しく説明するとこの時期の兄と弟の最大の違いは、「体幹がしっかりしていたか否か」に尽きるだろう。

 この2頭、全兄弟だけあって馬体のシルエットは良く似ている。どちらも大型馬で如何にも見栄えのする良血馬だ。

 ただ兄のラングレーは3歳のこの時期、パドックでもっさりとしていた姿を見せていたのに比べ、弟のリアルスティールは背中から腰にかけてのラインがしっかりしており、シャキシャキと元気に歩けている。同時期の2頭のパドック動画を並べて観賞したら、どちらが走りそうか一目瞭然だろう。

 ディープインパクト産駒はちょっと柔らか過ぎるところが有り、その柔らかさが若駒の内は背中の緩さや腰の甘さに繋がる傾向が有るのだが、ラングレーはまさにそういう傾向を見せていたものの、リアルスティールはそれが微塵も見られない。

 これはディープ産駒という括りでも珍しい存在だと思う。現時点での競走馬としての完成度が兄とは段違いなのが、この1点だけでも容易に理解できる。

共同通信杯での勝因

 さて共同通信杯でのリアルスティールの勝因だが、まず1番大事なのはこのレースを勝つに相応しい実力を持っていたという事だろう。

 1番人気、2番人気の馬が期待に応える走りを出来なかった場合、得てして勝った馬が余り評価されない場合が多いが、リアルスティールはパドックでも非常に目立っており、出来だけなら2番人気のアヴニールマルシェと双璧、1番人気のドゥラメンテよりも良かった。

 普通にフラットな視線でパドックを見た場合、当然の如く「争覇圏の1頭だろうな」と判断出来るのがリアルスティールであり、この時点で1戦1勝ながらも3番人気という評価は妥当だったと思う。

 それを踏まえた上でレースを振り返るが、確かにドゥラメンテの早仕掛けに助けられた面はあると思う。

 前記事で述べたように石橋脩騎手のセオリーを無視した強引な早仕掛けにより、残り200m付近で先頭に立ちながら脚が上がってしまったドゥラメンテを差し返す形になったのが、リアルスティールだからだ。

 しかしそういう形に持ち込めたのは、福永祐一騎手の冷静な騎乗振りとリアルスティールの操縦性の高さゆえだろう。特にまだ2戦目にも関わらず、騎手の指示をしっかりと聞く競馬センスの高さには驚いた。

 福永騎手の指示に応え、ゲートを出てから(この時少し外に膨らみ行儀の悪さは見せたが)直ぐに好位置を確保。道中の折り合いはバッチリで、直線に向いても騎手のゴーサインを待つ余裕を見せた。

 リアルスティールは大飛びな兄とは違い、スパート時には結構なピッチ走法で走るのだが、それだけに最高速に達する時間は早いものの、そのスピードを維持出来る区間は短い。

 そういう馬がレベルの高いレースを勝とうとする場合、その一瞬の脚を何処で使うかが重要になる訳で、今回もゴールまでラスト2ハロンの勝負に徹し、失速幅を最小限に抑えながらキッチリと末脚を使いきって見せた。

 だからこそ最後脚が上がってしまい、失速したドゥラメンテを差し返す事が出来たのだろう。この操縦性の高さと競馬センスは、使い方を間違えなければ今後もリアルスティールの競走生活を助ける大きな武器になる筈だ。

適性と将来性

 最後に適性と将来性について述べてみよう。

 まず適性だが、基本万能型の中距離馬だろう。ただパワーよりもスピード、切れに寄っているタイプに映るので、東京や京都の軽い芝の方がより良さが生きるタイプに映る。

 リアルスティールに似たタイプを上げれば、厩舎の先輩であるダービー馬ディープブリランテに似ているかも知れない。ただ現時点ではディープブリランテよりも乗り易そうだが(笑)

 重賞を勝っている時点で将来性について語るのもおかしい気もするが、間違いなくクラシック候補の1頭だと思う。この後はスプリングSを使うらしいが、間違いなく勝ち負けになる筈だ。

 ただ現時点の大物感という点では、レース振りに雄大さを感じさせるドゥラメンテやルージュバックなどには少し劣るかな?世代2~3番手レベルというところだろう。

 今後クラシック制覇を視野に入れる為には、完成度の高さだけではなく馬体の成長は必須に思える。能力の底上げがないと、さすがに勝ち負けまでは望めない。

 クラシックまでに更なる進化を遂げる事が出来るか?期待通りの成長を見せることが出来れば、皐月賞を終えた時点でクラシックの主役に躍り出てても不思議は無い。
◆ブログ移転しました◆
新しいブログ『馬事総論ドットコム』を開設しました。今後はこちらのブログで更新を続けます。
新しいブログのURLはhttp://bajisouron.com/です。
恐れ入りますがお気に入りの変更をお願いします。

スポンサードリンク

follow us in feedly

[ 2015/02/17 12:00 ] 次代のスター候補生たち | TB(-) | CM(-)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。