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アンビシャス、ミュゼエイリアン、アヴニールマルシェ。素質馬たちの巻き返しは有るのか!? ~2015共同通信杯レース回顧vol.3~



 注目を集めた共同通信杯のレース回顧も今回が最後。

 この記事では3着のアンビシャス、4着ミュゼエイリアン、そして2番人気ながら5着と人気を裏切ったアヴニールマルシェについて振り返りたいと思う。


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アヴニールマルシェは距離が伸びてこそ

3着アンビシャス

 仕上がりとしてはちょっと緩かったかな?リアルスティールのぶれのない動きと比べると、一歩ごとに身体の軸がぶれていたように思う。ただこの時期のディープ産駒としては、これが当たり前の姿という感じもあるのだが(苦笑)

 体型的には母系のキングマンボの血が良く出ていて、全体的に程よく厚みのある筋肉質な身体。前走阪神で行われた千両賞を強い勝ち方で制しているように、少しパワーの必要な馬場の方がより良さを発揮できそうな気はする。

 距離はマイルから2000mぐらいが守備範囲か。そこまで胴も詰まっておらず、また脚の長さもそこそこあるので、折り合い次第で距離の融通は結構利くタイプと思う。

 レース自体はスムーズな競馬が出来たと思う。スタート後に多少行きたがるところを見せたが、直ぐに折り合いが付き、その後はリラックスして走れていた。

 直線でも一旦先頭に立つなど見せ場は有ったのだが、上位2頭の末脚の方が完全に勝っていたね。アンビシャスもそんなに止まってはいないのだが、完全に突き放されてしまった。

 最終的には3着と健闘した同馬だが、クラシック路線の一線級と比べると、現状では少々力差が感じられる。

 今後は若葉Sで皐月賞の出走圏を狙うみたいだが、このレースにはアダムスブリッジとポルトドートウィユが出走を予定しており、現状のままでは少々苦しい戦いを強いられるだろう。

 若葉Sまでにもう少し力を付けられるか?それが権利を獲得できるか否かを左右しそうだ。

4着ミュゼエイリアン

 スクリーンヒーロー産駒なので筋肉質なタイプだが、ゴツいまでは行かないので東京でも動けるタイプなのだろう。ただやっぱり軽い切れには欠けるタイプなので、最終的には中山や阪神内回りのようなパワーが必要なコースのほうが向くとは思う。

 距離は中距離以上がベストかな?1800mもこなせるが、もう少しあったほうが良かったかもしれない。

 レース内容についてはほぼベストな競馬が出来ただろう。スタートもしっかり出て、すぐにちょうど良いポジションも取れた。折り合いもしっかり付いていたし、直線追い出すタイミングもほぼベスト。これで4着なんだから、現状では完璧な力負けということ。

 直線ではジリッジリと伸びていたものの、最後は離された様にやはり切れ味勝負では分が悪い。また脚の使える期間もそんなに長くはないようだ。

 次走今回とは違う資質を問われる条件に出てきた時は、改めて評価しなおしたい。

5着アヴニールマルシェ

 正直仕上がりはメンバー中1番だったと思う。それだけにこの結果には驚いた。

 敗因として考えられえるのは以下の2点だと思う。
  1. ポジションが後ろ過ぎた。
  2. 本質的に2000m以上の馬で、この距離は忙しい。
 まず最初のポジションの問題だが、アヴニールマルシェは全体的に身体が柔らか過ぎるところが有り、スタートダッシュがあまり得意ではない。なのでゲートを出たとしてもいつも二の足が利かず、結果としてポジションが後方になってしまう。

 この日もスタートでボコッと出てしまい、また内にいたリアルスティールが外に寄ってきてしまった為、後方からの競馬を強いられた。

 鞍上の北村宏司騎手としてはある程度想定していた事らしく、直ぐに切り替えて前にいたドゥラメンテ・マークの競馬に徹していたが、結果的に前に行った馬が残る競馬になっただけに、展開としては厳しかったと思う。

 次に2番目の距離が短い問題だが、アヴニールマルシェは非常に大柄な馬体をしていて、492キロという馬体重以上に背が高い。そして且つ身体が柔らかいので、結果として一歩一歩の幅が非常に大きくなっている。

 典型的な大飛びストライド走法の馬で、レースを見直してもらえば、道中明らかに他馬よりも完歩が大きいのが分かると思う。如何にも距離が伸びてこそ、良さが出るタイプの馬なのだ。

 そして同馬は勝負どころでゴーサインが出ても、中々ピッチが上がらずスピードが乗ってこない。人間の徒競走でもそうだが、ラストスパートを掛けた時に、大きな完歩のストライド走法のままだと中々スピードは乗らない。完歩を狭くして脚の回転(ピッチ)を速くしないとスムーズに加速出来ないものなのだ。

 今回のレースで見てみれば、勝ったリアルスティールにしろ2着のドゥラメンテにしろ、スパートを掛けた後は明らかにピッチが速くなり、それにともない加速している。ただアヴニールマルシェは中々ピッチが上がらずに、ジリジリと伸びるのがやっとだった。

 これは身体が柔らか過ぎて、且つパワー不足なのが問題だろう。脚の回転を上げるにはある程度パワー(筋肉の強さと言い換えても良い)が必要なのだが、同馬は父から筋肉の柔らかさは受け継いでいるものの、パワーはあまり受け継いでいない。

 なので一歩一歩は大きく伸びるのだが、その長い脚を素早く振り回すパワーには現状欠けている為に、加速に手間取りスピードが乗るのに時間が掛かってしまう。今回のレースでも、坂を上がりきってからはピッチが速まり伸びてきている。

 大体マイルから中距離のレースを勝ち切るためには、一瞬のうちにトップスピードに乗せられる俊敏さが必要だ。いくら最高速はトップクラスでも、その最高速に達するのに時間が掛かるようでは、それまでにレースは終わってしまう。

 アヴニールマルシェも今回ドゥラメンテに次ぐ上がりを記録したように、スピード能力に関しては世代トップクラスのモノを持っているだろう。ただそれを活かす舞台としては、俊敏さを要求されるこの距離は合わない。現状では最低でも2000m以上は欲しいところだ。

 パワーに欠けるところのある馬なので、機動力と急坂を駆け上がるパワーを要求される中山コースも同馬には合わないと思う。個人的には青葉賞からダービーという路線がベストだと思っているが・・・。藤沢師のジャッジに注目したい。

 
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[ 2015/02/18 08:00 ] レース回顧 | TB(-) | CM(-)


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