2010年、2011年のエリザベス女王杯(GⅠ)を連覇し、日本の競馬ファンにもお馴染みの名牝スノーフェアリー。
2013年に持病の屈腱炎を再発し引退。昨年から生まれ故郷のアイルランドで繁殖牝馬として新生活を送っていたが、この程初仔となる父Elusive Pimpernelの牝馬が無事誕生したようだ。
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いつかはその血を日本でも見てみたい
現役時代のオーナーが所有する牧場で、繁殖牝馬として生活しているスノーフェアリー。
先日同じ時期に活躍したブエナビスタが優しいお母さんをしている姿を記事にしたが、同じようにスノーフェアリーもすっかりお母さんとしての姿が板に付いたようだ。
傍らで凛々しい姿を見せているのは、初仔である父Elusive Pimpernelの牝馬。
Elusive Pimpernelという種牡馬はスノーフェアリーと同じ牧場で生産された種牡馬で、オーナーブリーダーであるクリスティーナ・パティーノ女史にすれば自家生産馬同士の夢の配合。さぞかし期待は大きいことだろう。
今年はそのElusive Pimpernelの半兄にあたるPalaviciniを配合する予定ということで、オーナーのロマンを追及した生産はまだまだ続く模様。是非とも素晴らしい子供が生まれて欲しいと願う。
スノーフェアリーといえば、現役時代その国を問わない活躍ぶりに複数の生産者から購入の申し込みが殺到したという。その中には日本の有力牧場からのオファーも有ったと聞くが、オーナーは「牧場由来の大切な血を引く馬だから」と全て断った。
日本の競馬ファンとしてみれば残念な話だったわけだが、彼女は幸いにして牝馬。その子供、もしくは近親を日本に連れてくるチャンスは決して低くは無いだろう。
いつかは彼女の血を受け継ぐ馬が、彼女と同じように日本のターフの上で躍動する姿を見てみたいものである。
※スノーフェアリーの現役時代の詳しいプロフィールはこちら
※父Elusive Pimpernelの牝馬の血統はこちら
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