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天才武豊がレースを支配し、コパノリッキーを連覇へと導く ~2015フェブラリーSレース回顧vol.1~



 史上初となる、同一馬による連覇によって幕を閉じた今年のフェブラリーS。

 勝ち馬コパノリッキーが見せた強さはまごうこと無きものであり、史上初の偉業を達成するに相応しい名馬であったことを示していた。

 終わってみればコパノリッキー一色に染まった今年のフェブラリーS。恒例のレース回顧は当然のことながら、堂々たる主役を務めた勝者から始めてみたいと思う。


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日本を代表する名手2人がレースを支配


 JRA公式ラップ:12.3 - 10.6 - 11.4 - 12.6 - 13.1 - 12.3 - 11.5 - 12.5
 上がり     :4F 49.4 - 3F 36.3

 公式ラップを見て最初に抱いた感想は、「ノリさん(横山典弘騎手)、まんまとやったなぁー(苦笑)」というものだった。

 ラップタイムの中身を見て欲しい。最初の3ハロン通過時の合計タイムは34秒3。これは過去10年の中でも2番目に速い時計で、これだけ見るならGⅠに相応しい、厳しいレースの入りをしたと思ってしまう。

 ところがそこから2ハロンに掛けて、ビックリするほど一気にペースが落ちてしまう。まだ次の区間の12秒6という時計は分からないでもない。過去にも1度だけ、800m-1000m区間で12秒5という時計が刻まれた例があるからだ。

 だが次の区間に刻んだ13秒1という時計は・・・。ダートとはいえ、マイルGⅠでこの時計は有り得ない。当然過去10年のフェブラリーSにおいてこれほど遅いラップが刻まれた事はなく、恐らくGⅠ昇格後では歴史上初めての事ではないだろうか?

 この「歴史的スローペース」を演出したと言える横山典弘騎手。逃げ馬ではない(というか過去に1度も逃げた事はない)アドマイヤロイヤルで逃げの戦法に出たばかりか、前半かなり速いペースで飛ばしたかと思えば、その直後に一気に減速するという騎乗ぶり。

 まさに型に嵌る事のない、今まで様々な名(迷)騎乗を生み出してきた横山典弘騎手らしい天衣無縫な騎乗振りで、この奇策にリズムを崩された人馬も相当数いるのではないだろうか

 結果として12着と敗れた事により、この騎乗振りには賛否両論湧き上がるだろうが、最後の直線でもそれなりに粘り見せ場を作ったのは事実。GⅠという最高峰の舞台で名手たちを手玉に取ったその度胸と手綱捌きには、素直に拍手を送りたい。

1着コパノリッキー

 正直パドックではそんなに目立たなかったかな。もちろん出来自体は悪くなかったのだが、今後のレースの事を考えたのかそこまで攻めた仕上がりではなく、どこか全体的に余裕を感じられる仕上がりに映った。

 ただレースでは強かった。正直これほど強いとは思っておらず、素直に脱帽したというのがレース直後の感想である。

 特に最後の直線残り400m-200m区間で、あれほどの切れる脚を使えるとは思っていなかった。あそこで2番手以下を一気に突き放したのが、勝負を決定付けたといえるだろう。

 個人的には、コパノリッキーという馬はどちらかというと持続的に速い脚を使うタイプだと思っていたので、瞬発力勝負になると分からない部分があると思っていた。

 実際スローからの瞬発力勝負だと日本最強と言われるホッコータルマエには東京大賞典で完敗しており、基本は平均ペース以上での持続力戦でこそ力を発揮できるタイプなのは間違いないと思うのだが・・・。

 要はホッコータルマエ以外なら、たとえ瞬発力勝負でも負けないということなのだろう。こちらの思っている以上に、総合力の高い馬なのかもしれない。

 あと鞍上の武豊騎手も上手くエスコートしていた。スタートはそんなに良くなかったが、包まれると良くないコパノリッキーの特徴をしっかりと理解し先手を主張。

 途中外から横山典弘騎手が迫ってくる事を確認すると、すぐさま同馬を外に導き、内に馬2頭分のスペースを確保。そこにハナを取りきったアドマイヤロイヤルを誘い込むと、すぐさまその外につけて好位2番手という絶好のポジションを確保した。

 ハナを切っているのが横山典弘騎手。そして2番手に付けているのが武豊騎手。この日本を代表する2人の騎手が前にいると、他の騎手は身動きが出来なくなる。

 己以上の技術とレースを読む力を持つ当代屈指の名手が2人も前にいたら、その中に割り込みレースの流れを壊す事など、殆どの日本人騎手は腰が引けてしまい出来ないだろう。

 結果としてベテラン2人がレースの流れを支配するに到った。

 横山騎手としては当然アドマイヤロイヤルで勝機を見出す為にこのような奇策に打って出たのだろうが、残念ながら同馬はその期待に応えるほどの力は持ち合わせていなかった。結果的に武豊騎手とコパノリッキーをサポートするような形になってしまったのは、勝負の綾というものだろう。

 関東の名手が生み出した流れに惑わされないばかりか、見事に利用し結果を残して見せた武豊騎手。

 今年のフェブラリーSはコパノリッキーの強さと共に、武豊騎手がなぜ天才と呼ばれるのか?その理由の一端が垣間見れたレースだったのではないだろうか。

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[ 2015/02/22 21:55 ] レース回顧 | TB(-) | CM(-)


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