もうすぐ3月ということもあり、日本の競馬界でも毎年恒例のドバイ遠征の話題が多くなってきた。
ということでドバイ遠征関連の話題を1つ。昨年の全日本2歳優駿(Jpn1)を制し、ヒヤシンスSでは4着だったディアドムスだが、当初の予定通りUAEダービー出走に向けて調整されることが、24日管理する高橋裕師から発表された。
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今年は日本馬3頭が出走予定
[スポニチ]【3歳次走】ディアドムスはドバイ・UAEダービー参戦の見込み http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2015/02/25/kiji/K20150225009868260.html ヒヤシンスS4着ディアドムス(牡=高橋裕)は招待を受諾しているドバイのUAEダービー(3月28日、メイダン)へ参戦する見込み。「鞍上は引き続き三浦の方向で進めている」と高橋裕師。
ヒヤシンスSで4着に敗れたことにより、ドバイ遠征はどうするのかな?と思っていたディアドムスだが、当初の予定通り遠征するとの事。
たしかに馬券圏内は外したとはいえ、先行勢では唯一の掲示板確保だったし、もう少し距離が有ったほうが良いタイプの馬だけに、勝ったゴールデンバローズは別格としても2着3着とタイム差なしの4着なら健闘したと言えるかも知れない。
ただそんなにスピードが有るタイプとは言えないだけに、ドバイのダートはどうなんだろうとは思う。日本のダートは砂だが、ドバイのダートは土。馬場質が違うだけにやってみないと分からないと言うのが正直なところか。
まあ同じことは同じくUAEダービーに選出されているタップザットや、出走を希望しているゴールデンバローズにも言えるわけだが。
この辺馬場が違いすぎて、馬場に関する適性にある程度確信を持って進められないというのは、日本からの遠征馬にとって1番不利なことかも知れないね。芝に関しては今までの経験上そこまで違わないのは判っているので、自信をもって調整を進められるのだが。
調整に関してもう一つ言えば、この厩舎に海外遠征の経験が全く無いのも懸念材料の一つだろうか。勝手の違う異国の地で馬を仕上げるというのは、想像以上に大変なもの。
一緒に遠征する他厩舎スタッフのサポートはある程度受けられるのだろうが、まるっきり初体験の地で人馬共に大変だろうなとは今から想像できる。上手いこと仕上げられると良いのだが・・・。
いずれにしても、今年のUAEダービーは上手く行けば日本馬は3頭出走することになりそうだ。このレースはその時点での完成度の違いを特に問われ易いレースになる為、日本馬にとってもっとも厳しいレースの1つな訳だが・・・。
果たしてフラムドパシオンの時のような好走が出来るのか注目したい。
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