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怯まず最内を抜けてくる姿に、あの名牝の姿がダブったヌーヴォレコルト ~2015中山記念レース回顧~



 3強対決に沸いた昨日の中山記念。

 雨が降る中、なかなか見ごたえのあるレースが展開された訳だが、上位馬たちのレース振りについて簡単に振り返ってみたい。


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思っていた以上に馬場状態が悪化


 JRA公式ラップ:13.1-12.2-12.2-12.3-12.1-12.3-12.2-11.7-12.2
 上がり     :4F 48.4 - 3F 36.1


 それなりに強い雨が降っていて、重に近い稍重だったことを考えると平均的なペースで流れたと思う。

 レースの上がりが36秒1、上がり最速がヌーヴォレコルト、ステファノスの35秒6ということを考えると、馬場は結構緩かったのであろう。良馬場で切れ味身上のイスラボニータには辛い馬場だったのではなかろうか。

 位置取り的には好位から中団にポジションを取った馬が上位を独占。波乱は無く、ほぼ力通りに決着したレースだったと思う。

1着ヌーヴォレコルト

 週中に記事にもしたが、休み明けでもしっかりと仕上がっていたと思う。ただ昨年のローズSでは「これで上積みあるのかな?」と思うぐらいカリッカリの仕上げだったが、今回はそれ程ではなく多少の余裕も感じられた。

 この辺は1つ年を重ねて馬がどっしりしてきた事もあるだろうし、厩舎も考えていた分もあるのだろう。次走以降上向く要素もしっかりと残した、理想的な仕上げだったのではないだろうか。

 レースでは内ラチ沿い3番手という絶好のポジションから、直線最内を抜けてくるという理想的な競馬をしたヌーヴォレコルトだが、鞍上の岩田騎手がレース後2箇所で過怠金を受けたように、厳しい場面もあった。

 ただどちらもそこで引いたら勝てないというギリギリの判断を迫られる場面で、引く訳には行かないという岩田騎手の判断は良く理解できる。また直線ロゴタイプと接触する場面があったが、これはロゴタイプの方が内に寄せてきたから発生した訳で、岩田騎手だけ制裁を受けるのはフェアじゃないだろう。真っ直ぐ走らせなかったC・デムーロ騎手にも過怠金を課すべきだった。

 そしてそのような厳しい場面に直面しても、まったく怯むところを見せなかったヌーヴォレコルトの精神面の強さこそ、賞賛されるべきだろう。乗り手の指示に忠実で、狭いところでも躊躇無く突っ込みモノともしない根性は牝馬離れしており、かの名牝ジェンティルドンナのJCに姿を思い出した。

 岩田騎手の好リードが有り、また渋った馬場も向いたとはいえ新旧皐月賞馬2頭を破ったヌーヴォレコルト。やはりハープスターを破った実力は伊達ではない。

 今後はヴィクトリアマイルから宝塚記念というローテを予定されているらしいが、今から牡馬の強豪たちとの激突が楽しみでならない。

2着ロゴタイプ

 前走の根岸Sのレース回顧で「素晴らしい出来だった」と述べたロゴタイプだが、今回もその出来をしっかりと維持しており、パドックの印象度ではメンバー中1番だったと思う。

 特にトモの張りと飛節の伸びが素晴らしかった。皐月賞を完勝した時の、絶好調なロゴタイプがようやく帰ってきたと思う。

 レースでは2番手を追走し、4コーナー早め先頭から押し切りを計ったロゴタイプだが、最後の最後で内からヌーヴォレコルトに差されてしまった。

 個人的には鞍上のC・デムーロ騎手はほぼ完璧に乗ったと思うが、強いて言うならもう少し早く内を閉めるべきだったか。ただこれはレース展開の綾な面もあるので、閉めていたらどうなってたか?確かな事は言えないのだが。

 あと予想よりも馬場が緩んだのも、同馬にとって良くなかったかも知れない。多少水を含んだ程度ならこなす馬だろうが、一瞬の切れを身上とするだけに持久力を試される馬場になると、最後伸びが止まってしまう。

 今回も最後脚が上がったところを、ジリジリと伸びてきたヌーヴォレコルトに差された感があるだけに、渋った馬場に泣かされた面は大きいのではないだろうか。

 ただいずれにしても今回の好走で完全復調を印象付けたロゴタイプ。この出来をしっかりと維持できていく限り、次走以降何処に出てきても無視する事は出来ないだろう。

3着ステファノス

 休み明けだが馬体重は増減なし。見た目も緩いところは感じさせず、飛節の伸びも良かった。しっかりと仕上がっていたと思う。

 レースでは中団から。レース後シュタルケ騎手は「イスラボニータをマークしていた」とコメントしていたが、位置取りやレース中のアクションを見る限り、確かにその通りだったと思う。そしてそのせいで多少仕掛けが遅れた面もあるだろう。

 ただ早いうちからヌーヴォレコルトやロゴタイプに目標を切り替えられていたとしても、差は詰まったかも知れないが、交わすところまで接近するのは少々厳しかったのではないだろうか。

 ディープインパクト産駒だけに一瞬の切れはある程度備えているものの、本質的には長く脚を使うタイプの馬であるステファノス。基本的に機動力を要求される中山は合っていない印象で、東京や阪神外回りこそベストの馬だろう。

 3歳時の皐月賞でも勝負が決した後に突っ込んできていたように、機動力と切れを要求される中山はやはり合わない。今回も上手く乗っていたとしても着順の逆転は厳しく、馬場代わりで大きく狙いたい馬だと思う。

4着マイネルフロスト

 3歳時は緩さが目立ったマイネルフロストだが、古馬になってだいぶしっかりしてきたように思う。これでもう少し背中に力が付いてしっかりと踏み込めるようになれば、いよいよ競走馬として完成だろう。

 道中は有力馬を見る形。向こう正面辺りで多少行きたがる面は見せたが、直ぐに落ち着きそれ程結果に影響は及ぼさなかったと思う。

 直線ではジリジリと伸びるも1・2着馬には離され、ステファノスには交わされ4着。ブラックタイド産駒らしく大飛びで、それほど鋭い脚を使えるタイプでもないだけに、まあこの辺は仕方がないかな。

 それでも上手く乗れば一線級相手でもそれなりに競馬出来る力は示しており、今後条件次第では再度の重賞制覇のチャンスは大いにあると思われる。

5着イスラボニータ

 週中の記事で「イスラボニータにしては動きが物足りない」と述べたが、やはりパドックの印象も同じような感じだった。

 イスラボニータの他馬とは異なる最大の特徴は「大きく柔らかく動ける」だが、良い時のイスラボニータと比べると前肢の捌きも後肢の伸びもこじんまりとしていた。

 特に後肢に関しては、「腰が甘い」と勘違いさせるほど大きく後ろに蹴る馬が、この日はそこまで伸びず。この1点だけでも良い時に比べて仕上がりに甘さが有ったのは否めないと思う。

 5着という結果に関しては、先に述べた仕上がりの甘さに加えて、雨が降って緩くなった馬場が走りに影響を及ぼしたのは間違いない。

 ノメるような場面こそなかったが、蛯名騎手がゴーサインを出してからも重心が下がらず、本来見せるような前肢をピンと伸ばすフットワークが見られず、バランスを崩さないように慎重に走ってた様に見えた。この様に馬が気を使っている状態では、本来の末脚は発揮できないだろう。

 また「大きく柔らかく動ける」ということは、反面硬さがないということなので、この様に緩い馬場状態の時は逆にマイナス要素になる。ある程度の硬さは強さ=パワーを得る為に必要だからだ。

 そういう材料を考慮すれば、イスラボニータの今回の結果も腑に落ちると言うもの。一部では既に早熟説が出回ってるみたいだが、条件が変わればきっと巻き返してくるはずだ。

 まだまだ見限るのは早い。そう断言しておきたい。

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[ 2015/03/02 12:10 ] レース回顧 | TB(-) | CM(-)


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