世界各地で今月末に行われるドバイWCデーに向けて、出走を予定している有力馬たちが前哨戦を戦っている。
3月1日、香港では今年から国際G1レースに認定された香港古馬3冠シリーズの第2戦、香港ゴールドカップ(芝2000m)が行われた。
このレースに登場したのが、ドバイ・シーマクラシック(首G1)に出走を予定している香港最強馬デザインズオンローム。
1番人気に支持された同馬は、その人気に応え同レースを完勝。ドバイ・シーマクラシックの有力馬の1頭に名乗りを上げた。
スポンサードリンク
日本馬にとって最強のライバルとなるか
香港の競馬は基本前半がスローになり易いのだが、その流れの中で後方2番手を追走し、4コーナーで大外を回して直線突き抜けてしまう。力差がないと出来ない芸当だろう。本当に強いね。
デザインズオンロームはこれでG1級競走は5勝目、昨年の香港カップ(香G1)から続く連勝も3となった。昨シーズンの香港年度代表馬だが、ここに来て更に力を付けているものと言えるだろう。
この後はドバイ・シーマクラシック遠征を予定しており、日本馬にとって手強いライバルになることは間違いない。アメリカのメインシークエンスと並び、最強のライバルと言えるのではないだろうか。
ただ基本後ろから競馬するタイプの馬なので、付け入る隙もあるだろう。また末脚比べだったら、ハープスターの方に軍配が上がりそうな気がする。
いずれにしても着々と有力馬が揃ってきた感があるドバイ・シーマクラシック。先日はフランスで同レースに出走を予定しているフリントシャーも、今季初戦のAW戦を終えたそうだ。
果たしてどれだけのメンバーが揃い、どれだけのレースを見せてくれるのか?そしてハープスターやワンアンドオンリーは期待に応える走りを見せてくれるのか?
3月28日が今から楽しみである。
※デザインズオンロームの詳しいプロフィールはこちら※香港ゴールドカップの公式結果はこちら
◆ブログ移転しました◆
新しいブログ『馬事総論ドットコム』を開設しました。今後はこちらのブログで更新を続けます。
新しいブログのURLはhttp://bajisouron.com/です。
恐れ入りますがお気に入りの変更をお願いします。
スポンサードリンク