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雨と展開が有力馬の明暗を分ける結果に そしてブチコの敗因は? ~2015チューリップ賞レース回顧~



  あいにくの雨の中行われた桜花賞トライアル、「第22回 チューリップ賞(G3)」。

 唯一関東からの参戦となったココロノアイが、雨馬場を諸共せずに鋭く伸びて快勝。関東馬有利の桜花賞路線に、また1頭関東所属の有力馬が誕生する結果となった。


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トライアルらしからぬ先行馬に厳しい流れに


 JRA公式ラップ:12.5 - 11.2 - 12.2 - 12.6 - 12.9 - 12.2 - 11.5 - 12.6
 上がり     :4F 49.2 - 3F 36.3


 重馬場発表だが、ほぼ不良馬場だったと思って問題ないだろう。良馬場より3秒ぐらいは時計の掛かる馬場だったと思う。

 前半4F48秒5、後半4F49秒2ということで数字の上ではやや前傾気味のラップ構成となったが、実際には数字以上に先行馬にとって厳しい流れとなったようだ。

 先行勢で上位に残ったのは3着レッツゴードンキのみ。その他の先行勢は軒並み2桁着順に沈んでいる。直線入り口で最後方近くにいたアンドリエッテが直線だけで2着に浮上した結果を見ても、如何に前に行った馬にとって厳しい競馬だったかが窺い知れるだろう。

 それだけに後でも述べるが、レッツゴードンキの3着という結果は数字以上に高く評価したい。

1着ココロノアイ

 ステイゴールド牝馬というと、1つ上の世代の活躍馬レッドリヴェールのように小柄で線の細いイメージを持ってしまいがちだが、ココロノアイは背はそんなに高くないものの幅は有って、線の細さは全く感じさせない。

 デインヒル肌にステイゴールドという配合の活躍場といえばフェノーメノだが、フェノーメノも確かにステゴ産駒にしてはガッシリした馬体をしている。デインヒルの血が濃い馬は幅のある馬体に出易い面があるが、ココロノアイも良い意味で母父の血が出ているのではないだろうか。

 レース自体は完勝だったといって良いだろう。雨の影響でだいぶ馬場が悪くなっていたが、全く苦にするような面は見せなかった。道悪は相当上手いと思って間違いない。

 良馬場でも世代トップクラスの能力の持ち主であることは今までの戦歴で明らかなだけに、今後はどんな条件でも信頼できる万能型の馬として活躍していくのではなかろうか。課題だった折り合いも進展が見られたし、春二冠でも有力な存在として目が離せないと思う。

2着アンドリエッテ

 馬体重の割りには背が高く、これからもっと馬体重が増えて成長していきそうな馬に見える。距離は伸びても問題無さそうだ。

 正直道悪自体はそんなにプラスになるとは思わない。直線あれだけ弾けたのは、先行馬に厳しい展開と直線まで無駄に動かず力を溜め込んだ川田騎手の好判断の賜物だと思う。

 当然良馬場のほうが末の切れは増すと思うが、逆に馬場が良くなると前も止まらなくなるだけに総合的に見ると良いと言えるかは微妙かな。もう少し前で競馬出来るように体力が付けば、断然良馬場の方が良さそうだけど。

 これで本番の権利は得た訳だが、基本これから身が入っていく馬に思えるだけに、本番ではちょっと厳しいだろう。本領を発揮するのは秋以降な気もする。

3着レッツゴードンキ

 ソコソコ出来てたとは思うが、休み明けという事で全体的に少し緩かったかもしれない。キングカメハメハ産駒らしく前肢の捌きが少し硬い馬なので、道悪自体は問題なかったと思う。

 レース序盤に思い切って逃げの手に出たわけだが、騎乗した岩田騎手は「ペースが落ち着いたところで思い切って行った」とコメントしていた。ところがこれがトンだ勘違いで、岩田騎手が一気に先頭に立った区間は同レースで1番ペースが速かった区間なのだ。

 公式のラップはこの200m-400m区間を11秒2と計測しているが、岩田騎手がゴーサインを出した時、レッツゴードンキと逃げていたウインソワレとの差は3馬身ほどは有っただろう。これを一気に追い抜いたのだから、この区間レッツゴードンキは10秒6前後の脚を使っている筈だ。

 これは馬場状態を考えると完全なオーバーペースと言って良い。これに付いていったブチコや他の馬たちが、総じて後方に沈んだ事からも相当厳しい流れであった事は間違いないだろう。

 これだけの脚をレース序盤に使っていて最後まで粘っているのだから、これは逆にレッツゴードンキの発揮したパフォーマンスを褒めなければならないだろう。少なくとも勝ち馬と同等の、もしかしたら勝ち馬以上のパフォーマンスを見せたのではなかろうか。

 この競馬は本番でも間違いなく生きる筈だ。桜花賞では重い印を打ちたい。

4着ロカ

 相変わらず胴長でトモの緩い造り。ハービンジャー産駒は柔らかいのだが思ったほどパワーに欠けるところがあり、ロカはその典型ではないだろうか。

 こういう馬は直線平坦だと最後まで伸びてこれるのだが、坂があったりすると余力が有ってもそこで伸びが止まってしまうところがある。ロカもそういう面があって、阪神JFの時も坂で伸びが止まってしまったし、今回も同じように止まってしまった様に思う。トモがパンとして力が付かない限り、阪神は今後も鬼門になるのではないだろうか?

 今回賞金を加算できなかった事で、桜花賞挑戦の可能性はほぼ消滅しただろう。今後はオークスを目標に進めることになるだろうが、距離延長と東京コースは同馬にとってプラスになると思う。

 フローラSに出てきたら、改めて評価しなおしたい。

6着コンテッサトゥーレ

 コンパクトだがバランスが良く、如何にもディープインパクト牝馬という感じのコンテッサトゥーレだが、それだけに馬場に泣いた面は大きいと思う。基本切れに特化したディープインパクト産駒は、重馬場で大きくパフォーマンスを下げる傾向にあるからだ。

 実際道中は何度もノメっていた。それでも最後まで競馬を諦めずにジリジリと伸び続けた根性は大したものだ。良馬場ならきっと結果は変わっていた筈で、ルメール騎手に乗り変わるであろう本番では、改めて見直しが必要だと思う。

11着クルミナル

 出来はマズマズだったと思う。少なくともエルフィンSを完勝した時と同じような出来には有っただろう。

 敗因は完全に馬場だと思う。元々デビュー前はかなり気難しい馬だと評判になっていた馬だけに、この走りにくい馬場に直線の入り口の時点で完全にやる気を失くしていた。

 ほぼ不良といっても良い重馬場にやる気を失くしただけなので、この一戦はノーカウントで良いと思う。良馬場なら巻き返しは必至だろう。ただ気難しいところが有る馬で精神的なダメージを受けた可能性は否定出来ないだけに、次戦は精神面に注意して買いたい。

14着ブチコ

 仕上がりは悪くなかったと思う。力を出し切れる出来だったのは間違いないだろう。

 雨が降って馬場が悪化した時は「天がブチコに味方したか?」と思ったんだけどね。まさかあれほど先行馬に厳しい流れになるとは。芝での能力差もあったかも知れないが、敗因の大部分は厳しい展開に尽きると思う。

 これで芝路線はスッパリと諦めてダートに転向するらしいと聞いた。ダートでの素質的には姉のユキチャンを上回る可能性を感じさせるだけに、恐らく次戦になると思われる関東オークスでは大きな期待を持てそう。

 タレント不足の牝馬ダートグレード路線の救世主になれる器だけに、今後も頑張って欲しいところだ。

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[ 2015/03/08 16:00 ] レース回顧 | TB(-) | CM(-)


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