あの馬がもしダービーに出走していたら・・・。


2012NHKマイルC

NHKマイルCを圧勝し、ダービーに出走するのか注目されていたカレンブラックヒルですが、どうやらダービーは回避し、秋競馬に備えてお休みに入るようですね。
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●馬本位で考える鈴木オーナー

カレンブラックヒルの馬主、鈴木隆司オーナーのアドバイザー(ブレーン?)を務めている須田鷹雄氏が、昨日ご自身のブログにおいて、カレンブラックヒルのダービー回避について発表しました。

それによると、もともとレース前からダービーに出走させるつもりは、殆ど無かったとのこと。レース後のオーナーの発言は幾つかの紙面に載っていましたが、確かに歯切れが悪かったですね。

鈴木オーナーは以前から馬本位に考えられる優しい方と聞いていましたが、今回の件もそうですし、カレンチャンに対する接し方等を見ても、本当に馬が好きなんだろうなと感じられます。

こういった馬を愛する方が、苦労の末に栄冠を勝ち取られる・・・。今日の鈴木オーナーの躍進は、他の個人馬主の方たちにとっても励みになる素晴らしい出来事でなかったかと思いますね。


●カレンブラックヒルはダービーでも好走できたか?

ここからは『もしも』の話になりますが、もしカレンブラックヒルがダービーに出走していたら、好走できたのかどうかを考えて見たいと思います。こういう『if(もしも)』って結構好きなんですよね(笑)

まず第一にダービーに出走したとして上積みは見込めるかについて。

元々同馬はNHKマイルCを目標に調整を積み重ねてきました。平田調教師の頭の中には、当然ダービーもチラついていたでしょうが、まずはNHKマイルCに良い状態で出走し勝つことが大目標。当然のことながら同レースに向けて、全力で同馬を仕上げます。そのことは馬体重を見ても一目瞭然。今年1月のデビュー戦は474キロの馬体重で出走して来ましたが、4戦目のNHKマイルCは、それから14キロ減の460キロまで減っています。これを見ても、同レースにおけるカレンブラックヒルの仕上げは、連戦の余地を残さないモノであったことが窺えますね。

第二に、府中の2400mという距離をこなせるのかどうかについて。

基本的には、同馬はマイルから2000mぐらいまでが守備範囲だと思っています。同馬に対しては、お父さんのダイワメジャーと同じ様なイメージを持って頂ければ、皆さんピンと来るのではないでしょうか。ただ3歳のこの時期ならば、府中の2400mも克服可能では?と思っています。

古馬のレースのように、『この距離が得意!』という馬ばかりが出走してきたレースとなると、その馬の持つ距離適性というものは結果にシビアに影響してきます。ただ3歳のこの時期はどの馬もまだ適性距離がハッキリしておらず、殆どの馬が多かれ少なかれ距離に対する不安を抱えています。

となると、レースの流れも緩みが生じやすくなるのは当然。過去にはマイラーでも、ダービーでの好走例が有ります(例:スマイルジャックなど)。NHKマイルCでは逃げて勝ちましたが、NZTでは好位から抜け出す競馬で快勝しているように、元々は自在性の有る脚質の持ち主です。競馬センスの非常に高い馬ですし、一気の距離延長でもしっかりと折り合う競馬が出来るのではないかと思います。

第三に、相手関係。

正直、皐月賞組は強いです。そしてこれに別路線で結果を出してきた馬たちも加わります。
個人的に、NHkマイルCはそれ程メンバーレベルの高いレースでは無かったという印象なので、カレンブラックヒルにとってはNHkマイルC以上に厳しいレースになったことは間違いないでしょう。

初めての距離でこの強力メンバー・・・。能力的にはこのメンバー相手でもトップクラスの実力の持ち主ですが、色々とハンデを背負っているので、中々厳しいような気がしますね。逆にそれを克服して勝ちでもしたら、歴史的名馬の可能性も出てくるかもしれませんが。


●結論は?

さて結論ですが、個人的には『掲示板は有るかも知れないが勝ち負けまでは厳しい』という考えになりました。万全の状態でダービーに挑めるなら『もしや・・・』という気もしますが、やはり100%の仕上げは望み辛いと思うんですよね。まあ、もしかしたらそれをも覆すような超一流馬かも知れませんけど(苦笑)

近年の日本競馬は、昔に比べて競走馬同士の能力差が少なくなってきていると感じています。昔は多少ハンデが有っても、能力差で圧倒するといったレースが多かったですが、近年はそういうレースはあまり見かけなくなりました。血統レベルの向上、調教技術の進歩などで、その馬の素質が上手く引き出される事例が増えたことが、そういったハイレベルの均衡状態を生んでいるのだと思います。

ですので、ちょっとしたことでレース結果がコロコロ変わる事例も増えました。枠順や馬場差など、馬の能力以外の要素がレース結果に大きな影響を与える様になりましたが、これも一つの証左でしょう。他に昔に比べたら連勝する馬も少なくなりましたし・・・。

現在の競馬はそういう状況なので、他馬に対して幾つかのハンデを背負っているカレンブラックヒルは、能力は認めても好走する可能性は低いのではないかなぁ~・・・と。

・・・ま、あくまで妄想ですけどね(苦笑)


●楽しみは秋までお預け

そんな妄想を抱かせるほど、魅力的な存在となったカレンブラックヒル。
気になる今後ですが、秋はマイルに拘り過ぎること無く、中距離路線も視野に入れてローテを組んでいくそうです。一介のマイラーではないでしょうから古馬相手でも充分やれるでしょう。楽しみですね。

秋は恐らく毎日王冠から始動かな?もしかしたらウチのレッドデイヴィスとも戦うことになるかも。

さすがの私も愛馬の方が可愛いので、その時は手加減して下さいね?カレンブラックヒル(笑)


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[ 2012/05/09 10:00 ] 競馬雑談 | TB(0) | CM(2)
良き選択
ダービー回避は良い選択
秋に期待しましょう。
[ 2012/05/09 21:32 ] [ 編集 ]
逍遥さん
はじめまして。

そうですね。
使い減りする馬ですし、ダービー回避は良い選択だったと思います。
スケールの大きい馬ですし、秋は頑張って欲しいですね。
[ 2012/05/12 23:43 ] [ 編集 ]
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