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ジェンティルドンナの勝因と、ミッドサマーフェアの敗因。  ~第73回オークス(G1)レース回顧~


2012オークス@ジェンティルドンナ

『こんなに強かったとは・・・』
ジェンティルドンナの圧巻のパフォーマンスを目にした人は、みな同じ想いを抱いたのではないか。

彼女が2着ヴィルシーナに付けた5馬身という着差は、オークスでは1980年ケイキロク以来となる大きな着差。実に30年以上にわたりこれだけの着差を記録する馬は存在しなかったわけで、この事実だけでも同馬の傑出振りが良く分かると思う。

桜花賞前は混戦を謳われていた牝馬クラシック戦線。
終わってみれば圧倒的な強さを誇る2冠牝馬誕生という、予想外の展開となった。

果たして秋には、アパパネ以来史上4頭目の3冠牝馬誕生となるのか?
この秋のジェンティルドンナの走りを、今から楽しみに待ちたいと思う。
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■各馬短評■

1着○ジェンティルドンナ
強い馬なのは分かっていたが、ここまで強いとは思わなかった。展開が嵌った面は有るにしろ、この時期の3歳牝馬が2400mを2分23秒6で走りきり、後続に5馬身差を付けるとは・・・。戦前は2強対決だと思っていたが、実際は1強だったと訂正せざるをえない強さだった。距離が心配された同馬だったが、折り合い等は全く問題なかった。鞍上の川田騎手も流れが速かったことは分かっていたのだろう。道中は全く動かずにジッとしていた。仕掛けも4コーナーの出口まで我慢。それが最後の爆発力に繋がったのだと思う。同馬の上がりは出走馬中最速の34秒2。2番目に速い上がりを記録したのがハナズゴールで35秒2。実に1秒もの違いが出ている。これだけを見ても同馬の非凡な能力を窺い知ることが出来る。この馬は追わせるタイプの馬で、岩田騎手や川田騎手のような豪腕タイプの騎手が合っているようだ。現時点では秋はどちらの騎手が跨るか分からないが、馬体を見る限りまだまだ成長の余地を多く残している。無事に夏を越すことが出来れば、牝馬3冠達成の瞬間を目撃する可能性はかなり高いと思われる。

2着◎ヴィルシーナ
好位から競馬をすると思っていたが、予想に反して中団からの競馬に。レース後の内田騎手のコメントを見ると、『ペースが速くなりそうだったので控えた』との事。瞬時にこういう判断を的確に下せるのが、一流騎手という事だろう。内田騎手は流石だと感じた。しかしヴィルシーナ自身の道中の手応えはイマイチだった。考えてみれば同馬は今まで馬群で揉まれる競馬を経験したことが無い。それに普段からメンコも着用している。どうやら精神的に敏感なところが有るのだろう。経験したことの無い競馬となってしまい、馬が戸惑いながら走っていたようだ。それでも直線を向くと手応えに反して伸びてきた同馬。普通ならあのまま馬群に沈むパターンの競馬だったのだから、あそこから盛り返してきた同馬も充分強いと思う。今回は相手が悪かったと言うことだろう。また距離は若干長かったかもしれない。秋の秋華賞は2000m。同馬の巻き返しを期待したい。

3着△アイスフォーリス
好枠を利して上手く流れに乗った競馬だった。松岡騎手は好騎乗だったと褒められて良いと思う。直線外に進路を取ろうとして前が塞がったが、あそこで瞬時に内に切り替えた判断も良かった。あの判断の速さが、3着という結果に結びついたのだと思う。馬の力を十二分に引き出した好騎乗だった。

4着☆アイムユアーズ
このレースは先行馬にとっては厳しいレースとなり、逃げ・好位勢は全滅に近い結果に終わったのだが、唯一同馬だけが僅差の4着と粘り健闘した。距離の不安が囁かれていた同馬に騎乗しながらも、勇気を持って先行させたウイリアムス騎手の勇気は賞賛されて叱るべきだろうし、何より決して向いていないこの距離でここまで頑張った同馬の頑張りは大したものだと思う。血統を見ても馬体を見ても、どう見てもマイルが適距離の同馬。秋以降適距離のレースでは相当な活躍が期待できるのではないかと思われる。

5着 サンキューアスク
ブービー人気で5着の好走。人馬共に褒められても良いのではないだろうか。このレースは北村騎手の思い切りの良さが目立った。スタートをそっと出すと、すぐさま内ラチ沿いのポジションを取りに行く。この行動で外枠の不利を一気に帳消しにして見せた。その後は内ラチぞいをピッタリと廻るロスの無い競馬。コーナーワークを利用して徐々にポジションを上げていったのも見事だった。直線でも外に出さずに馬群を割る事を選択。これら好判断があったからこそ、5着と健闘することが出来たのだろう。馬の力をフルに発揮させた好騎乗だったと思われる。

7着☆ハナズゴール
NHKマイルCから中一週だったが状態は良かった。レースはいつも通り後ろから。折り合いが懸念されたが、行きたがる仕草も見せずにスムーズだった。直線ではジェンティルドンナの直後から追い出しを開始し、残り1ハロンまでは勝ち馬と同じような素晴らしい脚を見せる。しかし残り1ハロンを過ぎた辺りで脚が止まり、最後は7着に終わってしまった。最後の脚の止まり方はやはり距離だと思う。同馬にとってはさすがに2400mは長すぎた印象だ。ベストはマイルぐらいだろう。しかし途中までの脚色は素晴らしかった。やはり非凡な能力の持ち主。秋以降も同馬の活躍を楽しみにしたい。

9着☆メイショウスザンナ
まずまずのスタートから道中は中団後方で競馬したわけだが、特に大きな不利も無くスムーズに競馬が出来ていたと思う。しかし直線では目立った伸びを見せることが出来ず。パッタリ止まったというわけでは無さそうで、結果として力が足りなかったと言うことではなかろうか。同馬の最大の武器は競馬センスである。今までは立ち回りの上手さで上位に顔を出していたが、小細工の効かない広いコースだと絶対的な能力の高さがモノを言う。器用さを武器にする同馬にとっては、今回は辛い舞台設定だったということだろう。

13着△ミッドサマーフェア
レース前からそんな気はしていたが、1番人気に推されるも全く動くことが出来なかった。道中は中団から。1コーナーから2コーナーにかけて多少行きたがる面を見せたが、引っ掛かると言うほどではなかった。直線では一瞬伸びかけるものの、すぐに脚が上がってしまい馬群に沈んでしまう。敗因はただ一つ、馬に余力が残っていなかったと言うことだろう。同馬は昨年10月にデビュー以来、ここまで特に休みを挟まずに走り続けてきた。今年だけでもオークスを入れて既に6走目。高いレベルでこれだけ使われて、尚且つ余力の残っている馬はそうそう存在しない。それに追い切りもやりすぎた。同馬は直前の追い切りで48秒8という好時計をマークしているが、これはオークスに出走するような馬が出す時計では無い。しかも時計の中身を見れば、2ハロン目と3ハロン目が異常に速く、最後の1ハロンは失速する内容。これでは馬に疲れが残ってしまう。しかも前日土曜には1ハロンだけとは言え坂路で12秒1の時計も計時している。これでは厩舎側の調整ミスと言われても仕方が無いのではなかろうか。同馬自身はたとえ条件が合わなかったとしても、これほど負ける馬ではない。こんな馬では無いだけに、このレースは度外視して次走以降の巻き返しを期待したいところだ。


■感想■

最初にも書いたが、ジェンティルドンナがこれほど強いとは思わなかった。
もちろん勝ち負けになる存在と思ってはいたが、傑出した存在だとは露ほど思わず・・・。つくづく馬というのは分からないものだと痛感する(苦笑)

この勝利により、ジェンティルドンナは同世代の牝馬の中で一枚二枚抜けた存在となった。これからの興味は今後どれだけ強くなるか、そして牝馬3冠を達成できるかの変わっていくだろう。

個人的には今後も成長も見込むと、3冠達成の可能性は非常に高いのではないかと思っている。馬体診断時にも述べたが、同馬はまだまだ幼さが残っており成長途上の状態。それだけに今後更に強くなる可能性がかなり有る。ぶっちゃけ相当な名馬に育つ可能性も秘めているだろう。

勿論他馬も成長するだろうが、成長したとしてもジェンティルドンナを負かす可能性を秘めている馬は、現時点では正直見当たらず・・・。このまま行けば秋には同世代牝馬に敵無しの状態になるのではなかろうか。それだけに誤魔化しの利き易い小回りというネックは有るものの、秋華賞で3冠を達成する可能性はかなり高いと思われるのだが・・・。

いずれにせよ今から秋が非常に楽しみ。
ジェンティルドンナには、怪我無く順調に夏を越してほしいと思う。


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[ 2012/05/21 10:00 ] レース回顧 | TB(0) | CM(0)
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