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血のチカラを思い知らされたレース・・・~第30回中山牝馬ステークス~


2012中山牝馬S 


●レース展開●

全馬揃ったスタート。

各馬出方を窺う中、先手を主張したのは何とレディアルバローザ。予想外の逃げの手に出て、先頭で1コーナーに飛び込んでいく。2番手には外から掛かり気味にホエールキャプチャ。少し離れてマイネイサベルとダンスファンタジアが続き、その後にカルマートとドナウブルー。中団にアプリコットフィズが続き、その後ろにアカンサス・エオリアンハーブ。その直後にブロードストリート・アニメイトバイオ。後方からコスモネモシン・イタリアンレッド・オールザットジャズといった隊列となった。

前半1000m通過は61秒5。逃げ馬不在ということもありスローな流れとなる。各馬も固まって進み折り合いに専念する流れ。3コーナーから4コーナーにかけて徐々にペースが上がり、馬群はひと塊のまま最後の直線へ突入した。

軽快に逃げるレディアルバローザ。
それを外からホエールキャプチャが追い掛けるものの、逆に二の脚を使われて突き放されてしまう。
そしてその他好位勢も、軒並み悪い馬場に脚を捕られたのか、逃げるレディアルバローザを追い掛ける脚が無い。

変わりに中団から上がってきたのがエオリアンハーブ。
そして後方からオールザットジャズも鋭い追い込みを見せる。

しかしマイペースの逃げに持ち込んだレディアルバローザには、まだまだ余裕があった。

結局急坂を駆け上がっても末脚衰えること無かったレディアルバローザが、猛追するオールザットジャズを半馬身抑えてゴール板を通過。昨年に続き、中山牝馬ステークス連覇を達成した。


●各馬短評●

1着 レディアルバローザ (福永祐一騎乗、笹田和秀厩舎)
予想外の逃げの手に打って出た同馬。結果的にこの判断が、同レース連覇という好結果を呼び込んだと言える。また父がキングカメハメハということで、重馬場に適性が有ったことも好走要因の一つとして挙げてよいだろう。今回は恵まれた面も有ったため、この好走をもって即復活したとは言い辛い。次走の内容も注視したいところだ。

2着 オールザットジャズ (藤岡佑介騎乗、角居勝彦厩舎)
後方から見事な末脚を見せ2着。こういう馬場だと、極端な競馬の方が結果が出たりするものだが、それにしても見事な末脚だった。大外を廻したりせず、上手く馬群を縫うようにして進出した鞍上の好騎乗だろう。連勝の勢いは伊達ではないことを見せ付けた同馬。これに軽さをプラスすることが出来れば、大きなタイトルも視界に入ってくるに違いない。

3着 エオリアンハーブ (木幡初広騎乗、宗像義忠厩舎)
中団から馬群を縫うようにして差してきた。オープンに上がってからは、自慢の差し脚も中々通用しないレースが続いていたが、馬場が渋り時計が掛かるようになったことで、切れの差を埋めることが出来た。同馬も父キングカメハメハ。やはりこういうレースでは血統がモノを言うのを、同馬の走りで改めて実感した。

4着 マイネイサベル (松岡正海騎乗、水野貴広厩舎)
元々左回りに比べると右回りは今一つの馬だが、内ラチ沿いをピッタリと廻っての4着。こういう馬場も得意ではないだろうし、この着順は鞍上の好騎乗がもたらしたものだろう。

5着 ホエールキャプチャ (横山典弘騎乗、田中清隆厩舎)
休み明け、大外枠を考えれば良く頑張っているのでは。道中は出していったせいか、やや係り気味に先行していたのもあり、最後は脚が上がってしまった。元々少し溜めを効かした方が良いタイプだけに、今回のレースは叩き台として考えた方がいいだろう。次走ではキッチリ変わってくると思われる。

6着 コスモネモシン (丹内祐次騎乗、清水英克厩舎)
大外から追い込む競馬を見せたが6着まで。さすがにこの馬場で外々を廻ってはきつかったか。それでも大崩れはして無いだけに、次走はキッチリと巻き返してくるだろう。

8着 アカンサス (内田博幸騎乗、畠山吉宏厩舎)
中団から競馬をしたが、とにかく折り合いを欠いていた。鞍上も折り合いを付ける事に専念せざるを得なかったために、位置取りがどんどん悪くなる悪循環。一度は後方まで下がってしまったが、それでも直線では巻き返してきたように、スムーズだったらと悔やまれる内容。勿体無い競馬であった。

11着 ドナウブルー (C・デムーロ騎乗、石坂正厩舎)
初輸送も有っただろうが、主要な敗因はこの重い馬場だろう。華奢なタイプで軽い馬場でこその同馬。これだけ悪化した馬場では、持ち味は到底発揮できない。

14着 イタリアンレッド (三浦皇成騎乗、石坂正厩舎)
こちらも後方のまま全く見せ話。血統的には道悪もこなせるのだが、この内容をみるとやはり道悪は駄目なのか。全く参考外の一戦となってしまった。


●総括・感想●

今開催の中山は雨に祟られている。
開催前半4日間を終えて、良馬場で行われた日は一つも無し。
良馬場ばかりの競馬も困ったものだが、ここまで雨続きもまた困ったものだ。

そんな雨の影響が色濃く残る中、行われた今回のレース。
ふと上位入線馬の血統を良く観察してみれば、一つの事実が浮かび上がってくることに気が付く筈だ。

・・・そう。
掲示板に乗った馬の中に、ただ1頭もサンデー系種牡馬の産駒がいないことに。

これは持論だが、主に道悪の巧緻は父から受け継ぐモノと考えている。
古くから『繋ぎの立った馬』、『爪の立った馬』は道悪巧者である言われているが、主にこういった特徴は父方から受け継ぐモノだからだ。勿論母方の影響を受ける場合もある。しかし父方から影響を受ける割合に比べると、ごくごく僅かなものだろう。だから道悪巧者かどうか見分ける時、自分はまず父親に注目するのだ。

今回上位入線した馬を見てみると、1着馬と3着馬の父親がキングカメハメハであることに気付く。同馬の産駒に道悪巧者が多いことは有名だが、これは繋ぎの角度が立ち気味で、また繋ぎの幅が標準より太めだから。こういった繋ぎを持つ馬は、水を含んだ緩い馬場でもしっかりと地面を掴める為、パワーをロスせず前に進むことが出来る。

また2着馬の父で有るタニノギムレッドは、パワーを良く伝えるロベルト系の種牡馬。こういった馬場は当然のことながら非力な馬よりもパワーが有る馬が走る為、同馬の産駒であるオールザットジャズが好走しても、まるで驚けない。

反面サンデー系種牡馬の産駒は、こういった馬場では力が発揮できない場合が多い。
今回、サンデー系種牡馬の産駒で最先着を果たしたのはコスモネモシンだが、同馬の父はサンデー系種牡馬の中では道悪が得意な方であるゼンノロブロイ。そのロブロイの産駒である同馬をしても6着がやっとなのだから、他のサンデー系種牡馬の産駒たちの結果は・・・ご覧の通りだ。

日本競馬界で猛威を振るう、サンデーサイレンスの子孫たち。
昨年の日本ダービーでは、出走馬全てにサンデーサイレンスの血が含まれていたことがニュースになったが、そのサンデーの血を引くエリートたちも、こういった不利な馬場ではまるで力を発揮できなくなってしまう・・・。

『本当に競馬とは、血統とは面白いものだ。』
雨の多い日々にややウンザリしながらも、ふとそんな事を思うレース後であった。

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[ 2012/03/12 21:00 ] レース回顧 | TB(0) | CM(0)
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