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三冠馬クラキンコ1年ぶりの勝利。ホッカイドウ競馬の申し子が復活の狼煙を上げる





2010年にホッカイドウ競馬三冠を成し遂げた牝馬クラキンコ。

父クラキングオー、母クラシャトルというこれ以上無いほどのマイナーな血を持つ同馬が、距離幅実に1400mという、JRA三冠レース以上に距離適性を問われる3レース全てを制した快挙は、普段ホッカイドウ競馬を観ない競馬ファンにも良く知られている。
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2010年にホッカイドウ三冠を達成し、そして迎えた昨年。シーズン開幕当初は重賞を連勝し、『今年もクラキンコが主役か』と思われるほどだったが、そこから急に勝てない日々が続くことになる。

チグハグなレース運びが目立ち、三冠を達成した時のような躍動感溢れる走りが見られなくなったクラキンコ。体調が良くないというよりも、何か精神的にやる気を感じさせないその姿に、『もしかしたら走る気が無くなってしまったのか?』と私は感じていた。

父のクラキングオーは晩成の名馬だった。しかし母のクラシャトルはワカオライデンの血を色濃く受け継いでいて、早熟の天才少女として2~3歳時に大きな輝きを放つも、古馬になってからはイマイチだった。クラキンコは母譲りの栗毛の馬体を持ち、性格・距離適性も母親にソックリ。この事実がまた彼女が燃え尽きてしまったのではないかという懸念を、より一層大きなものにしていた・・・。

そして迎えた今年、クラキンコは5歳となった。シーズン緒戦は、ホッカイドウ競馬開幕後直ぐに行われた重賞コスモバルク記念。ここでクラキンコは、父クラキングオーに道営記念のタイトルをもたらした名手・五十嵐冬樹騎手と初コンビを組むことになる。

多くのファンを持つクラキンコは3番人気に支持される。しかしこれは馬券云々よりも、復活して欲しいと言うファンの願いがこもった数字だった。だがレースでは果敢に先行するも、直線馬群に飲まれて5着・・・。

『やっぱり駄目なのか・・・』
思うように伸びきれないクラキンコの姿に、私はそう思うしかなかった。

しかし陣営は諦めていなかった。

『クラキンコの本当の姿はこんなものじゃない』
その思いで、日々クラキンコの調整に必死に取り組んだ厩舎スタッフたち。開場したばかりの坂路コースも調整に組み入れ、クラキンコの泣き所であった最後の粘り腰、トモの甘さを改善させるべく、懸命の調整が重ねられた。

その努力が実を結んだのだろうか。昨夜の星雲賞のパドック。そこにはトモをしっかりと踏み込み、キビキビと歩くクラキンコの姿が・・・。

『これならば、もしや・・・』
その姿に、私は微かな期待を抱いた。

星雲賞のゲートが開く。好スタートを切ると、果敢に逃げの手に出るクラキンコ。有力各馬はそのクラキンコをマークするように、しっかりと手綱を絞り直後に控える。

気分良く悠々と先頭を駆けるクラキンコ。五十嵐騎手は必要以上に抑える事をせず、馬の気持ちを第一に気分良く走らせる事を優先。その効果か、レース後半クラキンコの走りは快調さを増していく。

4コーナー、有力各馬の手綱は激しく動き、クラキンコへの追撃を開始する。しかし五十嵐騎手の手綱は微動だにしない。クラキンコの走りは軽やかだ。

最後の直線、人気のショウリダバンザイ、ジョーモルデューがクラキンコに襲い掛かる。それを受けて激しく動き出す五十嵐騎手の身体。いざ、クラキンコへゴーサインが送られた。

いつもであれば、ここからの伸びが物足りないのがクラキンコなのだが、この日は違った。身体をグイっと沈め、しなやかな身体を大きく使うその姿は、さながら獲物に照準を合わせた獣の様。

残り100m、クラキンコにムチが一発、二発と飛ぶ。それを受け、もう一度脚を使い、追い縋る馬たちを突き放すクラキンコ。他馬を圧倒するような、力強い走りを見せる彼女に追いつける馬は、この日の門別競馬場には存在しなかった。

昨年の同レース以来、1年ぶりに勝利の栄冠を手にしたクラキンコ。レース後、場内には大きな拍手と歓声が沸き起こったと言う。

そう、皆待ち望んでいたのだ。

ホッカイドウ競馬が誇る名牝が復活を遂げるその日を。ホッカイドウ競馬の申し子が、ウィナーズサークルに帰ってくるその瞬間を。。。

待望の復活を遂げた名牝クラキンコ。しかし彼女の旅路は、まだまだこれからも続いていく。いつか母として牧場に帰るその日まで、彼女が眩い輝きを放つ存在であり続ける事を期待したい。


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