前代未聞の会見拒否!? 日本競馬のイメージを地に堕とした堀宣行調教師の愚行


堀師@公式会見拒否
★この時は笑顔だったのだが・・・★

安田記念後に発生した、堀宣行調教師の公式記者会見拒否が物議を醸している。

明確に義務付けられてはいないものの、いわば勝者のマナーの一つとして、今まで当たり前のように行われていたレース後の公式記者会見。

関係者・競馬ファン共に行われるのが当たり前のように考えていただけに、今回の堀師の行動には驚かされたというのが正直な感想だ。
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●そもそも何故拒否したのか

そもそも堀宣行調教師は、何故公式記者会見を拒否したのだろうか?今回会見を拒否した理由を、堀師はJRAを通じてこう釈明している。

『人前で話すことが不得手で、話しているうちに頭が真っ白になり、自分が何を言っているか分からなくなる。それに情報発信は助手が対応しているので私が出る必要はない』

もっともらしい釈明では有るが、以前からJRAの表彰式や今回のレース以外の公式記者会見には出席し発言しているので、この説明には正直説得力があまりない。そもそも以前の会見では、インタビュアーに話を振られても普通に返答していたので、師が極度の上がり症とは到底思えないのだが・・・?

この理由にはマスコミからも不審の声が上がっていたようだが、それも当然だと思う。個人的には、堀師にハッキリとした理由を聞いてみたいと思っている。


●トラブルの多いと噂の堀師・・・

新進気鋭の調教師として近年台頭してきた堀調教師だが、一方で気難しくトラブルの多い人物という噂も良く聞こえてきている。

大のマスコミ嫌いとして知られている堀師。その対応がとことん徹底していて、今までほぼ全ての取材を拒否し続けており、G1レース前の共同記者会見には同厩舎の橋本調教助手が出席し応えるのが恒例となっている程だ。私などはいつも取材に対応している橋本助手の姿を見て、『この人が堀調教師なんだ』と暫く思い込んでいたほどである(苦笑)

そして厩舎スタッフとのトラブルの話も良く聞く。元々美浦の若手調教師には競馬の知識は豊富なのだが頭でっかちな人が多く、理屈で人を動かそうとしてベテランのスタッフと揉めてしまう人が多い。その中でも堀調教師は特にスタッフへの要求が厳しいらしく、厩舎スタッフと揉めることが良くあると以前後輩の厩務員から聞いたことがある。

そういう人なので、いつもスタッフとの関係はピリピリしているらしいのだが、その緊張が頂点に達し爆発したのが昨年の夏だった。なんと堀厩舎に所属する助手・厩務員全員が、『堀師にはついていけない』と退職届を出す騒動に発展したのだ。

この前代未聞の騒動に、一時は『調教師不適格として免許剥奪もあるのでは!?』という噂も流れたらしいが、結局のところ堀師がスタッフに頭を下げて詫びを入れたことにより、とりあえず最悪の事態は免れた。

競馬サークルというのは狭い世界なので色々とトラブルは付き物なのだが、さすがにここまで酷い話は聞いたことが無く、これは堀師の人間性が疑われても仕方がないと思う。


●普段批判しないマスコミが、堀師を攻撃し始めた理由。

今回一番驚いたのは、普段関係者の批判をまず行わない競馬マスコミが、今回は一斉に批判記事を掲載したことである。通常競馬マスコミが関係者の批判記事を掲載することは、日本においては殆ど無いと言ってもいい。これはそういう記事を掲載すると、関係者サイドからクレームが来て取材拒否となってしまうためだ。

本来ならばそんなクレームは恐れず、批判すべきところは批判するのがマスメディアの役目だと思うが、関係者に対する取材により紙面が成り立っているスポーツ新聞や競馬雑誌の記者は、万が一取材拒否されたら記事が作れなくなってしまう。その為に批判記事を作ることに及び腰になり、今では競馬マスコミは関係者の広報と化してしまっているのが現状だ。

そんな競馬マスコミが、今回は一斉に堀師批判に走ったのだから驚いた。元々取材拒否されているのだから、今更取材拒否されても関係ない(苦笑)という裏事情もありそうだが、一番の理由はおそらくJRAが堀師批判にゴーサインを出したからではないかと思っている。

今回、堀師は一旦は会見に出ると了承しておきながら、結局会見場には姿を現さずにドタキャンした。この日の安田記念には海外からも多くのマスコミが来日しており、彼らも堀師の会見を待ちわびていた訳だが、見事に肩透かしを食らってしまったわけである。

この事実を彼ら海外のマスコミがどう報じるか?少し想像を働かせれば分かるだろう。『日本の調教師は記者会見すら出来ない未熟な人物で、JRAはその未熟な人物に免許を与えるばかりか、その統率も出来ていない』と報じられるのである。いわば世界中に日本競馬の恥を晒す結果となったのだ。

JRAの面目は丸つぶれである。広報部の公式コメントで『今回の事態は遺憾であり、悔しい』とまで表現するあたり、JRAは相当怒り狂っていると思われ、今後堀師がどうなるか逆に心配になってしまうぐらいだ(苦笑)

これほど怒っているJRAから、今後堀師にどういう処分が下るか・・・。これはある意味注目である。


●決して許されない堀師の姿勢

今回の堀師の態度には賛否両論出るかもしれないが、個人的には決して許される態度ではないと思っている。競馬関係者の中には馬のことだけを考えていれば良いという人が今でも少なくないが、そういう職人気質が賛美される時代は当に終わってしまったのだ。

この情報過多の時代。多くの人々に注目を浴び競馬界を好転させようと思ったら、関係者一人一人が当事者としての自覚を持って身を律し、広く世間に競馬の魅力をアピールせねばならない。黙って良い馬を育て上げれば良いんだという意見も有るだろうが、そういう意識でひっそりと頑張っていても、結局は注目を集めることが出来ずにその努力は埋もれてしまうのが現代なのである。

競馬界は今まさに下り坂にある。このままでは日本競馬は暗黒時代に突入し、そう容易には立ち上がれなくなるだろう。今ここで踏み止まらなければいけないのだ。G1レースの公式記者会見というのはやはり注目を集める。今回のように世界中から取材に来ることも多い。いわば世間一般に対しての絶好のアピールの場であり、ここで競馬の魅力をアピールしなくて、どうやって競馬を支持する層を増やすことが出来るであろうか?この事を良く分かっていない関係者が多すぎると私は感じる。

今回、堀師は会見拒否することにより競馬のイメージを上げるどころか下げてしまった。各スポーツ紙のみならず、一般の新聞や大手ポータルサイトにまで掲載される始末である。この記事を読んで競馬を知らない人はどう思うだろうか?関係者の一人として恥ずかしいし、堪えようの無い怒りが込み上げて来るばかりだ。


●第二、第三の堀師が現れる可能性も

今回は堀師が注目を浴びたわけだが、この件は何も彼だけが糾弾されれば良い件では無い。競馬関係者の中には一般常識に欠ける人物が多く存在し、このような事件が再び起こる可能性はかなり大きいのだ。

今の時代、情報の伝わり方はツイッターやフェイスブックといったソーシャルメディアを介すことで驚くほど速くなった。ちょっとした出来事が、文字通り一瞬の内に世界中に広まってしまう時代なのである。そういう時代になり、ちょっとしたマナー違反がきっかけで『炎上』と呼ばれる騒ぎに発展し、遂にはその人や会社といった存在を引っくり返すような事態に陥ることも増えてきた。

いわば『相互監視社会』へと突入しつつあるわけだが、そういう時代に前時代的な競馬村特有の考え方でいることがどんなに危険なことであるか。それに気付いている関係者は殆どいないだろう。このままでは第二・第三の堀師が出てきてもおかしくないと思っている。それにより、競馬のイメージは地に堕ちて行ってしまうのだろうか・・・。


●競馬人気復活の為に、全ての競馬関係者が身を律せ!

最近、競馬ファンの間から『競馬がつまらなくなった』という声を良く聞く。その理由を聞けば、大体が競馬関係者の姿勢に由来するものばかりだ。競馬人気の凋落は不景気のせいではなく関係者の姿勢にあるという事実が、ファンたちに素直な声に現れている。

逆に言えば、競馬関係者が身を律し真摯に競馬に取り組めば、競馬から一時離れている競馬ファンを呼び戻すことが出来るという事を、そのファンの声は教えてくれている。

競馬は素晴らしいスポーツであり文化である。その素晴らしい競馬に以前の輝きを取り戻すために、全ての競馬関係者は自らをしっかりと見つめ直し、改めて前に進む努力をして欲しいと願っている。


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[ 2012/06/04 23:37 ] 競馬雑談 | TB(0) | CM(0)
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