トーセンパワフルとラウンドワールドは、共にクラシックを望める器だ





先週の土曜日。阪神競馬場で行われた今年最初の新馬戦に、2頭の評判馬が出走してきた。角居勝彦厩舎のトーセンパワフルと、松田博資厩舎のラウンドワールドである。

共にロジユニヴァースとドリームパスポートという、クラシックで活躍した兄を持つ2頭。果たして兄たちのようにクラシックへの夢を抱く資格は有るのかどうか?その走りが大いに注目されたが、2頭ともクラシックを夢見るに不足のない走りを見せてくれた。私はそう思っている。
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●競馬センスが良いトーセンパワフル

トーセンパワフルの走りを見てまず思ったのは、『非常に競馬センスの良い馬だな』ということ。ゲートを出てから好位にスッと取り付いたのもそうだが、道中のリラックスした走りや、ゴーサインを出されてからの鋭い反応など、まるで古馬のようなレース運びを見せていた。

また身体の使い方も非常に上手く、直線で四肢を一杯に伸ばし、リズミカルに坂を駆け上がってくる姿は惚れ惚れするほどの美しさだった。馬の持った素質も当然あるだろうが、何よりも角居厩舎の教育が素晴らしかったのだろう。500キロ超の馬格を持つ馬を、2歳のこの時期にここまで仕上げてくる手腕は、さすが世界の角居厩舎だと言うしかない。まさに日本一に相応しい厩舎だと思う。

皆さんが気になるのは同馬の将来性だろう。さすがに兄のようにG1を勝てるかと問われると現時点では答えに困るが、少なくとも重賞級の器を持っていることは間違いないと思う。馬体そのものは兄よりも恵まれているので、今後トラブル無く順調に調整を重ね、キャリアを積んで行く事が出来れば、後々は兄を超える可能性もあるかも知れない。


●荒削りなラウンドワールド

勝ったトーセンパワフルは競馬センスの良さを感じさせる走りを見せていたが、逆にまだまだ荒削りな幼い走りが目に付いたのが、3着に入線したラウンドワールドだ。

向こう正面で前の馬に寄られて位置取りが悪くなったのも有るが、道中はフワフワした走りで中々ハミを取らず、何度も岩田騎手に気合を付けられていた。

勝負どころでゴーサインが出ても相変わらず頭を上げっぱなしで、まるでエンジンが掛からない走り。結局真面目に走ったのは直線だけだと思うが、それで上がり3F32秒9の脚を使うのだから、直線で見せた瞬発力は相当なものだと思う。

トーセンパワフルと比べれば大人と子供というぐらい完成度が違ったが、素質だけでこれだけの走りを見せたのはある意味脅威。結果は3着だったが、ラウンドワールドが見せた走りは充分クラシックを望めるもので、今後の成長が非常に楽しみだ。

兄が果たせなかったクラシック制覇の夢。その夢を弟が見事果たしてくれるかどうか。兄弟の悲願の行方を見守りたい。


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