人馬一体となって勝ち取ったダービー馬の称号





6月8日。名古屋競馬場で行われたダービーウィーク最終戦、『第42回 東海ダービー(SP1)』。

ここは名古屋・笠松という東海地区所属の馬たちのみならず、北陸の金沢、中国の福山の所属馬たちも顔を揃え、各地区の誇りを賭ける形となるという、地方競馬ファン注目の一戦となった。
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●移籍により素質が開花したマイネルセグメント

このレースを制したのは、JRAから移籍したマイネルセグメントだった。クラブ法人の馬としてデビューするも、JRA時代は二桁着順が続き全く芽が出なかった同馬。しかし3戦でJRAに見切りを付けられ笠松に移籍すると、移籍2戦目で待望の初勝利を飾る。

その勝利で同馬の素質が開花したのか、その後は順調に勝ち星を重ねるマイネルセグメント。昨年末にはライデンリーダー記念を制し、重賞初制覇を達成。一気に笠松の頂点に立った。

同馬は今年に入ってからも堅実な走りを続け、新緑賞では重賞2勝目を飾る。前走駿蹄賞では移籍後初めて掲示板を外してしまったが、これまでの実績を評価され、ここでは4番人気に支持されていた。


●長所を十二分に引き出した今井騎手の好騎乗

レースを決めたのは、同馬の長所を良く心得ていた今井貴大騎手の好騎乗だろう。レース序盤は中団に位置していたマイネルセグメント。しかしペースが緩んだ1周目スタンド前で、一気に3番手の外までポジションを押し上げている。

切れる脚は無いが、息の長いしぶとい末脚を武器にしている同馬。最後の直線では3頭での叩き合いを見事制したわけだが、同馬の長所を良く心得た今井騎手が、あそこで3番手まで押し上げていなかったら、恐らく掲示板がやっとであっただろう。あそこで動いて勝ちに行ったからこそ、ダービー馬の称号を手に入れることが出来た。

まさに人馬一体となったからこそ手に入れることが出来た栄冠・・・。そう断言できるほどの名騎乗だったと思う。


●東海地区での覇権争いはまだまだ続く

今回のレース結果を見ても分かるように、東海地区の馬たちの力量差はごく僅かで、レースごとに勝ち馬が変わるような状況となっている。今回敗れてしまったアウヤンテプイや、マーメイドジャンプといった面々も、次走以降はきっと巻き返してくるだろう。東海地区は今まさに群雄割拠の状況だ。

過去には数々の名馬を輩出してきた東海地区も、近年は不景気の影響をモロに受け、どちらかというと低迷している。全国区の名馬も、近年は思うように輩出できていない。こういった状況から巻き返すには、やはりレースの質を高めていくしかないだろう。その点3歳馬たちの激しい争いは、東海地区浮上への一つの起爆剤に成り得るはずだ。

東海地区の競馬を再度盛り上げる為にも、東海ダービーを戦った馬たちの更なる成長を期待したい。


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[ 2012/06/09 19:01 ] 地方競馬 | TB(0) | CM(0)
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