世代最強と噂された実力馬が、高らかに復活を宣言! 三冠最終戦ベルモントS(G1)はユニオンラグスが制す





日本時間10日早朝。アメリカはニューヨーク州ベルモントパーク競馬場で行われた、アメリカ牡馬三冠最終戦『第144回ベルモントステークス(G1)』。

レース直前に二冠馬アイルハヴアナザーが回避するというアクシデントがあったが、同馬を除く11頭がベルモントパークに集結。最後の一冠を手中に収めるべく、ダート2400mという過酷な長丁場に挑んだ。
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●実力馬が復活の勝利

このレースを見事制したのは、道中5番手追走から、直線逃げ粘るペインターPaynterをゴール寸前で交わしたユニオンラグスUnion Ragsだった。

ユニオンラグスは2歳時に、一度はケンタッキーダービー最有力馬と噂された強豪。デビューから3連勝でG1シャンパンSを快勝すると、続くブリーダーズカップ・ジュヴェナイルではハンセンに頭差の2着と好走。3歳緒戦のファウンテンオブユースS(G2)では2着に4馬身差を付けて快勝するなど、将来を嘱望された。

その後ケンタッキーダービーの前哨戦フロリダダービー(G1)を3着し、臨んだケンタッキーダービー(G1)本番。ボーディーマイスターに次ぐ2番人気に推されたユニオンラグスだったが、ここで最後方から競馬をしてしまい7着と敗れてしまう。

この結果を受けてプリークネスS(G1)は回避し、三冠最終戦のベルモントSに全力投球することとなったユニオンラグス。今回の勝利は実力馬復活を高らかに宣言すると共に、最終戦ベルモントSに賭けた陣営の見識の正しさを証明する勝利となった。


●世代の頂点を決める戦い

今回の勝利で、アイルハヴアナザー亡き後のアメリカ3歳世代トップに返り咲いたユニオンラグス。今後はケンタッキーダービー、プリークネスSでアイルハヴアナザーの2着と涙を呑んできたボーディーマイスターと、世代の頂点をかけての争いが待っていることだろう。

今後のことはまだ陣営から発表されていないが、今までのアメリカトップホースの進んだ道から考えれば、恐らくミッドサマーダービーと称される、トラヴァーズステークス(G1)に向うことになるだろう。そこには恐らくボーディーマイスターも出てくるはず。今から8月のサラトガ決戦が楽しみでならない。


●アイルハヴアナザーの引退式

ベルモントSの一時間ほど前、無念の引退となってしまったアイルハヴアナザーの引退式が、ベルモントパーク競馬場で行われたそうだ。競馬ファンにも、そして関係者にとっても、非常に残念な幕引きとなってしまった訳だが、ファンの暖かい声援によって送り出せたことは良かったと思う。

これから彼が戦うことになる戦場も、現役時代にヒケを取らないほど厳しい場所だが、彼には逆境にも負けずに頑張ってほしいと思う。それはこの日ベルモントパークに足を運んだ競馬ファンも、皆そう思っていることだろう。

アイルハヴアナザーの今後が大きな祝福に包まれている事を、私は心から願っている。


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[ 2012/06/11 12:00 ] 海外競馬 | TB(0) | CM(0)
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