マイネルラヴ急死・・・。強烈な光を放ったあのスプリンターズSを、私は絶対に忘れない


マイネルラヴ


最近は悲しい報せが多い気がする・・・。

1998年のスプリンターズS(G1)を制し、種牡馬としても多くの産駒をターフに送り出していたマイネルラヴ。そのマイネルラヴが9日、繋養先のビックレッドファームで亡くなった。享年17歳。

前日まで種付けをこなし元気に暮らしていたマイネルラヴだったが、9日の午前4時ごろ、放牧地で立てなくなり倒れているマイネルラヴをスタッフが発見。スタッフ総出で何とか立たせ回復させようと試みたが、まったく立ち上がることが出来ず徐々に弱っていくマイネルラヴ・・・。

これ以上苦しませるよりは・・・という苦渋の決断の末、彼に安楽死の処置が取られたという。私にも経験があるが、つい数秒前まで命あったサラブレッドが、一本の注射で天に旅立つのを見守るのは辛い。マイネルラヴの旅立ちに立ち会った関係者には、何と言葉を掛けてよいか・・・。ただただ、同馬の冥福を祈るのみだ。
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●日本競馬の黄金期を駆け抜けたマイネルラヴ

マイネルラヴが活躍した時期は、日本競馬にとって黄金時代と言って良い時代だったと思う。マイネルラヴの同期には凱旋門賞2着馬のエルコンドルパサーを始め、グラスワンダー、スペシャルウィーク、セイウンスカイ、キングヘイロー、エアジハード、アグネスワールドといった選りすぐりの名馬が存在していた。

またマイネルラヴが主戦場としたスプリント・マイル路線には、タイキシャトルやシーキングザパールといった、こちらも世界を相手にしてもヒケを取らない名馬が存在しており、これらを相手に互角以上に戦い、遂にはG1を制したマイネルラヴはもっと評価されるべき存在だと思う。


●強烈なインパクトを残したスプリンターズS

同馬の競走生活のハイライトは、何と言ってもタイキシャトルを破った1998年のスプリンターズSだろう。この年にフランスのG1ジャックルマロワ賞を制し、名実共に世界有数のマイラーに輝いていたタイキシャトル。帰国緒戦となったマイルCSも5馬身差の圧勝で制し、ここが引退レースだった。

日本が誇る世界的競走馬のラストラン。だれもが有終の美を飾る事を望んでいたが、それを見事に打ち砕いたのが、若き日の吉田豊をその背に乗せたマイネルラヴだった。

勝ち逃げは許さないとばかりに、タイキシャトルに向って襲い掛かっていくマイネルラヴと吉田豊。最後の直線、王者に対し真っ向勝負を挑み壮絶な叩き合いを演じる。タイキシャトルも必死に抵抗するが、若きコンビの勝負への執念は王者のプライドを見事捻じ伏せた。

外から猛烈な追い込みを見せるシーキングザパールをも振り切り、見事先頭でゴール板を駆け抜けたマイネルラヴ。結局G1勝利はこの一戦のみだったが、数を問題としない強烈な光を放ったのが、このスプリンターズSだったと思っている。


●彼はいつまでもファンの心の中に生き続ける

その後現役を引退し、ビックレッドファームで種牡馬入りしたマイネルラヴ。良血ということもあり繁殖牝馬にも恵まれ、ここまで種牡馬として順調な歩みを見せていた。

いまだG1タイトルを獲得した産駒はいないものの、重賞タイトルはそれなりに獲得し、時機に大きなタイトルを獲得する産駒も登場するであろうと思われていたのだが・・・。まさに志半ばにて倒れてしまう結果となり、非常に残念でならない。

日本競馬の黄金時代を駆け抜け、競馬ファンに強烈な印象を残したマイネルラヴ。彼は残念ながら天へと旅立ってしまったが、彼の雄姿はこれからも多くの競馬ファンの中で生き続けていくことだろう。

競馬ファンに愛され、種牡馬としても日本競馬に多大な貢献をし続けてきたマイネルラヴ。その偉大なるサラブレッドに安らかな眠りが訪れる事を願ってやまない・・・合掌。


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[ 2012/06/11 12:01 ] 競馬雑談 | TB(0) | CM(0)
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