今後の競馬界の為に・・・ 小島茂之調教師が巨大組織JRAに戦いを挑む


東京8R

【Gallop】小島茂史JRAに不服申し立て・・・近日中に裁定委員会で審理
http://gallop.sanspo.com/gallop/headline/news/120612/tpc12061209320000-n1.html
 JRAは12日、10日の東京8Rで走行妨害の申立てを棄却されたランパスインベガスの小島茂之調教師(44)=美浦=から不服申立てがあったと発表した。この不服申立ては、近日中に裁定委員会で審理される。

 問題となった10日の東京8Rでは、1位の(14)ファイナルフォームの内田博騎手がゴール手前で左ムチを入れた瞬間、急に外に斜行したため、その後ろの外から鋭く伸びてきた(15)ランパスインベガスの進路がカットされ、ランパスの松岡騎手は立ち上がる格好になり、2位(9)ヒラボクインパクトにクビ差3位での入線となった。

 スムーズに走っていれば、2位とみられたが、20分近い審議の結果、「不用意なムチの使用で、危険性がある」(青木清也裁決委員)とファイナルの内田博騎手には16、17日の2日間の騎乗停止処分が科された一方、到達順位通りの確定となった。

 この結果に対し、ただちに小島茂師は3万円を支払って走行妨害の申し立てをしたが、却下されたため、レース翌日から2日以内に保証金10万円を支払って行う「不服申し立て」の手続きをとることとなった。

 JRA内での再審議となるこの制度は1994年に導入されてから7件の申し立てがあったが、いずれも棄却されている。小島茂師は棄却された場合、ほかの手段を考慮することも示唆している。なお、仮に着順が変わっても、馬券は当初の確定順位にしたがって払い戻される。

日が経つにつれて騒ぎが大きくなっている感すらある日曜日の東京8Rの審議の件だが、既報通り被害を受けたランパスインベガスを管理する小島茂之調教師が12日、JRAに審議結果を不服として不服申し立てを行ったとJRAから発表された。

今後は速やかに裁定委員会が開かれ、この件について『審議結果が妥当だったか』どうか再度検討されるわけだが、果たして結果はどうなるだろうか。

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●九分九厘、審議結果は覆らないはず

私の個人的な考えを述べさせてもらえば、九分九厘審議結果は覆らないと思っている。JRAという組織は他の官僚機構がそうであるように、やたらと面子に拘るところがある。そういう組織が身内の非を認め、自身に顔に泥を塗るような真似をする訳がない。

掲載した記事の中にあるように、今回再審議が行われる裁定委員会はあくまでJRA内の組織だ。一応地方競馬全国協会の公正部長や、元騎手の岡部幸雄氏も裁定委員として審議に加わるが、それ以外の委員はJRAの人間で固めている。そのような委員会が身内の非を認めるような真似をするだろうか?

しかも審議中の内容は公開されず、審議結果だけが通知される。この時点で結果は明白だと言えるだろう。


●次の手段を用意する小島茂師

小島茂師も不服申し立てが却下されるのは充分承知しているのだろう。報道陣や自身のブログには『次の手段を用意している』と、その心の内を打ち明けている。

その『次の手段』とは何なのであろうか。推測ではあるが、おそらくスポーツ仲裁裁判所(通称CAS)への提訴を考えているのだと思っている。

スポーツ仲裁裁判所(以降CAS)とはスイスのローザンヌに本部が存在する機関であり、スポーツで発生したトラブルの解決を裁判所ではなく、スポーツ界の内部で解決する事を目的とした仲裁機関だ。

世界中のスポーツに知識を持つ法律専門家により構成されており、ドーピングを巡る裁定、競技結果の判定、出場資格の認定等を仲裁している。

昨年、幸騎手が裁定委員会に不服申し立てをして却下された時、CASへの提訴を検討すると報じられたが、結局提訴されることはなかった。

今回小島茂師はその先にあえて踏み込もうというのであろう。はたしてどうなるか、結果に注目が集まる。


●外圧ならば、JRAも動く可能性はある

今回の小島茂師の決断。個人的には結構期待している。というのも過去の事例からJRAは外国から評価には敏感なところがあり、CASのような権威のある対外的な機関に勧告を受けるような事態となれば、態度を転換させる可能性もあるのではないかと思われるからだ。

JRAのように組織が巨大化すると、内部からの改革というのは中々望み難くなるのは、他の巨大組織の例を見ても明らかである。このような巨大組織を改革しようとするならば、外部からの巨大な外圧を加えるしかない。もしCASが小島茂師の訴えを認めJRAに勧告を下す事態となれば、それはJRAに改革を促す大きなキッカケとなることは間違いないだろう。

そうなれば巨大な権限を誇り、半ば聖域化しているJRA審判部を解体・変革する大きな一歩になり得ると思うのだが・・・。いずれにせよ、今後の小島茂師の決断に期待している。


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[ 2012/06/13 12:00 ] 競馬雑談 | TB(0) | CM(0)
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