シビルウォーの新たな一面を引き出した岩田康誠・・・ ~第16回マーキュリーC(Jpn3)レース回顧~




生憎のお天気の中で行われたダートの交流重賞『第16回マーキュリーC(Jpn3)』。

このレースを制したのは、今までの後方待機策から一変、好位から4コーナー先頭という積極的な競馬を見せたシビルウォーだった。
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●驚かされた先行策

それにしても驚かされたのは、今回のシビルウォーの位置取りだろう。

今までは道中後方から、勝負どころで上がって行くという競馬をし続けてきたシビルウォー。ところが今回初めて岩田騎手が手綱を取ったのだが、1コーナー突入時で早くも4番手に付けるという、今までとは真逆の競馬を見せる。

これに『オイオイ、大丈夫か?』と思ったが、4コーナーで早くも先頭に立つと、直線は追いすがる他馬を引き離し4馬身差の圧勝・・・。今までの戦法から『取りこぼしがあるかも・・・』と予想していた人間を嘲笑うかのように、見事に脚質転換をやってのけた。


●交流重賞では神懸かった騎乗を連発する岩田騎手

しかし流石なのは鞍上の岩田康誠騎手である。

元々好位からの競馬を得意としている騎手なので、こういった競馬をすることは考えられない訳ではないのだが、今まで後方からの競馬をし続けてきたシビルウォーをあっさりと脚質転換させたばかりか、しっかりと結果を残してしまった。

競馬はその競技としての性質上、好位からの競馬が好成績を残す可能性が一番高い。だが、だから言って全ての馬が好位からの競馬で結果を残せる訳ではないのは、皆さんご存知の通りだ。馬には個性があり、その馬に合った戦法がある。

今までシビルウォーの主戦を務めてきた吉田豊騎手は、彼に有った戦法は後方待機からの捲くりであると判断し、それで結果を残して来たわけだが・・・岩田騎手はシビルウォーに隠されていた可能性をアッサリと引き出し、もう一段階上のステージに引っ張り上げてしまった。

元々ダートでの岩田騎手の安定感は優れたものだったが、最近はダート交流競走を総なめにする勢いで、神懸かった騎乗を連発している。シビルウォーの新たな可能性を引き出した今回の騎乗振りをみても分かるように、『岩田康誠恐るべし・・・』と言ったところであろうか。


●トップレベルの争いで結果を残せるか!?

今までとは違う競馬でマーキュリーCを圧勝して見せたシビルウォー。このような競馬が出来るとなると、同馬の今後の展望は大きく開けてくるのは間違いないだろう。

今まではG1になるとどうしても善戦どまりの競馬を繰り返していたが、このような競馬が出来るなら勝ち負けの領域に踏み込むことも、充分可能ではないかと考えられる。

今年で7歳となり、残された時間はあまり無くなってしまったシビルウォー。今回の勝利をステップに秋には高いステージで結果を残せるかどうか?この秋の彼の走りに注目したい。


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[ 2012/07/17 12:00 ] 地方競馬 | TB(0) | CM(0)
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