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藤沢和雄師悲願のダービー制覇へ!コディーノが圧巻の走りで札幌2歳Sを制す ~第47回札幌2歳S(G3)レース回顧~


2012_09_01札幌2歳S@コディーノ

9月1日に札幌競馬場で行われた重賞、『第47回札幌2歳ステークス(G3)』。

このレースは横山典弘騎手騎乗のキングカメハメハ産駒コディーノが、1番人気に支持されたラウンドワールドの強襲を跳ね除け、逆に1馬身3/4差を付ける快勝。

デビュー戦からの連勝で重賞初制覇を飾ると共に、一躍来春のクラシック最有力候補に名乗りを挙げました。
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●クラシックの主役に躍り出たコディーノ

コディーノはかなりインパクトのある勝ち方をしましたね。直線外からラウンドワールドが迫ってきた時は差し切られるかと思いましたが、そこから末脚爆発。逆にラウンドワールドを突き放す脚を見せるとは・・・。

正直、これほど強いとは思っていませんでした。この勝利で、一躍来年の牡馬クラシック戦線の主役に名乗りを挙げたことは間違いないでしょう。恐れ入りましたというのが素直な感想ですね。

今回の同馬の走りで特筆する点は、類稀な競馬センスと最後まで加速し続ける強靭な末脚でしょう。

デビュー戦では出遅れており、今回もスタートを心配されていたコディーノ。しかしそんな心配を余所に好スタートを決めた同馬は、スッと好位の3番手にポジションをとります。

その後も始めて周囲を囲まれる経験をしたのにも関わらず、一切気負わずに追走していた同馬。キャリア2戦目の馬とは思えない、実に大人びたレース振りでしたね。

そして勝負どころの4コーナー。鞍上の横山典弘騎手が合図を送ると、彼は瞬時に加速する反応の良さを見せます。最後の直線でのフットワークはまだまだ後肢頼みのモノで、そこだけは幼さを感じさせましたが、それでも最後の1ハロンは推定11秒1という素晴らしい伸びを披露。

全体のレースの流れが後傾ラップ的なモノになったとは言え、最後の1ハロンで最速のラップを刻める馬はそうそういません。しかも好位で流れに乗っていた馬がこの時計を叩き出すのですから、後続の馬たちが手も足も出なかったのは当然でしょう。

確かに同馬が一番スムーズな競馬をしたのは間違いありませんが、それを度外視しても今回見せたパフォーマンスは素晴らしく、このまま順調に成長すれば間違いなく来年のクラシックで主役の1頭となっていることでしょう。

是非とも無事に来春を迎えて欲しいと思います。


●ラウンドワールドは負けて強しの内容

コディーノの勝ちっぷりの見事さばかりが目立つ今回の札幌2歳Sですが、2着のラウンドワールドの見せたパフォーマンスも勝ち馬に引けを取らない、素晴らしいモノだったと思います。

スタートからゴールまでロス無く走り切ったコディーノに比べ、ラウンドワールドはロスの目立つレース振りでした。

レース前半の緩い流れを後方から追走。勝負どころではいち早く上がっていきますが、馬群全体のペースも同時に上がっており、追い上げるのに余計に力を使ってしまいます。そして4コーナーでは他馬を捲くる為に大外を廻されるロス・・・。

さすがにまだまだ身体の出来上がっていない2歳馬に、これだけのロスを克服して差し切れというのはムチャな注文でしょう。普通の馬だったら直線に入って直ぐにバタバタになっておかしくない筈です。

そんなロスの多い走りでも、直線半ばではコディーノに肉薄しようとし、その後脚が上がっても3着以下には決定的な差を付けたのですから、やっぱり同馬も相当な器。『G1級』と評した岩田騎手の評価は、やはり間違っていないと思います。


●ノンビリし過ぎていたトーセンパワフル

戦前の評価通りに上位を占めた2頭とは対照的に、『アレレ?』という結果に終わったのが2番人気のトーセンパワフルです。

最終的には1番人気をラウンドワールドに譲りましたが、それでも馬券発売開始時からずっと1番人気に支持されていたトーセンパワフル。関係者の評価も高く『ラウンドワールド』を負かすならこの馬と思われていた同馬がこれほどの大敗を期すとは・・・正直驚きましたね。

ただ敗因については、比較的はっきりとしているのではないかと思います。私が考える敗因は2点。1つは一息入れたことにやる肉体的なもの。もう1つはレース間隔が開いたことによる、闘争心の欠如です。

肉体的なものについては、それこそ一般的に有り触れた心肺能力の不備。俗に言う『息が出来ていなかった』ということでしょう。

今回およそ3ヶ月ぶりの実戦となったトーセンパワフル。他の有力馬たちは皆レースを使ってきており、やはり他馬に比べれば休み明けの不利は大きかったと思います。追い切りではそれなりに動いていましたが、やはり2歳馬と有って古馬みたいに攻めてはいなかったでしょうしね。

直線のバタバタ具合は明らかにスタミナ切れを示すものでしたから、これが敗因の一つなのは間違いないと思います。

もう一つの闘争心の欠如についてですが、とにかく馬がノンビリしていましたね。パドックを見られた方は気付かれたかと思いますが、パドックでのトーセンパワフルは相当ノンビリと歩いており、そのゆっくりとした歩みに後続の馬たちが大渋滞を起こしていました。

さすがにレース直前にあの精神状態では問題がありますね。3ヶ月ぶりのレースということで、馬がここ(競馬場)がどういう場か忘れていたのではないでしょうか。

この精神状態の悪影響が顕著に出たのが、勝負どころの3~4コーナー。レースはここで一気にペースが上がるのですが、トーセンパワフルは急激に速くなったレースの流れに明らかに戸惑っていました。そこで混乱し思うような走りが出来ないまま直線を迎え、肉体的にも精神的にもガス欠を生じてしまったというのが、同馬が大敗した大きな原因でしょう。

休み明けの負の部分が最大に出た結果、まさかの7着という結果に終わってしまったのだと考えます。


●総括

昨年の札幌2歳Sもグランデッツァやゴールドシップを輩出し、翌春のクラシックへ直結するレースになりましたが、今年の同レースも同じように来年のクラシックの主役達を輩出するレースになりそうです。

コディーノとラウンドワールドは間違いなくクラシック級の素質馬であり、またトーセンパワフルもこの2頭に引けを取らない素質は秘めているでしょう。

特にコディーノは、同じキンカメxサンデーという配合であるローズキングダムにそっくりですからね。ローズキングラムと同じように、クラシックの王道を歩むことになるのではないでしょうか。もちろん朝日杯FSに出てきても充分勝ち負けになるでしょうね。

ラウンドワールドは明らかにダービー向きの馬でしょうね。典型的なディープインパクト産駒という印象で、トリッキーな中山コースで行われる皐月賞は向いていないでしょう。

逆に東京コースならばコディーノを逆転する可能性は充分あるはず。根本的な競走能力という点では、現時点では甲乙付け難いというのが、私の2頭に対する評価になります。

どちらにしても、まずはこの2頭が来年のクラシックの主役に名乗りを挙げました。これからどんどん素質馬たちがデビューしてくるでしょうが、この2頭を上回るのは容易では無いでしょう。

果たして今後デビューしてくる馬たちの中に、この2頭を脇役に追いやるほどの存在がいるのか。それともこのまま2頭がクラシック路線をリードしていくのか。

来年のダービーまで、また楽しみな日々が続いていくことになるでしょう。


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[ 2012/09/03 10:00 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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