女傑スノーフェアリーが愛チャンピオンSを完勝!G1・7勝目を挙げる




現地時間9月8日。アイルランド・レパーズタウン競馬場で行われたG1アイリッシュ・チャンピオンステークス。

このレースには前年のキングジョージ勝ち馬ナサニエル、G1・4勝を誇るセントニコラスアビー、前走でG1・6勝目を挙げたスノーフェアリー、アイルランドダービー2着のボーントゥシーなど、6頭立てながら豪華なメンバーが集結。

そんなハイレベルなメンバーが集ったこの一戦を制したのは、日本の競馬ファンにも御馴染みの女傑スノーフェアリーでした。
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●代打デットーリさすがの騎乗


勝ったスノーフェアリーは父インティカーヴ、母ウッドランドドリーム、母の父チャーンウッドフォレストという血統の5歳牝馬(詳しくはこちら)。

今年はドバイ遠征準備中に負った怪我の影響で、シーズン当初から暫く出走できずにいたスノーフェアリー。それでも前走、8月にフランスのドーヴィル競馬場で行われたG1ジャンロマネ賞で復帰すると、いきなりG1制覇を成し遂げ自身の存在を誇示しました。

そして迎えたこの日のレースでしたが、今回は主戦騎手のライアン・ムーア騎手が負傷(手首の骨折?)で戦列を離れている為、名手フランキー・デットーリ騎手が代打騎乗。

さすが世界にその名を轟かす名手フランキー。しっかりと結果を出して、見事自身の代名詞となっているフライング・ディスマウントをバッチリ決めましたね(笑)


●馬場も味方にキングジョージ覇者に完勝

今回のスノーフェアリーの勝因ですが、実力の高さもさることながら、トラックレコードが出るような速い馬場になったことが一番の要因でしょう。

スノーフェアリーの父であるインティカーヴは、元々欧州のマイル路線で活躍した名馬。たまたまスノーフェアリーは2000m以上の距離で活躍していますが、基本的には産駒は高いスピードを武器にマイル近辺での活躍が目立っています。

そんなスピードに優れた父の血を受け継いだスノーフェアリー。そのスピード能力の高さは、日本の時計の出易い馬場でエリザベス女王杯を連覇していることからも、充分察することが出来ます。

そんな軽い馬場への適性を充分に備えていたスノーフェアリーだけに、この日のレパーズタウンの馬場は相当走り易かったはず。実際ナサニエルが一杯に追われて先頭に立った時、フランキーの手綱はピクリとも動いていませんでしたからね。

満を持して追い出されると、並ぶ間も無くナサニエルを交わし先頭に立ったスノーフェアリー。着差こそ2着ナサニエルに1馬身差でしたが、間違いなく完勝といって良いパフォーマンスだったと思います。


●今後はブリーダーズCの可能性も

さて注目されるスノーフェアリーの今後ですが、期待されていた日本への遠征は管理するエド・ダンロップ師から明確に否定されており、残念ながら日本で見る機会は無さそうです。

今後選択肢として挙げられているレースは3つ。凱旋門賞・英チャンピオンS・ブリーダーズCの3レースです。以前のスノーフェアリーならばこの内2レースは使ってきそうでしたが、今年は怪我のこともあり1レースに絞って慎重に見定めていく方針とか。

現在のところ輸送の負担等を考えると凱旋門賞が最有力になりそうですが、もしかしたらブリーダーズCのどれかのレースに出走する可能性もあるかも知れませんね。

今回優勝した愛チャンピオンSはブリーダーズCのトライアル競走に指定されており、追加登録料を免除されるばかりか、輸送費も一定額補助してくれるそう。明らかに凱旋門賞よりメンバー的に勝ちやすいでしょうし、フィリー&メアターフなどに出走したら確勝級の存在ですからね。こちらの可能性も結構高そうです。


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[ 2012/09/09 11:30 ] 海外競馬 | TB(0) | CM(-)
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