22日に、アメリカ・パークスレーシング競馬場で行われた3歳牝馬によるGⅠ、『コティリオンステークス(米GⅠ・ダート8.5ハロン)』。
このレースでは2頭の人気馬が、直線何度も馬体をぶつけ合うような壮絶な叩き合いを披露。
そんな鳥肌が立つようなマッチレースを制したのは、昨年のアメリカ2歳牝馬チャンピオンで、これで6戦無敗とレコードを更新したマイミスオーレリアでした。
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■無敗のアメリカ2歳女王勝ったマイミスオーレリアは父スマートストライク、母マイミスストームキャット、母の父シーオブシークレッツという血統の3歳牝馬(詳しくは
こちら)
2歳時にGⅠフリゼットSと、BCジュヴェナイルフィリーズを含む無傷の4連勝を達成すると、エクリプス賞最優秀2歳牝馬に選出されたマイミスオーレリア。
当然翌年の3歳牝馬路線での活躍が大いに期待されたが、年末に脚部不安(すね?)を発症すると、そのまま休養に入り今年の春の大舞台は全て棒に振ってしまう事態に。
同世代の牝馬たちが活躍し続けるうちに、すっかりと影が薄くなってしまったマイミスオーレリアだったが、8月にようやく戦列に復帰すると、復帰戦となったマンディズゴールドS(一般戦)をスタートで躓くなどの不利が有りながら、3馬身差で快勝。2歳牝馬チャンピオンの力は衰えていないと、復活の狼煙を上げていました。
その後、満を持してGⅠ路線に戻るレースとして選んだのが、今回出走してきたコティリオンS。
このレースには、アラバマS(米GⅠ)、CCAオークス(米GⅠ)とGⅠ2連勝中のゴドルフィン所属、クエスティングも出走し1番人気に支持されていましたが、その実力馬を相手にマッチレースを繰り広げ、斤量差が有ったとはいえ競り落としたのだから、今回の勝利には価値が有ります。
■無敗での偉業達成なるかこれでデビュー以来のレコードを、6戦無敗の重賞4勝としたマイミスオーレリア。BCを目前にして、素晴らしい主役候補が舞い戻ってきましたね。
今後はBCレディスクラシックを目標に調整が進められるとか。果たして無敗での2年連続BC制覇を成し遂げることが出来るのか?その走りに注目したいと思います。

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