まだまだ幼いネオウィズダム



2012_09_25ネオウィズダム

9月22日の阪神2レースで行われた、2歳の未勝利戦(芝1800m)。

このレースで単勝1.6倍の圧倒的1番人気に支持され、その人気に応えて勝ちあがったのが、今年のダービートレーナー・矢作芳人調教師が管理する期待馬、ネオウィズダムでした。

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■世界的な良血馬

勝ったネオウィズダムは父ネオユニヴァース、母ゴレラ、母の父グレープトゥリーロードという血統の2歳牡馬。

父のネオユニヴァースは現役時代に皐月賞と日本ダービーを制した二冠馬で、初年度産駒から皐月賞馬アンライバルド、ダービー馬ロジユニヴァースを輩出。2年目の産駒からはドバイWCを制したヴィクトワールピサを輩出するなど、当たり外れのバラつきは大きいものの、大物産駒を何頭も輩出しています。

そして母のゴレラはフランスで現役時代を過ごした名馬で、その17戦6勝のキャリアの中でグレードレースを4勝。その中にはアメリカ・アーリントンパーク競馬場で行われたGⅠビヴァリーDSの勝ち鞍もあり、またムーンランドロンシャン賞(仏GⅠ)2着やBCマイル3着などの実績を誇る、まさに超一流の競走馬でした。

そんな父と母の間に生まれたネオウィズダム。その血統もさるものながら、馬の出来が非常に素晴らしいということで、デビュー前からかなりの評判になっていましたね。

実際私もPOG本で同馬の馬体を見ており、あまりに素晴らしい出来に迷わず指名したほど(笑)デビュー戦こそソウルファイターの2着と敗れましたが、早々に勝ち上がってくれてホッとしました。


■まだまだ幼さが目立つが・・・

さてパドックとレースを見た上でのネオウィズダムに対する感想ですが、正直まだまだ幼いなという印象を抱きました。

まだキャリア2戦目という事はありますが、それにしても遊びながら周回していたパドック。仕草もそうでしたが、身体つきの方もまだまだ緩く幼かったですね。

レースの方も、道中は遊びながら走っているという感じで、身体の使い方も全然なっていませんでした。今回同馬は途中からハナを切る形になりましたが、これはとりあえず早々に1つ勝っておこうと内田騎手が考え、地力で押し切る選択をした結果だと思います。

ここで逃げて勝った弊害が今後出る可能性はありますが、変に競馬を教えることに執着し未勝利脱出にモタモタするよりも、1つ勝って時間的余裕をつくり、普段の調教の中で教育していく方がベストでは?と判断したんでしょう。それも一つの考え方だと思います。

さて今回勝つには勝ちましたが、内容的には今一つだったネオウィズダム。正直現状ではまだまだ上を望むことはできませんが、器の大きさが2歳屈指なのは紛れもない事実です。

今後この大器がどこまで素質を開花させることが出来るか。ダービートレーナー、矢作芳人調教師の手腕に注目したいですね。


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[ 2012/09/25 23:26 ] 次代のスター候補生たち | TB(0) | CM(-)
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