27日に門別競馬場で行われた、2歳牝馬3冠レースの第2戦『第12回フローラルカップ(H2)』。
このレースはデビューから2戦2勝、前走ブリーダーズ・ゴールド・ジュニアカップ(以下BGJC)で重賞初制覇を果たしたカイカヨソウが、単勝オッズ1.6倍という圧倒的1番人気に応えて快勝。
今シーズンのホッカイドウ競馬2歳戦、末尾を飾る大一番『第39回北海道2歳優駿(Jpn3)』に向けて、弾みのつく結果となりました。
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■キャロットクラブに地方初の重賞タイトルをもたらした功労馬勝ったカイカヨソウは父ティンバーカントリー、母マチカネヤマザクラ、母の父エリシオという血統の2歳牝馬。
かのノーザンファーム生産馬で、馬主は一口で有名なキャロットファーム。2009年より始まったキャロットクラブの地方募集3世代目の募集馬の1頭で、前走のBGJCでは同クラブに初めての重賞タイトルをもたらしました。
今回のフローラルカップは牝馬限定戦という事で、前走のBGJCより軽いメンバー構成。結果的に楽勝と言っていい競馬内容でしたが、ある意味当然の結果だったかもしれません。
■クラーベセクレタに匹敵する器!?気になるカイカヨソウの今後ですが、この後は1200mで行われる牝馬限定戦のエーデルワイス賞(Jpn3)ではなく、1800mで行われる北海道2歳優駿へと進むことが、レース後管理する廣森調教師から発表されました。
ここで距離を縮めてしまうと今後の成長に悪影響が出易いだけに、この判断は妥当といえるものでしょう。
次走は地元の強力牡馬陣に加えて、JRAからの遠征馬もライバルとなるわけですが、今回のレース振りならばそこそこはやれる筈。
管理する廣森師はレース後、『カイカヨソウはクラーベセクレタに匹敵する器』とコメントしていましたが、果たして南関東で輝く先輩牝馬のように、牡馬相手でも結果を残すことが出来るのか。
大一番である北海道2歳優駿での走りに、大いに注目したいと思います。
※レース結果は
こちら

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