カレンチャンとダッシャーゴーゴーが最高評価! ~第46回スプリンターズS(GⅠ)馬体診断~


2012_09_30カレンチャン

30日の中山メインレースは、秋のGⅠ戦線の開幕を告げる『第46回スプリンターズS(GⅠ)』。

外国馬3頭を含む精鋭16頭が秋の中山競馬場に集ったわけですが、果たして秋のスプリントチャンピオンに名乗りを挙げる馬はどの馬なのか?注目が集まりますね。

当ブログ恒例となった『馬体診断』。今回は秋競馬一発目、気合を入れて診断して行きますよ~♪

※写真は競馬ブックweb様よりお借りしました。

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◆第46回 スプリンターズステークス(GⅠ・芝1200m)◆


エーシンヴァーゴウ(牝5歳/小崎憲厩舎)
2012スプリンターズS@エーシンヴァーゴウ
前走時と比べても筋肉に厚みが出てきましたね。体調も良さそうですし、馬体だけなら間違いなく絶好調時と遜色ない仕上がり。あとはレースに行っての気持ちだけでしょう。
評価★★★★


エピセアローム(牝3歳/石坂正厩舎)
エピセアローム
春先とは別馬のように、体調の良さが馬体に現れていますね。春は中々冬毛が抜け切らず、また毛ヅヤも悪かったのですが、暖かくなると調子を上げるタイプなのか、現在は毛ヅヤがピカピカと輝いています。また切れ長のスラッとした馬体は相変わらずですが、全体的に筋肉が付き厚みを増してきました。基本的にベストはマイルだと思っていますが、気性が勝っているタイプだけに展開が向けばスプリント戦でも力を出せるでしょう。
評価★★★


カレンチャン(牝5歳/安田隆行厩舎)
カレンチャン
前走時はプラス22キロの馬体が示すように仕上がりの甘さが目立ちましたが、一叩きされた今回はグンと良化して来ましたね。全体的に馬体のシルエットが締まってきたばかりか、ここに来てトモ(お尻)が一回り大きくなりました。ここに来て更に成長している様子が窺える出来で、さすがスプリントクイーンといったところか。文句なしの満点評価と言えるでしょう。
評価★★★★★


サンカルロ(牡6歳/大久保洋吉厩舎)
サンカルロ
毛ヅヤがピカピカで体調の良さは感じられるのですが、全盛期に比べて少し筋肉の厚みが物足りない気が・・・。良い時はもっと迫力が有った気がするんですけどね。顔付きは気合充分で気力は充実しているっぽいだけに、本番までどれだけ良化出来ているかでしょう。
評価★★★


スプリングサンダー(牝5歳/昆貢厩舎)
スプリングサンダー
如何にも華奢で牝馬らしい切れ者といった風情の同馬ですが、近走では一番と言える出来に仕上げてきましたね。無駄な肉は一切削ぎ落とし、かつ肩やトモ(お尻)の筋肉ははち切れんばかり。また筋肉の質も充分な柔らかさを保っており、競馬で爆発的な末脚を発揮する下地は整いました。展開に左右される馬では有りますが、前崩れの流れになれば一気に飲み込んでも不思議じゃ有りません。
評価★★★★


ダッシャーゴーゴー(牡5歳/安田隆行厩舎)
ダッシャーゴーゴー
良くなりましたねぇ~。GⅠ勝ちこそないですが、歴戦の古馬として風格すら漂わせる出来です。スプリンターとしては理想的なシルエットに、はち切れんばかりの筋肉。安田厩舎勢はカレンチャンとロードカナロアにばかり注目が行きますが、この2頭を飲み込んでもおかしくない仕上がりでしょう。5歳秋を迎え、まさに完成したといえる状態だと思います。
評価★★★★★


ドリームバレンチノ(牡5歳/加用正厩舎)
ドリームバレンチノ
この夏の上がり馬の1頭と言える同馬ですが、さすがにトップクラスのメンバーと比較すると一枚落ちますね。また全体的に連勝中の頃よりも萎んで見え、出来落ちしつつあるんじゃないでしょうか。展開の助けがないと、さすがにここでは厳しいかも知れません。
評価★★


パドトロワ(牡5歳/鮫島一歩厩舎)
パドトロワ
この夏のスプリントシリーズ・チャンピオンの同馬。連戦続きですが出来は変わらず良い状態を保っており、昨年以上の結果を期待できる状態ではないでしょうか。顔つきも精悍さを増し、以前はあった馬体の重苦しさも解消されましたからね。一雨あって時計の掛かる馬場になれば、一気に浮上してくる存在だと思います。
評価★★★★


フィフスペトル(牡6歳/加藤征弘厩舎)
フィフスペトル
いつも太めに見せる同馬ですが、それを差し引いてもちょっと立派でしょうか。毛ヅヤの良さと、筋肉のボリューム感は流石なんですけどね。この写真を撮ったのが9月21日。それから調教でどこまで絞れているか。本番までに上手く調整できていれば充分に期待できる馬だけに、当日のパドックを注視したいですね。
評価★★★


マジンプロスパー(牡5歳/中尾秀正厩舎)
マジンプロスパー
一叩きされてこちらも馬が良くなってきましたね。元々良く見せる馬ですが、肩やトモ(お尻)の筋肉がより一層浮き出てきました。顔付きも精悍で立っている姿勢も力強い。前走はハナに拘って大敗しましたが、巻き返しは充分可能な出来だと思います。スピード型よりも馬力型なので、時計は掛かった方が良いタイプでしょうか。
評価★★★★


ロードカナロア(牡4歳/安田隆行厩舎)
ロードカナロア
春先と比べると筋肉量が増え、格段に逞しくなってきましたね。また前走時は明らかに緩い仕上がりでしたが、一叩きされて順当に良化してきました。まだまだもっと良くなりそうな気配はありますが、それでも充分勝ち負けできるレベル仕上がったと言えるでしょう。
評価★★★★


■総括

最も良く見えたのは安田厩舎勢の2頭、カレンチャンとダッシャーゴーゴーですね。この2頭は共に完成の域に達した感じで、ロードカナロアはこの2頭に比べるとまだ成長の余地が有りかなと。逆に言うともっと強くなる可能性大という訳で、末恐ろしい存在とも言えるのですけど(苦笑)

台風が接近してきているということで、開催中に雨が降り出し馬場が悪化するようなら、パドトロワとマジンプロスパーが争覇圏に浮上してくるでしょう。共にパワー型ですからね。

前が苦しくなり、追い込み馬が浮上してくる流れになるとスプリングサンダーが怖い存在になりそうですね。エピセアロームは前走がこれ以上ない展開となったので、さらに上積みが見込めるかというとちょっと微妙かな。エーシンヴァーゴウは走る気次第でしょう。

フィフスペトル・サンカルロ・ドリームバレンチノの3頭は正直厳しいか。フィフスペトルはこの写真撮影時より良化していれば、好枠を利して激走する可能性もない訳では有りませんが・・・。


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[ 2012/09/30 09:30 ] 馬体診断 | TB(0) | CM(-)
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