
日本競馬の悲願を打ち砕いた、今年の凱旋門賞馬ソレミア(Solemia)。
そのソレミアの今後の予定について、馬主の一人であるアラン・ウェルトハイマー氏がレース後、現地の報道陣に語ったようです。
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■次走はブリーダーズC上記のモノが、レース後のアラン・ウェルトハイマー氏のコメントを伝えた現地マスコミのツイートです。内容は『彼女は今シーズンもう一度走ります。それはロサンゼルス(サンタアニタ競馬場)で行われるブリーダーズCです』というもの。
この時点ではどのレースに出走するかは明らかにされていませんが、常識的に考えれば芝2400mで行われるブリーダーズCターフ(米GⅠ)か、芝2000mを舞台に牝馬のみで争われることになるブリーダーズCフィリー&メアターフ(米GⅠ)のどちらかになるでしょう。
普通に考えればメンバーが軽くなるであろうBCフィリー&メアターフを選びそうな気もしますが、ソレミア自身はタフな2400m戦で良績を残してきた馬。2000m戦だと軽さのある馬に足元を掬われる可能性もあるだけに、BCターフに出走してくる可能性もかなり高いと思います。
■後輩の仇を討てるか!?もしソレミアがBCターフに出てきた場合、同じレースに出走する予定のトレイルブレイザーと、サンタアニタの地でぶつかることになります。
もしそうなれば、これは中々熱い展開になりますね。だってオルフェーヴルの厩舎の先輩に当たるトレイルブレイザーが、同地で後輩の仇を討つ可能性が出てきたんですから。
昨日の凱旋門賞を見ても分かるように、ソレミアは道悪でこそ真価を発揮する馬です。アメリカの芝は欧州よりは軽くスピード優先の為、スタミナとパワーで勝負するソレミアに合ってるとは思えません。
もし仮に前哨戦となったアロヨセコマイル(米GⅡ)当日のような高速馬場で本番が行われた場合、トレイルブレイザーがソレミアを破る可能性は結構有るのでは?
もちろん他にもライバルはたくさん出走する訳で、ソレミアばかりを気にしている訳には行きませんが、もし対決が実現することになれば、現地に遠征している池江厩舎のスタッフも相当気合が入るでしょうね。『負ける訳には行かない!』って。
・・・これは面白いことになってきました。勿論ソレミアが出走して来ない可能性はありますが、出来れば良い状態でサンタアニタに乗り込んできて欲しい。
厩舎の後輩の仇を先輩が討つ・・・そんな如何にも日本人好みな光景を、私も是非とも見てみたいですからね。

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