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ダービーの賞金増額はあくまでカモフラージュ・・・。JRAの本当の狙いとは!?


The 78th Japanese Derby(Tokyo Racecourse)
Photo by kanegen

【スポーツ報知】ダービー賞金、来年2億円に…JCに次ぎ2位・有馬と同額
http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20121008-OHT1T00208.htm
 来年度のJRAの番組編成の骨子案が8日、スポーツ報知の取材で明らかになった。目玉は、ダービーの賞金増額。中央競馬の頂点と位置付けるため、1着賞金が、現行の1億5000万円から2億円へと大幅にアップする。ほかの重賞は据え置かれる見込みで、これまで以上にダービーの重みが際立つことになる。(以下略。全文はリンク先の記事にて)

先日スポーツ報知が、来年度のJRAの番組編成について幾つか気になる点を記事にして報じていました。

その記事の内容に付いては既に競馬ファンの間で話題となっているようですが、果たして今回の番組改革によるJRAの狙いは何なのか?私なりに解説してみたいと思います。

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■ダービーの賞金増額


まず最初にダービーの1着賞金の増額。現在ダービーの1着賞金は1億5000万円ですが、これに5000万円上乗せし2億円とする予定とか。

これでダービーの1着賞金はJRA全レースの中でジャパンCに次ぐ2番目の高額賞金となり、ダービーが中央競馬の頂点であるとの位置づけが明確になる・・・とのことですが、正直ダービーの賞金増額って必要ですかね?

個人的な感想では、別に今の時点でダービーは競馬の頂点のレースの一つでしょう。競馬関係者に『勝ちたいレースは?』と聞けば、ほぼ100%の確率で『ダービー』と返ってきます。

1932年(昭和7年)に第1回日本ダービーが行われて以来、日本競馬の一つの頂点として積み重ねられてきた伝統と格式、そしてレースの価値は賞金云々で簡単に変わるものでは無いでしょう。例え賞金が増えようが増えなかろうが、競馬関係者のダービーへの想いというのは変わらないと思いますけどね。

もしかしたら競馬関係者へのアピールというよりも、外向きの競馬ファンや一般層へのアピールの意味合いの方が強いのかもしれませんが、個人的には余り意味の無い変更だなと思いました。


■夏のローカル開催減少

次に夏のローカル開催の減少。対外的には今回の番組改革の目玉はダービーの賞金増額みたいですが、それはあくまでカモフラージュで、JRAが本当にやりたかったのは間違いなくこちらでしょう。

スポーツ報知の報道によると、それまで8日間開催だったダービーが行われる時期の東京開催を、更に2週延長して12日間開催に変更。それにより夏の福島開催が2週後にずれることになるので、その福島開催の後に行われる予定の新潟開催を2週間短縮。今まで16日間開催だった夏の新潟競馬は、来年は12日間開催で行われる事になりました。

記事では「ダービーからダービーへのサイクルを明確にする為」となっていますが、これはただの建前で『売上げの見込めないローカル開催を極力減らしたい』これがJRAの本音でしょう。

本当は新潟よりももっと売上げが悪い福島開催を減らしたいところでしょうが、東日本大震災の被災地復興という意味合いから、下手に手を付けると大きな反発を買う可能性がある福島は、JRAとしても正直手が出しにくい。ならば代わりに新潟開催を減らそう・・・ということなんでしょうね。

また併せて夏の北海道シリーズの開催期間も、今年の26日間から2日減って24日間開催となることが発表されましたが、こちらも同じ理由だと思います。特に夏の函館競馬はほぼ100%赤字になるらしいですからね。

JRA内部では函館競馬廃止論もあるぐらいだそうで、赤字になることが分かりきっているだけに、出来るだけやりたくないと言うのが本音でしょう。今回は2日間の減少となりましたが、次回以降もっと開催が減らされる可能性は高いですね。

年々落ち込んでいく馬券売上げ減少に対応する為に、収益の見込めない開催を減らし、良く売れる東京開催を増やす・・・。ビジネスの観点からすると至極当然の今回の決定ですが、地方の競馬ファンにとっては数少ないライブの競馬が減少する訳で、非常に残念な決定ですね。

売上げ減少に対応する為には仕方ないのかなぁ・・・と思う反面、地方の競馬ファンの掘り起こしに多大な影響を与えそうな今回の決定。もう少し上手い手は無かったのかな?と正直思いました。


■東海Sと平安Sの入れ替え

最後に重賞レースの東海Sと平安Sの入れ替え。これは来年冬に中京開催が予定されており、折角だからフェブラリーSの前哨戦を設置したいとの思惑で行われる変更のようですが、いい加減重賞レースをコロコロと移動させるのは辞めてくれませんかね?

基本的に毎年行われることになる重賞は、レースに明確な意味合いを持たせて尚且つ、毎年固定した条件で行うことにより徐々に伝統と格式を持つ様になります。

良い例が先週行われた毎日王冠。このレースは秋の天皇賞の前哨戦として位置付けられ、長年秋の東京開幕週に固定され続けた結果、今では超GⅡと呼ばれるぐらいにレースの価値を高める結果となりました。

これがもし毎年の様にレース条件を変更し、開催時期もコロコロと変わっていたら、これほど注目を集めるレースにはならなかったでしょう。余程酷い条件で行われている以外は、基本手を加えないのが番組編成の鉄則と思うのですが・・・JRAには余りこの考えは浸透していないようですね。毎年毎年レース条件変え過ぎですもん(苦笑)

今回変更されることになった東海Sにしても、以前は年末の中京開催で行われていたものが、5月の中京開催や京都開催で行われるようになり、ようやく春の重賞として定着してきたと思ったら今度は正月へと移動・・・。折角今まで築いてきたイメージが霧散してしまいました。本当に勿体無いことするなと思わざるを得ませんね。

今までも番組を弄くるたびに競馬ファンに落胆を与え続けてきたJRA。この辺の安定性はある意味流石だと思うばかりです(苦笑)


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[ 2012/10/11 12:00 ] 競馬雑談 | TB(0) | CM(-)
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