※最初は左上に表示されている小さいウインドウが当該レース。そして中団辺りを進む白い勝負服に赤い丸、白い帽子がシャドウゲイト10月19日にアイルランド・ダンダーク競馬場で行われた3歳以上の別定戦(オールウェザー2150m)に、アイルランドの児玉敬厩舎へと移籍したシャドウゲイト(牡10歳)が登場。
道中中団の内側を追走したシャドウゲイトは、4コーナーで上手くポジションを押し上げると、直線逃げ込みを計るアーネストヘミングウェイを外から捕らえて快勝。見事アイルランド移籍初戦を勝利で飾るという快挙を成し遂げました!
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■想像以上の強い勝ちっぷりシャドウゲイトは父ホワイトマズル、母ファビラスターン、母の父サンデーサイレンスという血統の10歳牡馬。
2005年の2月にデビューすると4月の中山で初勝利。その後は順調に出世を続け、2007年正月の中山金杯(GⅢ)で重賞初制覇を飾ると、同年5月にはシンガポールへと遠征し、同地で行われたシンガポール航空国際C(星GⅠ)で見事GⅠ初制覇。
その後もコンスタントに使われ続け、2010年には中京記念(GⅢ)で3年ぶりの重賞制覇を果たすなど、息の長い活躍を見せていたシャドウゲイト。
その後は欧州での種牡馬入りを目指すと言う目的で、2011年12月の中日新聞杯を最後にJRAの競走馬登録を抹消。アイルランドで厩舎を開業している日本人調教師・児玉敬師の元に移籍して、再デビューに向けて調整を重ねられてきました。
そうして迎えたアイルランド移籍初戦。今回シャドウゲイトが走ったレースはただの一般戦でしたが、先日行われた凱旋門賞でキャメロットのペースメーカーとして逃げたアーネストヘミングウェイや、現地のGⅢで4着に入った経験があるブレンダンブラッカンなどが出走してくるなど、意外と骨っぽいメンバー構成に。
そうしたメンバーを相手に『ここでは格上!』というレース内容で快勝したのですから、もう少し上のクラスでも充分やれそうですね。今年で10歳を迎えたのに大したものですわ(感心)
管理する児玉師のツイッターによると、今後は準重賞や重賞を目指して調整していくとのこと。
レース前には牝馬を見つけた途端にやる気を出して、厩舎地区で大騒ぎしていたというシャドウゲイト(笑)10歳という事を忘れさせるその若々しさを武器に、これからも頑張り続けてほしいと思います。
※詳しいレース結果は
こちら

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