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芦毛の伝説を受け継ぐ者・・・。菊花賞を制し見事2冠馬となったゴールドシップ


2012_10_22ゴールドシップ

相次ぐ有力馬の戦線離脱そして回避で、戦前はレースの価値に疑問符が持たれていた今回の菊花賞。

しかしその懸念も、レースが終わってみれば見事に吹き飛んでいました。これは勝ったゴールドシップの素晴らしいパフォーマンスもさることながら、他の17頭の人馬がみな勝利と言う目標に向けて全力を尽くしたからでしょう。

『良いレースを観た・・・』
今年の菊花賞は素直にそう思える、素晴らしいレースだったと思います。

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■勝気に逸った騎手たち


それではレースを振り返ってみましょう。

スタートは普通に出たゴールドシップ。レース後『前に行ける様なら行こうと思っていた』と語っていたように、内田騎手は懸命に手綱を扱きゴールドシップを前へと促しますが、『自分は後ろから競馬する!』と馬が頑なに思い込んでいるのかどうか、全く反応しないゴールドシップ。

これには内田騎手もすぐに諦めて、腹を括って後方から競馬をする決断を下しましたね。

レースは序盤から、あまり緩みの無い流れで展開することになります。これはスタート直後にゴールドシップが推しても反応せずに、後方に下がって行った事を多くの騎手が認識していたからでしょう。

元々ゴールドシップを除けば残りの17頭は全く力差が無く、どの馬が上位に来てもおかしくないと思われていた今回の菊花賞。もちろん乗っている騎手たちもそういった認識を強く持っており、『ゴールドシップさえ何とかすれば自分にもチャンスがある』という気持ちを心に秘めて、今回レースに臨んでいた筈。

そういう勝負に色気を持っていた騎手たちが、スタートで派手に後手を踏んだゴールドシップを見た時、『これは!!』と思ったことは想像に難くなく・・・。勝気に逸った騎手たちは序盤から良いポジションを取ろうと、隙を窺いつつ前に殺到。

速い流れを維持しながら、道中は団子状態で展開するという珍しい形の菊花賞となりました。


■勝ちを決定付けた内田騎手の好判断

それでも道中、流れが落ち着こうとした場面が無かった訳では有りません。2周目の向こう正面、さすがにこの流れのままでは最後まで持たないと考えた騎手たちは、ペースを落として流れを落ち着かせようとします。

その時、すぐさま動いたのがゴールドシップの内田騎手でした。向こう正面半ばで馬を大外に持ち出し、ロングスパートを仕掛けて一気にポジションを上げていく内田騎手。この大本命馬の仕掛けに、ペースを落として息を入れようとしていた他の騎手たちの目論見は砕かれ、慌てて再度のペースアップを強いられることに。

この菊花賞の最大のハイライトは、間違いなくこの場面でしょう。ここで強気に仕掛けてスタミナ勝負に持ち込んだからこそ、ゴールドシップは2冠馬に輝くことが出来た。そう言い切って良いと私は思います。


■名ステイヤーの系譜を継ぐ者

4コーナー先頭の強気な競馬から、追いすがるスカイディグニティやユウキソルジャーを完封し、先頭でゴール板を駆け抜けたゴールドシップ。2着のスカイディグニティに付けた着差こそ1馬身3/4差ですが、実際の力の差はその数倍有ったことは、多くの競馬ファンの方々も認識されたことと思います。

今回の内田騎手の騎乗、向こう正面の仕掛けのタイミングは見事で間違いなく賞賛されるべきものですが、レース全体で見るとかなりゴールドシップに負担を強いる乗り方であり、他の馬たちと比べても相当力が抜けていないと勝てない競馬だったと思います。

向こう正面のロングスパートからは終始大外を通っていたゴールドシップ。3~4コーナーでもかなり外を回っており、実際のところ他馬よりも50~100mぐらいは余分に走っていたのでは?

ゴールドシップはその毛色や馬体の造りからも、父のステイゴールドより母父のメジロマックイーンに良く似ていると言われていますが、あの競馬で押し切ってしまうスタミナはまさにマックイーン譲り。

近年、真の超一流ステイヤーと呼べる存在は久しく途絶えていた感がありましたが、ゴールドシップは久々に誕生した超一流ステイヤーと呼べる存在。今回の菊花賞は、かのビワハヤヒデ以降途絶えていた芦毛の名ステイヤーの系譜が、新たな2冠馬ゴールドシップによって紡がれた記念すべきレース・・・。そう言えるのではないかと思います。


■祖父を超える存在に

今回見事2冠を制したゴールドシップ。同期のライバル達が次々と戦線離脱していく中で、同馬は間違いなくこの世代の屋台骨を支えていく存在となることでしょう。

今後は古馬との戦いが待っているわけですが、間違いなく古馬相手でも勝ち負けになる力量の持ち主。1つ上の世代の3冠馬であるオルフェーヴルは間違いなく難敵ですが、それ以外の馬たちには決してヒケを取ることは無い筈。

今後は年末の有馬記念、そして来春の天皇賞と王道での戦いが待ち受けていますが、芦毛の名ステイヤーの系譜を受け継ぐものとして、祖父メジロマックイーンを超えるような素晴らしい競走馬へと成長していくことを期待しています。


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[ 2012/10/22 22:00 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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