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JRAが失格・降着について新ルール制定!・・・ところでこれって話のすり替えでは?


競馬

30日にJRAから発表された進路妨害に対する新しいルールの適用について、競馬関係者並びに競馬ファンの間で物議を醸しているようですね。

現行のルールから大きく変わるわけですから、その戸惑いもまあ当然かと思いますが・・・。今回の新ルール制定について私なりに感じている事を、言葉にしてみたいと思います。

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■新ルールについて解説した動画を掲載

今回JRAが発表した新ルールは、2013年の1月から適用されることになります。要は来年正月の金杯の日から新ルールで競馬が行われることになる訳ですが、具体的にはどのように変わるのでしょうか?

今回新ルール制定の過程で、JRAが競馬ファン向けに新ルールについてのVTRを作成しました。文章で説明するよりもVTRの方が分かりやすいと思いますので、以下に掲載したいと思います。



 ※VTR内の説明について詳しく解説したページはこちら

ご理解頂けましたでしょうか。

要するに今までは被害馬が受けた不利の大きさが、加害馬の失格・降着の判断基準となっていましたが、今後は被害馬が大きな不利を蒙っても、加害馬に先着出来なかったと裁決委員に判断された場合は、余程悪質な妨害でない限り失格・降着の裁定は下されなくなることになるのです。

今回このように大きくルールが変わるということで、競馬関係者やファンから『ラフプレーが増えるのではないか?』という懸念の声が上がっているようですが、それもまあ当然かと思うと同時に、『好んでラフプレーを行う騎手は、別に新ルールだろうと現行のルールだろうと構わずラフプレーに走るんじゃ?』とも思います。

要は現行ルールだろうが新ルールだろうが、スミヨン騎手みたいに荒っぽい騎乗をする人はいる訳なので、変にルールに抑止力を持たせるよりも騎手に直接課す制裁を強化した方が、ラフプレーの抑止効果に繋がるんじゃないかなと。

実際30日のJRAの会見では、悪質な行為を行った騎手は免許剥奪も辞さないと示唆されたようですし・・・。さすがに騎手生命を賭けてまで、ラフプレーに走る騎手はいないでしょう。JRAが毅然とした態度を崩さずにいれば、ルールを変更しても充分な抑止力は期待できると思います。

ちなみに私個人としては、今回のルール変更についてはどちらかと言えば賛成の立場です。なぜ賛成かと言うと理由は大きく2つ有ります。

まず1つ目はこの国際化の時代に、レースの根幹をなす『降着・失格のルール』が世界基準へと統一された意義は大きいと考えるからです。

昨今は人馬ともに海外遠征が盛んになってきました。これだけ積極的に海外へと打って出る時代に、日本独自のルールでレースを行っていると、どうしても海外へと出た時に戸惑いが生じてしまいます(特に人に)。それならばその戸惑いを少しでも失くす為に、日本でも海外のルールに則ってレースを行えば、いざ海外へ打って出た時の戸惑いも少しは改善されるんじゃないでしょうか。

もう一つは裁決委員による誤審の軽減。現行のルールでは失格・降着の判断基準が『被害馬の受けた不利の大きさ』という漠然としたものだった為、その処分内容に裁決委員の思惑が大きく影響していました。

その裁量権の大きさが時折『えっ!?』と言いたくなる誤審と言えるような裁定を呼んでいたのですが、今回一定の基準が示されたことで裁決委員の思惑が影響する幅も一気に狭まり、これまでのような不可解な裁定が連発する事態は減ることになるでしょう。

こちらがルールをしっかりと理解していれば、今後は首を傾げたくなるような裁決はグッと減るでしょうね。


■裁決委員が素人のままじゃ・・・

ところで今回この新ルールが制定された背景には、あの6月のファイナルフォームの一件が大きく影響している事は間違いないでしょう。

あの一件は相当に物議を醸し、被害馬を管理していた小島茂之師だけではなく、遂には中山馬主会が動く事態へと発展。予想以上の騒ぎの大きさに慌てふためいたJRA側が、中山馬主会と小島師に裁決の改善を約束して収束したという背景がありました。

その時の約束の流れから今回新ルール制定へと話しが展開していった訳ですけど、あの時に問題になっていたのってルールそのものでしたっけ?私の記憶が確かならば、審議の度に基準がブレまくる裁決委員のレベルの低さと、ファンの目を遮断した密室で、まるで謀議するかのように行われる審議そのものが問題になっていた気がするんですけど。

あの時、関係者やファンから声高に要求されていた件については一切触れず、新ルールの制定を打ち出してきたJRA。これってぶっちゃけ話のすり替えですよね?そんなに裁決委員と裁決システムそのものに触れて欲しくないんでしょうか?どれだけ聖域化してるねん!って感じですね(苦笑)

そもそも今回の件、裁決委員が現行ルールにしっかりと基づき、関係者やファンがそれなりに納得できる裁定を下していれば、こんな大騒ぎにはならなかったはず。要は裁決委員の未熟さから端を発した問題なのに、その根本原因にはメスを入れず、ルールを変えてやり過ごそうって言うんだから呆れてしまいます。

この裁決委員と言うポスト。競馬の根幹を担うような重要なポストなのにも関わらず、JRAのキャリア職員が人事異動で任命されるという変な状態になっています。他の国ではその重要性から、裁決委員はプロの職業となっているのが当たり前なんですけどね。

そもそも長年他の部署でキャリアを積んできた人間が、人事異動でいきなり裁決委員に任命され、数ヶ月研修を受けただけでさあ一人前の裁決委員だ!って何のギャグですか。そんな素人同然の裁決委員がまともな判断を下せる訳がありませんし、そんなんじゃ裁決委員の仕事に責任も持てないと思うんですけどね。

個人的には今回ルールが変わろうが変わらなかろうが、そんなことは正直どうでも良かったです。問題なのはルールじゃなくて運用する人間側だったのは明らかでしたから。それだけに何とか運用する側の組織改革をして欲しかったんですけどね・・・。見事に期待を裏切られました。

今回ルールが変わり、誤審そのものは大きく数を減らすことになるでしょう。しかし運用する裁決委員が素人のままである限り、いつかまたとんでもない誤審をやらかすことは間違いないでしょうね。


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[ 2012/10/31 23:30 ] 競馬雑談 | TB(0) | CM(-)
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