ゲンテン、まるで歯が立たず・・・~2012UAEダービー(GⅡ)~




正直、戦前から厳しいだろうとは思っていた。

明け3歳にも関わらず、果敢にドバイ・UAEダービー(首GⅡ)へ挑戦したゲンテン。
しかし立ちはだかる壁は余りに高く、大きく離された最下位という結果に終わってしまった。
スポンサードリンク

あまり良いスタートではなかったゲンテン。
そこで無理に前に行かず、中団の内ラチ沿いに進路をとる。

逃げるのはオーストラリアのヘルメット。GⅠ・3勝の実力馬。
有力所のダディロングレッグスやロートが好位に控え、中団にノーザンFの吉田勝己氏が所有する、アルゼンチンの2冠牝馬バラダセール。ゲンテンはその直後を進む展開となった。

ヘルメットが刻む流れは淡々としたもので、ゲンテンもこの時点では追走に苦労する様子は無い。しかし勝負どころでピッチが上がると、そこからポジションを上げていく有力馬とは違い、徐々に遅れ始めてしまうゲンテン。

直線入り口では既に最後方近くまでポジションを下げ、そこから挽回することも出来ず・・・。
結果は大差の最下位。世界の一線級との力の違いを、まざまざと見せ付けられる結果になった。

敗因としては、まず根本的に実力不足が挙げられよう。
GⅠ・3勝のヘルメットを始め、アルゼンチン2冠牝馬のバラダセールや、昨年のBCジュヴェナイルターフを制したロートなど、この世代の一流馬が顔を揃えていた。勝ったダディロングレッグスも、先に挙げたロートをロイヤルロッジS(英GⅡ)で破っている。正直相手が悪かったと言うしかない。

次にタペタ適性も挙げておきたい。
このレースに限らず、この日タペタで行われたレースでは、欧州で良い成績を残し易い血統の馬たちが、上位を独占していた。勝ち馬の父スキャットダービー自身はアメリカで走った馬だが、その父のヨハネスブルグは欧州で成功した種牡馬。2着馬の父カヤージは英・愛ダービー馬。3着馬の父ハイチャパラルも同じく・・・。

これに対して、ゲンテンの父はバーナーディニ。自身もアメリカで活躍した馬であり、その父のエーピーインディもアメリカで大成功を収めた種牡馬。要はコテコテのアメリカ血統の持ち主な訳で、タペタ適性に乏しかったと考えても良いのではないだろうか。

今回は厳しい結果となったゲンテンだが、この敗戦から学ぶことも多かった筈。
この敗戦を糧に、同馬の今後を素晴らしいものに出来る様、関係者には頑張って欲しいと思う。


良い記事♪と思ったならばポチっとクリック(σ ̄▽ ̄)σ
にほんブログ村 競馬ブログ 競馬関係者・応援へ
★クリックするとランキングに反映される仕組みです★
◆ブログ移転しました◆
新しいブログ『馬事総論ドットコム』を開設しました。今後はこちらのブログで更新を続けます。
新しいブログのURLはhttp://bajisouron.com/です。
恐れ入りますがお気に入りの変更をお願いします。

スポンサードリンク

follow us in feedly

[ 2012/04/01 19:00 ] 海外競馬 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL