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運を味方に付け、大仕事をやってのけたレインボーダリアと柴田善臣 ~第37回エリザベス女王杯レース回顧~




今年のエリザベス女王杯はレインボーダリアの見事な勝ちっぷりよりも、2着ヴィルシーナの幸運の女神からの見放されっぷりが、強く印象に残るレースとなってしまいましたね・・・。

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■幸運の女神が微笑んだ


パドックでのレインボーダリアはそれほど目立つ気配ではありませんでしたが、GⅠで好走するに相応しい出来に仕上がっていたと思います。

レインボーダリアの激走の最大の要因は、何と言っても馬場状態と展開に尽きるでしょう。

この日の京都競馬場は朝から雨が降り続いており、最初は良馬場でスタートした芝の状態もレースを重ねるごとに悪化し、メインレースの頃には重馬場まで変化していました。

ここまで馬場状態が悪化すると、如何に元の状態が良かったとしても内側の馬場は踏み荒らされ、走り辛い状態へと変化。逆に外側は比較的良い状態をキープしているので、結果的に外を廻すことが多くなる差し・追い込み馬にとっては有利な形になります。

しかも今回、最初は後方にいたエリンコートが3コーナー入り口辺りから一気に動き出し、4コーナー入り口辺りで先行馬に並び掛けるという場面が有りました。このエリンコート鞍上・池添騎手が仕掛けた奇襲により、それまでリズム良く運んでいたヴィルシーナとオールザットジャズが、早仕掛けを余儀なくされる事態に。

これは後方から競馬をしていたレインボーダリアにとって、大きな助けになりましたね。あそこでヴィルシーナがリズムを崩し余計な脚を使ってくれたせいで、最後の直線の叩き合いでレインボーダリアを差し返す余力を失っていました。

もしヴィルシーナがあそこでリズムを崩さずにスムーズに競馬していたら、果たして直線で差し切れたかどうか・・・。そういう意味では、レインボーダリアの最大の勝因はエリンコートの早仕掛けである。そう言っても良いかも知れません。


■幸運の女神にフラれた・・・

ヴィルシーナはまたもあと一歩及ばずに2着・・・。本当に持っていない馬ですね。

パドックの気配ですが、秋華賞の時と同じくらいか若干落ちる程度の出来だったと思います。充分力を出しきれる状態でしたね。

レースではいつも通り好位からの競馬となりましたが、鞍上の内田博幸騎手はあまり前に行き過ぎない様に、そして内に入り過ぎないように気を付けながら乗っていましたね。これはやはり荒れた馬場状態を懸念してのことだったと思います。

勝ったレインボーダリアとヴィルシーナの運命を分けたのは、やはりエリンコートの早仕掛けでしょう。レインボーダリアにとっては幸運をもたらす早仕掛けとなりましたが、ヴィルシーナにとっては不運を呼び込むモノとなりました。

あの早仕掛けで道中の流れは一気にペースアップしました。一瞬の切れに秀でているオールザットジャズなどは、瞬時にギアチェンジしてペースアップした流れにも対応しましたが、速い脚を使えないヴィルシーナはギアチェンジがスムーズに出来ず、ここで置かれてしまいます。

内田騎手の理想としては、仕掛ける時は自身が主導権を握る感じで徐々にペースアップしていく形をイメージしていた筈。一瞬の切れは無いものの、長く脚を使えるヴィルシーナにとっては主導権を握った上でのロングスパートが最上でしたからね。

ところがエリンコートの早仕掛けにより追い出しのタイミングが崩されたばかりか、ここでモタついてしまった為に後続勢にも差を詰められてしまいます。早め先頭から直線セーフティリードを作って粘りこむというプランが実現不可能となった訳で、まさにここで勝ち馬と明暗を分ける形になってしまいました。

最後の直線では1番人気のプライドからか、必死にレインボーダリアに抵抗したヴィルシーナ。しかし運に見放された同馬が差し返せるような雰囲気はありませんでした。

これでGⅠでは4戦連続して2着となったヴィルシーナ。果たして彼女がGⅠタイトルを掴む日は来るのでしょうかね・・・。


■勝てるレースだったのに・・・

今回一番もったいない競馬をしたのが、5着に敗れたオールザットジャズでしょう。

プラス14キロと大幅に馬体を増やしてきたオールザットジャズでしたが、パドックでは太く見せるどころか素晴らしい状態で周回していました。

そもそもプラス14キロと言っても、前走の府中牝馬Sで12キロ減らした馬体を戻しただけのこと。さすが世界の角居厩舎。追い切りでも素晴らしい動きを見せていましたが、大一番を迎えてしっかりと馬を作ってきたなという印象を受けましたね。

レース前はこのように素晴らしい状態のオールザットジャズでしたが、レースでは誤算続きでした。まずスタートでヴィルシーナよりも前のポジションを取った時に『やってしまった』と思いました。今回同馬が最大にマークすべき相手はヴィルシーナで、その馬よりも前に行ってしまったら、どうしようもありません。

また競馬の性質上、前を行く馬は馬場の内側を通る可能性がどうしても高くなります。通常の競馬ならこれは大きなアドバンテージとなり得るのですが、今回のように内側の馬場が悪化していた場合は逆効果に・・・。実際最後の直線で、その懸念は見事的中することになってしまいます。

当然エリンコートの早仕掛けも、大きな敗因のひとつでしょう。あの仕掛けに釣られたせいで、ラストスパートを掛けるタイミングが大分早くなってしまったのは間違いありませんから。

ただ最大の敗因は、やはり直線で荒れた内に突っ込んでしまったことでしょう。明らかにあれで脚を失くしてしまいましたからね。あの時内に突っ込まずに馬場の外に進路を取っていれば、間違いなくもっと際どい勝負になっていた筈。そう考えると馬券を勝っていた身としては非常に悔しいです(笑)

正直このレースは勝てるレースだったと思います。4コーナーの手応えなんか抜群でしたからね。直線でも一旦は完全に抜け出しましたから。

それだけにこの最大のチャンスを逸したのは何とも痛いところ。管理する角居厩舎にとっては、非常に悔いの残るレースになったのではないでしょうか。

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[ 2012/11/11 22:48 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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