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福山競馬廃止について・・・


2012_11_28福山競馬
Photo By ノブアキ

既報どおり、福山競馬の今年度一杯での廃止が決定しました。

この問題については報道等で話が浮上してから、その動向を逐一見守ってはいたのですが、敢えてここまで記事にはしないでいました。

その理由としては『外野が安易に口を挟むような問題ではない』という思いがあり、ここまで沈黙を守っていた訳ですが、今回『福山競馬廃止』という悲しい結果では有るものの、覆ることはないであろう結論が出ました。

ですので、この機会に地方競馬に縁のある元競馬関係者の一人として、私の率直な考えを述べさせて頂きたいと思います。

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■将来の展望が全く描けない福山競馬


まず始めに、この一連の経緯について取り上げた各新聞記事をご紹介させていただきます。

◆中国新聞◆
・福山競馬、来年3月廃止を表明 市長「収支の確保困難」
・競馬廃止に「残念」「理解」
・福山競馬廃止 赤字ならやむを得まい(社説)

◆読売新聞◆
・福山競馬廃止へ 市長「断腸の思い」

これら記事を読んだ上で、且つ現在福山競馬が置かれている状況を考えると、消極的ではありますが私も福山競馬廃止については賛成という立場です。

存続派の人たちからは『同じ地方競馬の仲間であった人間が何を言うのか!』と思われるかもしれませんが、将来への展望が全く描けない状況である以上、今の余力が有る段階でキッパリと競馬存続を諦めて、その代わりに関係者や所属馬たちへの今後の手厚い支援・補償を求めた方が、結果として多くの関係者・馬たちが救われる結果になるのではないでしょうか?

今回の報道を見てれば分かるように、競馬を運営する側である福山市に経営改善を実行し、この窮地を乗り越えようという意欲は全くありません。どちらかといえば早く競馬運営という重石を下ろしたいというのが本音ではないでしょうか。

主催者がこんな感じで、今後の競馬運営の見通し・収支改善の見込みが立つでしょうか?状況が好転することは99.9%有り得ないと思います。

存続派の人たちは経費削減案や地方競馬全国協会の支援策を用意していたようですが、もしそれが受け入れられたとしても、結局は息絶え絶えのところでギリギリ延命しただけ・・・。直ぐに同じ様な状況が再び訪れて、今度こそ確実な死を告げられる事態となることは間違いないでしょう。

どうせ同じ結末を迎えるなら、色々と譲歩を引き出せるいま廃止するのが最良の選択では?個人的にはそう思っています。


■どんな素晴らしいモノでも、支持を得られなければ生き残れない

地方競馬の存在意義とは、地方財政に寄与することに有ります。決して馬文化やサラブレッドの資源保護が目的ではないのです。

競馬に関心の少ない大多数の市民にとって、『黒字ならば存続もやぶさかではないが、赤字ならば即刻廃止すべき』という意見が殆どでしょう。普通の人にとって地方財政に寄与するどころか、赤字となり税金を投入しなければならなくなった地方競馬など、多くの人に忌み嫌われる『無駄な公共事業』となんら変わらないのですから・・・。

どんなに素晴らしい文化・スポーツで有っても、そこに住む人たちの支持を失ったモノは生き残ることは出来ません。これは何百年もの歴史を誇る競馬と言っても例外では無いのです。

残念ながら福山競馬は、殆どの福山市民にとって『赤字でも存続して欲しい』という声が上がる存在にはなり得ませんでした。市民の支持が得られない以上、市長の判断はやり方は別として妥当だと言わざるを得ないと思います。

もちろん、非常に残念なことではありますけどね・・・。


■出来ることは競馬の素晴らしさを語ることのみ

今年になってから荒尾競馬、福山競馬と2つの地方競馬が廃止へと追い込まれました。

残る地方競馬にも存廃問題が浮上しているところは多数ありますので、この2つの競馬場の廃止が今後に与える影響は間違いなく大きいことでしょう。もしかしたら近いうちに更なる競馬場の廃止も有り得るかも知れません。

過去には競馬ファンから多くの支持を集め、競馬を主宰する自治体の財政に大きく貢献した地方競馬でしたが、そのような輝かしい時代は遠い過去のものとなってしまいました。

あの巨大で資金力のあるJRAですら売上げ減少に歯止めが掛からない現状、運営規模の小さい地方競馬は余程覚悟を決めて経営努力を重ねないと、まず生き残ることなど出来ないでしょう。その為にはまず官製競馬からの脱却が必要不可欠だと思うのですが・・・果たしてどうなるでしょうか。。。

いま日本の競馬は過渡期を迎えています。この素晴らしい競馬が10年後、30年後、そして50年後にどのような姿となっているのか?衰退しているのか復活しているのかは何とも言えませんが、自分に出来ることはただ一つ、競馬の素晴らしさを語ることだけです。

大して力もない、ちっぽけな存在である私が競馬の素晴らしさを語ったところで、果たしてどれほど力になれるか分かりません。しかしこの競馬という素晴らしい文化を未来で生きる人たちに受け渡す為にも、出来る事からコツコツとやっていこうと思います。

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[ 2012/11/28 23:33 ] 地方競馬 | TB(0) | CM(-)
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