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ロゴタイプとコディーノ。この2頭の明暗を分けたのは、2人の騎手の一瞬の判断 ~第64回朝日杯FS(GⅠ)レース回顧~


2012_12_17ロゴタイプ
Photo by Yahoo

圧倒的1番人気に支持された馬と言っても、リズムを欠いてしまえばこうも簡単に敗れてしまう・・・。

今年の朝日杯FSは、勝負事にとってリズム・流れというモノが如何に大切であるかを、改めて思い起こさせる結果になったのではないかと思います。


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■名手が導いたGⅠタイトル

外枠が圧倒的に不利といわれる中山芝マイルコース。前走ベゴニア賞をレコードで圧勝したロゴタイプが、単勝7番人気という予想以上に低い支持に留まったのは、間違いなく14番枠という枠順が嫌われた為でしょう。

その致命的とも言いかねない枠順の不利を帳消しにしたのは、鞍上ミルコ・デムーロ騎手の好騎乗でした。

長年日本で騎乗し、このコースの特性も良く理解しているデムーロ騎手。スタートから先頭に立たんばかりの勢いでロゴタイプを出していったのは、間違いなく外枠の不利を少しでも無くす意図があった為でしょう。

その出していった代償として序盤はやや折り合いを欠きましたが、そこから馬を上手く我慢させて何とか折り合いを付ける事が出来ました。

そこからはそのポジションをキープすることに専念し、勝負どころまで無駄な動きを一切無くし脚を溜めることに専念。最後の直線でコディーノの強襲を凌ぐことが出来たのは、ここで動かずに力を溜めることが出来たことが一番大きいと思います。

日本人騎手と外国人騎手の大きな違いとして、よく外国人騎手には『出して行って(前に行って)持たせる技術がある』と言われますが、今回のデムーロ騎手はまさに出して行って見事に最後まで持たせました。多くの日本人騎手たちにその技術の高さを見せつけたと言っても良いかも知れません。

今回のロゴタイプはパドックでも非常に目立つ出来で、間違いなく2歳王者に相応しい力量の持ち主だったと思いますが、やはり名手デムーロ騎手の手綱捌きがあってこそのGⅠ戴冠であったというのが、正直な感想と言うところですね。


■たった一つの判断が勝負の明暗を分ける結果に

圧倒的1番人気に支持されたものの、ロゴタイプにクビ差届かず2着に敗れてしまったコディーノ。

最後の直線ではいつものような爆発的な末脚を見せることが出来ませんでしたが、道中で折り合いを大きく欠いてしまったことが、彼の末脚の切れを削いでしまったのは間違いないところでしょう。

5番枠という好枠を利して、スタート直後から内ラチ沿いを進んでいたコディーノ。しかし外の方から馬が寄ってきて内がごちゃつきそうな気配が有った為に、横山典騎手は向こう正面でコディーノを一気に大外まで持ち出します。

これは勝負どころで包まれて不利を受けないようにするという判断を元に行われた訳ですが、結果としてこの判断がコディーノにとって仇となります。

ここまでレースの流れに乗って気分良く走っていたコディーノ。いつもは馬の後ろにつけることで自然とペースのアップダウンにも対応してきましたが、今回大外に持ち出されたコディーノの前に馬はいませんでした。

ちょうどコディーノが大外に持ち出された区間は、このレースで一番ペースが緩んだと思われる区間。気分良く流れに乗って走っていたコディーノは、先頭を走るネオウィズダムのペースダウンに対応することが出来ずに、掛かるような形で一気に先頭へ。

鞍上の横山典騎手が慌てて手綱を引いたことにより、そこから何とかペースダウンして4番手までポジションを下げることが出来ましたが、勝負どころでのこのロスはかなり痛かったでしょう。

ただでさえコディーノはどちらかと言うと後肢に比重を掛けた走り方をする馬。急激なペースのアップダウンに対する対応力はそんなに高く無いタイプなので、他馬以上に後肢に負担が掛かったことは間違いない筈。直線で案外伸びなかった大きな理由は、この区間での一連の動きに有るのではないでしょうか。

今回ロゴタイプの大駆けにも会い2着と敗れてしまったコディーノですが、その評価を大きく下げる必要は無いと思っています。元々中山コースよりも府中の高速馬場の方が向いている馬だと思っていましたし、今回は前述した様に道中大きなロスも有りました。

あれでクビ差の2着なのですから、負けて強しと言うべきでしょう。コディーノの事をスーパーホースと思っていた方たちにとっては落胆する結果かもしれませんが、スーパーホースと言えども思わぬレースで負けることが有るのは、過去の歴史が証明しています。大事なのはこれからです。

今回惜しくもGⅠ戴冠ならなかったコディーノですが、この敗戦を糧に今後どれだけの成長を見せることが出来るか。名伯楽・藤沢和雄調教師の手腕に期待したいと思います。


■レースにならなかったエーシントップ

ここからは気になる馬たちを簡単に。

ゴットフリートは3番人気で3着。パドックでも馬の出来が目立つ一頭でしたし、この好走は驚くべきことではないでしょう。スミヨン騎手も上手く脚を溜めて乗ったと思います。

ただ最後の直線で前2頭に離されたように、一瞬の切れはやや物足りないところがありますね。展開的には上位馬の中で一番楽だったと思われるだけに、最後はもう少し詰め寄って欲しかったかも。その部分が今後に向けての課題といえるでしょうか。

フラムドグロワールは5番人気で4着。こちらもウィリアムズ騎手が上手く乗ったと思います。どうしても一瞬の切れに欠けるところがあるので、最後は追い比べで見劣ってしまったのは仕方が無いところ。この馬もこの辺が今後の課題となるでしょうか。

ただ馬体自体はこの中でも上位クラスのモノを持っていますので、今後の成長次第では充分重賞タイトルを狙える器だと思いますね。

2番人気に支持されたエーシントップは8着。馬の出来自体は非常に良かったんですが、スタートで隣の馬にかなり派手にぶつけられてしまいましたね。それで馬がエキサイトしてしまい、折り合いが付かなくなってしまいました。

浜中騎手も仕方なしに先頭に立って折り合いを付けようとしたのですが、そこで同じく折り合いを欠いてしまったネオウィズダムが絡んでくる始末・・・。もうこうなると競馬になりませんね。力を出し切れなかったのも当然といえる不運な競馬内容でした。

今回の大敗で次走以降人気が下がりそうなエーシントップですが、まるで力を出し切っていなかっただけに全く軽視するのは危険でしょう。個人的にはこの世代トップクラスの力量の持ち主と思っていますので、ある程度評価の落ちる次走こそ、大きく狙って見たいと思います。


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[ 2012/12/17 08:00 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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