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メイケイペガスターの能力を存分に引き出した横山典弘 ~第47回共同通信杯レース回顧~


2013共同通信杯
Photo by Yahoo

 メイケイペガスターは強かった。しかしそれ以上に、騎手・横山典弘が素晴らしかった・・・。

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■名手の手綱捌きが冴え渡った


 使われているだけあって、毛ヅヤならびに馬体の張りが目立つ仕上がり。マイナス8キロということだったが、その影響は微塵も感じられず、フジキセキ産駒らしい切れを感じさせる馬体だった。

 今回の勝因だが、とにかく好位に付けて難なく折り合わせた横山典弘騎手の手腕であることは間違いないだろう。

 折り合いに相当な不安を持つ同馬。一歩間違えばデイリー杯2歳Sで見せたように自滅する危険性がある同馬を、テン乗りでスタートから出して行き好位3番手のポジションを取った上で、難なく折り合わせた手綱捌きは素晴らしいの一言。

 前の週の東京新聞杯で トライアンフマーチに騎乗した時も思ったのだが、こういった掛かる馬を折り合わせることに関して、現時点で日本一の技術を持っているのが横山典弘騎手。彼が手綱を取っていなければ、この2頭の好走は難しかったはずだ。もっと称えられても良い素晴らしい技術だと思う。

 実際あのポジションに付けて折り合わせた時点で、9割方勝負が付いていたと言っても過言ではない。今回出走した馬の中で一番切れる脚を使う馬が、好位で余力を持ったまま競馬されてしまっては、後ろの馬たちの出番が無いのも当然。

 メイケイペガスターの能力も重賞を勝つに相応しい素晴らしいモノだったが、今回に関しては手綱を取った横山典弘騎手の功績が大だったと思う。


■勝ち馬との実力差はない

 朝日杯以来ということで仕上がりがどうか?と言われていたゴットフリートだが、毛ヅヤ・馬体の張り共に素晴らしく、キッチリと作りこまれた馬体は、内面を除けば出走メンバー中一番の仕上がりに映った。

 レースでは好位から勝ち馬を見る形での競馬となったゴットフリート。ポジション的には悪い位置ではなく、ある意味理想的な競馬が出来たと思うのだが、結果的にメイケイペガスターに前に出られた時点で分が悪かったと言えるだろう。

 ゴットフリート自身は、切れるというよりも長く脚を使うタイプの馬。切れ味が生きるレース展開で、且つ自身より切れる脚を使うメイケイペガスターに前に出られていた時点で、このレースを勝つのは非常に難しくなってしまった。せめて叩き合いの形に持ち込めれば何とかなったのかも知れないが、直線に入って追い出された瞬間にスッと離されてしまった辺り、完全に切れ負けしていたと言える。

 手綱を取ったビュイック騎手は敗因を休み明けや距離とコメントしていたようだが、そうではなくて今回は単純に切れ負け。たとえばもっと厳しい流れとなり、同馬の持つしぶとさが生きる展開になっていれば、充分逆転は可能だと思う。


■これ以上ない競馬をして3着

 パドックでのマイネルストラーノは『素晴らしい出来』と言う感じではなかったが、馬からは覇気が感じられ歩様からもバネを感じられるなど、マズマズの仕上がりにあったのではないだろうか。

 レースでは同じ馬主のマイネルマエストロを前に行かせて、2番手の内ラチ沿いをキープ。最後まで内ラチ沿いから離れないという全くロスの無い競馬を展開した柴田大知騎手は、これ以上無い仕事をしたのでは。
 
 最後まで内ラチ沿いをキープした同馬は、直線でもジリジリと脚を伸ばし3着を確保。これ以上ない競馬をしての3着なので、陣営も結果には満足だろう。

 これ以上無い競馬をして3着と言う結果だっただけに、正直クラシックと言うには少し力が足りない面はあると思う。ただレースの流れに乗れれば安定して力を発揮する馬だけに、今後も前哨戦などではしっかりと評価し、馬券に加えたいところだ。


■実力を再確認できた4着

 前走時(ラジオNIKKEI杯2歳S)と比べると、だいぶ前向きさが出てきたように思えた今回のパドック。ただやはりまだ復調途上と言う印象で、馬体もどこか緩く映ったのが正直な印象だった。

 レースでは出遅れて後方から。道中はそのまま内ラチ沿いをキープして脚を溜めるも、直線では早めに外に持ち出しラストスパートへ。この一連の動きにはどうしてもロスが生じるため、レース後『あのまま内を突いていれば?』と言う声も一部で上がったようだが、岩田騎手が外に持ち出した時は内が結構ごちゃごちゃしており、一瞬の判断を要求されるあの場面では外に持ち出す判断を下したのも致し方ないのでは?

 実際ラウンドワールドの前にいて内を選択したマンボネフューは、直線前が壁になり外に持ち出さざるを得なくなった訳だし、そう考えるとあの判断も間違っているとは言えないと思う。

 さて外に持ち出されてラストスパートを開始したラウンドワールドだが、自身も上がり33秒6という脚を使っているものの、レースの上がりが34秒フラットと言う展開では差し切れと言うのが無茶な要求。ジリジリと脚を伸ばしたものの、4着まで浮上したところでゴールを迎えたわけだが、復調途上と言うことを考えれば良く走った方ではないだろうか。

 前走の不可解な大敗で一気に評価に疑問符が付いたラウンドワールドだが、やはりそれ相応の力を秘めていることは今回の走りで再確認できた。今後はいよいよクラシック本番に向けて挑んで行くわけだが、そこで復権出来るかどうかは管理する松田博資調教師の手腕に掛かっているだろう。

 名伯楽の素晴らしい仕事振りに期待したい。 


■能力は高いのだが・・・

 仕上がりそのものは悪くなかったが、小走りになったり頭を振ったりと気難しいところを見せていたパドックのマンボネフュー。この姿に正直不安を感じたのだが、レースではその不安が現実のモノとなってしまったようだ。

 抜群のスタートを切ったマンボネフュー。そのまま逃げるのでは?と言うくらい勢いを見せていたが、『逃げるのだけは勘弁』とばかりに鞍上の蛯名騎手は手綱を絞る。

 ところがこの指示に反発したのがマンボネフュー。マイネルマエストロやストラーノと併せる形となり闘争心に火がついたのか、鞍上の指示に反発ししきりに前に行きたがる。蛯名騎手も体重を後ろにかけて抑え込んだお陰で結果として暴走こそしなかったものの、体力的なロスはそれなりにあったのではなかろうか。

 また一旦抑え込んだもののこれだけ気持ちが前向きになってしまうと、ちょっとした手綱の動きだけで再度掛かる可能性が出てくる。と言うことは暴走する危険性を考えると勝負どころまで全く動けなくなる訳で、これで蛯名騎手は金縛りに掛かったようになってしまった。

 必死に馬を抑え込み、動けなくなってしまった蛯名騎手。動けないままに位置取りは悪くなり、勝負どころの直線に向いた時点で前が塞がってしまうロスも・・・。何とか外に持ち出し追い出すものの、切れる脚を使えないマンボネフューにとっては既に万事休すといった形となってしまった。

 能力そのものは間違いなく高いと思われるが、如何せん気性がネックの同馬。このままでは高い能力も気性が災いして宝の持ち腐れとなる可能性が高いだけに、今後はとにかく気性面での成長が待ち望まれる。


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[ 2013/02/11 23:23 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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