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今日23日は阪神競馬場で3歳重賞、『第22回 アーリントンカップ(GⅢ)』が行われます。
クラシックやNHKマイルカップに向けて、賞金を加算しておきたい馬が出走してきたこのレース。果たして出走馬の状態はどのようなものなのでしょうか?
久々に追い切り診断を行ってみようと思います。
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■抜群の動きを見せたカオスモス
1番 タガノエンブレム道中何度かノメる。荒れた馬場を走るのは少々苦手っぽい感じも。動き自体はまあまあで、前走の調子を維持か。
評価:32番 レッドアリオンこの厩舎にしては珍しいCWコースでの追い切り。テンから飛ばしたのか?馬格の無い馬で重い馬場と言うこともあり、終いやや脚が上がる格好に。フォームは乱れていなかったが、まあ普通の出来だろうか。
評価:33番 カオスモス今年一番と行って良いほど重くなった馬場を、全く苦にする様子を見せず馬なりでスイスイ登坂。身体全体をスムーズに使えており、出来はかなり良好。
評価:4.54番 ケイアイヴァーゲ映像なし、評価不能。
5番 カシノランナウェイ長めから終い軽く気合を付けた程度。大飛びで道中はリズム良く走れているが、直線半ばぐらいからバテたのか首の使い方が甘く。もう少し上手く全身を使えるようになると良くなりそう。体調自体はまずまず。
評価:36番 コパノリチャード残り200m程から仕掛け、パートナーを置き去りにする動きを披露。頭は高いが、高いになりに首は使えており脚取りも力強い。出来は良好。
評価:4
7番 ラブリーデイ仕掛けられると内からスッと抜ける。時計はマズマズだが、動き自体は普通より若干良い程度か。キングカメハメハ産駒ということで首が太く、その分動きが硬く見える。もう少し柔らか味が出てくるともう一段上のステージに行けそうなのだが。
評価:3.58番 レッドジャイヴ併せ馬で内から抜ける時のスピード・躍動感は中々。首もだいぶ使えるようになってきたし、脚も良く伸びていた。近走はやや不調気味だが、ここに来て状態も上向いてきたのでは。
評価:3.59番 メイショウヤマホコ頭は高いが身体を使えており、脚取りも力強い。荒れた時間帯の栗東坂路でこの動き・時計ならかなり良いのでは。若干ダート向きかも知れないが、競走馬としての器は結構大きいかも。
評価:3.510番 テイエムイナズマちょっとフラフラした場面はあったが、身体全体を使った走りで脚取りも力強い。良い雰囲気を持った馬で、気性的に当てにし辛い面はあるものの、素質そのものは世代でも上位クラスだろう。まともに走れば当然勝負になると感じられる動きだった。
評価:3.5■伏兵の台頭も期待できる出来の良い馬が揃った印象ですが、その中でも千両賞の1・2着馬カオスモス・コパノリチャードの出来が目立ってますね。やはり実績的にも上位のこの2頭がアタマを争うと言うのが一般的な見方でしょうか。
ただ好調馬が多いだけに、この2頭がお互いを意識しすぎる隙を突いて喰ってしまう可能性も充分。個人的にはテイエムイナズマやレッドジャイヴ、メイショウヤマホコなんて面白いと思っているのですが・・・。
この追い切りを経て、各馬が今日までにどれだけ状態を上げてきているのか。パドックでしっかりと確認したいと思います。
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