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この裁定はおかしいのでは!? 福永騎手の騎乗停止問題を考える


2013_02_25福永祐一
Photo by sanspo
 
 24日の阪神競馬3レース。1番人気のマノワールに騎乗していた福永祐一騎手は、最後の直線で外側に斜行。

 この影響によりキネオウィン、ヴァルティカル、ゴールデンヒーローの進路が狭くなった為、失格・降着等は無かったものの、福永騎手には3月2日から10日までの9日間の騎乗停止処分が下されました。

福永アウト!弥生賞エピファにビュイック / 日刊スポーツ

 この騎乗停止処分により、今週行われる弥生賞で騎乗予定だったエピファネイアには、騎乗出来なくなった福永騎手。大事なクラシック前哨戦をフイにしてしまった今回の騎乗停止処分は、福永騎手にとって非常に痛い出来事だったと思います。


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■福永騎手にとっては不運な裁定

 今回の進路妨害。斜行したことは事実なので、福永騎手に制裁が課されるのは致し方ないと思いますが、進路妨害が発生した経緯を考えると、福永騎手にとってはいささか不運な裁定となってしまったと言うのが個人的な感想です。

 そもそも今回の進路妨害の発端は、直線の入り口で吉田豊騎手が騎乗していたキネオウィンが内側に斜行し、福永騎手騎乗のマノワールを弾き飛ばしたことにあります。

 この時内側に押されたマノワールは、斜め前にいた太宰騎手騎乗のスナークスプリクトに接触。このままではスナークスプリクトの後肢とマノワールの前肢が接触し、最悪転倒事故を引き起こす可能性が有った為、福永騎手はそれを回避する為に慌ててマノワールを外へ誘導。

 結果としてこれがキネオウィンを弾き飛ばす形になってしまい、大きく弾き飛ばされたキネオウィンはヴァルティカルとゴールデンヒーローの進路を遮る形に。結果として福永騎手には進路妨害よる騎乗停止という、厳しい裁定が下されることとなりました。


■原因をつくった吉田豊騎手はお咎めナシ?

 今回の件。危険回避の為とはいえ、結果的に複数の馬の進路を妨害する結果になってしまったので、福永騎手に制裁が下されるのは仕方のないことでしょう。ただ大元の原因を作った吉田豊騎手が、まったくお咎めナシなのは何故なのか?この一点だけはちょっと理解できませんね。

 JRAのホームページで公開されているパトロールVTRを見れば分かりますが、吉田騎手のキネオウィンは明らかに福永騎手のマノワールを内側に弾き飛ばしています。もしあそこで福永騎手が体勢を立て直し外に出なければ、最悪落馬事故の原因を作った張本人として、吉田騎手は処分されていたことでしょう。

 いわば福永騎手の危険回避の動きにより救われたに等しいのに、福永騎手には制裁を下し、大元の原因を作った吉田豊騎手はお咎めナシと言うのは、明らかにおかしいのでは?

 実際あの場面だけ見ても、マノワールは完全に挟まれてる訳ですからね。今までの制裁事例から考えても、1~2日の騎乗停止処分を課すのが妥当ではないのでしょうか?


■相変わらずダメダメな裁決委員

今回の一件で改めて強く感じたのは、いくらルールを改正してもそれを運用する裁決委員の質が上がらなければ、やはり根本的な解決にはならないという事実です。

 やっぱりいくらルールが素晴らしいものでも、それを運用する人間がダメダメだったら、そのルールもまともに機能する訳が無いですからね。

 だからこそ以前から当ブログでも『ルール整備に熱を上げるよりも、ルールを運用する裁決委員のレベルを上げる努力をしろ!』と訴え続けて来ているのですが、一向に改善される兆候が見られない現状には、正直苦笑いするしかありません。

 新ルール施行以降、審議事例は明らかに減った代わりに騎手への制裁が増加しました。新ルールの性質上、やり得を許さない為にも制裁を厳罰化すること自体は理解できるのですが、それも概ね正しい判断によって下されている場合のみ支持できる事です。

 今回のように2人の騎手に制裁が下されるのが正しいと思われるのに、一方の騎手には制裁を下し、もう一方の騎手は無罪放免では、やり得を許さない為の厳罰化というお題目は説得力を失ってしまうと思うのですが・・・。
 
 如何ですかね?裁決委員の皆さん。


■より良い競馬にする為にも研鑽努力を忘れてはならない

 騎乗停止という処分は、何も騎手一人に影響が留まる処分ではありません。今回のエピファネイアの事例を見ても分かるように、一人の騎手が騎乗停止になれば、次週以降その騎手が騎乗する予定だった全ての競走馬に影響が及びます。

 それだけに裁決委員には、常に多くの人々が納得できる裁定・判断を下す大きな責任・義務が生じる筈。

 常に万人が納得できる裁定を下すことなど不可能でしょうし、そこまで完璧さを求めるつもりは毛頭有りませんが、その判断が多くの人々に多大な影響を与える以上、裁決委員の皆さんには常日頃から真摯に職務に向き合い、日々の研鑽努力を怠らないで欲しいなと強く思います。

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[ 2013/02/25 22:40 ] 競馬雑談 | TB(0) | CM(-)
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