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カミノタサハラの勝因と、有力馬たちの敗因 ~第50回弥生賞(G2)レース回顧~


2013弥生賞1
Photo by sanspo

 エピファネイアとコディーノと言う、いわば2強対決に沸いた今年の弥生賞。

 この2頭のどちらかがこのレースを制し、主役として皐月賞へと臨むことになるだろうと言うのが、戦前の大方の予想だったのですが・・・。まさかこの2頭が揃って連対できない結果になるとは思いませんでした。

 2強を破り弥生賞を制したのは関東馬カミノタサハラ。果たして同馬は、西高東低の状況が長らく続く牡馬クラシック戦線において、同じ関東馬のロゴタイプと共に風穴を開ける様な活躍が出来るのでしょうか。 


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■状態の良さをフルに生かした重賞制覇

 カミノタサハラの勝因ですが、まず第一に状態が非常に良かったことが上げられますね。上位人気馬がみな休み明けという状況下の中、同馬は使われてきた強みがありましたから、この時点でかなりのアドバンテージがありました。

 それにプラスして同馬はこの時点で2勝馬。皐月賞に出走するには、ここで最低でも3着までに入線する必要がありましたので、陣営も現時点で出来うる限りの仕上げを施していました。毛ヅヤはピカピカで無駄肉のない仕上がり。一目見て状態が良さそうなのが分かりましたよ。

 また今回レースの流れが予想していたよりも速くなり、上がり3ハロンの切れ味勝負ではなく、4ハロンからのロングスパート戦になったのも、切れ味勝負よりも持久力勝負を得意とする同馬に向いたと思います。

 カミノタサハラには今回テン乗りで内田博幸騎手が騎乗しましたが、有馬記念のゴールドシップと同じ様な乗り方をし、同馬の脚をフルに使い切るような競馬をしました。さすが関東が誇る名手ですね。これ以上無い騎乗だったと思います。

 今回弥生賞を制し一躍クラシックの有力候補に躍り出たカミノタサハラですが、この勝利で春二冠制覇に近づいたかと言うと、個人的にはちょっと微妙かな?と思います。

 まずは今回かなりのレベルに仕上げられていた為に、他馬に比べて本番へ向けての上がり目がそれほど期待出来ないのは痛いですね。次走以降は休み明けだった有力馬たちもグッと状態を上げてきますから。

 またこれから春を迎えて気温が高くなり、今より馬場状態が良くなっていくと仮定すると、スピードよりも持久力に分がある同馬にとって、本番ではスピード負けする可能性が出てくるのではないかと。

 特に皐月賞はともかくとして、ダービーなどは近年良馬場なら2分24秒を切るような決着になっています。ディープ産駒にしては重厚なタイプである同馬にとって、いくら距離が伸びると言ってもスピード勝負は辛いのでは?。それだったらまだ乱ペースになり易い皐月賞の方がチャンスは有るかもしれません。

 個人的にこういった厳しい流れに強いタイプは、3歳よりも古馬になってから真価を発揮するタイプだと思っています。本当に良くなるのは恐らく秋以降でしょうし、とりあえず春のクラシックよりも菊花賞で忘れずに買おうと思います(笑)


■驚きの激走

 2着のミヤジタイガには驚きました。確かに下位人気と言ってもホープフルSや若駒Sで4着に入っていますから、ある程度の健闘は期待出来たのですが・・・まさか2強より上位に来るとは想像していませんでしたね。

 ミヤジタイガの好走要因ですが、やはり状態が良く使われていたアドバンテージが有ったこと。そして中山コースの適性が高く、また馬場状態・展開が向いたことが上げられると思います。

 特に切れ味勝負にならなかったことが、同馬にとって一番有利に働いた条件でしょうね。ミヤジタイガに33秒台の脚を使えと言っても、現状それは無理な相談ですから。新潟みたいな競馬場なら使えるでしょうけど(苦笑)

 さすがに本番では競馬も厳しくなりますし、同じ様に好走するには大きな上積みが必要となるでしょう。普通に考えたら厳しい戦いが待ち受けていますが、条件はピッタリですし競馬センスも良いですからね。この時期の3歳馬というのは短期間のうちに大きく力を付けることもありますし、本番でもそれなりの注意は必要かと思います。


■あの展開なら弾けて欲しかった気も・・・

 最終追い切りが予想以上にソフトだったので、仕上がりが心配されていたコディーノ。でもその心配もなんのその。パドックに現れたコディーノは、休み明けでも良い状態に仕上がっていたと思います。

 さすがは名伯楽・藤沢和雄調教師。あのような調整過程でもきっちりと馬を作ってきたその手腕に、素直に脱帽です(苦笑)

 さて朝日杯では折り合いを欠いた為に敗れてしまい、折り合い面の課題を克服する事を最大目標に出走してきたコディーノですが、レースを見る限りある程度克服の目処は立ったと言って良さそうですね。

 少なくとも馬群の中でジッとしている競馬を心掛ける限り、変に折り合いを欠く心配はしなくても良さそうです。ただ途中でポジションを押し上げる為にペースアップをしようとすると、朝日杯の時の様にブレーキが効かずに、行き過ぎてしまう危険性はまだ残っていそうな気はします。

 今回前哨戦としては良い競馬が出来たコディーノですが、1つ物足らないところがあるとすれば、直線で思ったよりも弾けなかった事ですかね。札幌2歳Sや東スポ杯の時は素晴らしい切れを見せたコディーノでしたが、今回ロスの無い競馬をした割には、ミヤジタイガと同じ様な脚しか使えませんでした。

 もちろん休み明けという事で仕上げにも余裕が有るし、ある程度の割引は必要かと思いますが・・・それにしてもグッと来るところが無かったなぁ・・・。横山典弘騎手も最後は結構本気で追ってたんですけどね。

 今の中山は相当パワーを要求される馬場になっているので、キンカメ産駒と言っても切れに特化しているコディーノにとって、もしかしたら向かないコースなのかも知れません。


■今後も過剰評価には注意

 3番人気に推されたキズナは5着。

 マイナス12キロと大きく馬体を減らしていましたが、今までが結構余裕のある身体付きだったので、これは馬体が絞れたものだと判断してよかったと思います。

 ただもう少しスケール感のある馬だと思っていたんですが、今回は予想以上に『普通の馬』に見えてしまったのが気になりました。まだまだ成長途上なのかも知れません。

 同馬も戦前は折り合いに懸念を持たれていましたが、今回弥生賞にしては比較的流れたためか、後方でスムーズに折り合っていましたね。

 勝負どころの4コーナーでも手応えは充分。ただそこで武豊騎手が前にいたカミノタサハラの手応えを見誤り、内に進路を取ってしまったのが結果として致命的になりました。

 前が詰まり一瞬追い出しが遅れるロス。あのコンマ何秒と言うロスが無ければ、少なくとも皐月賞の優先権は望めるだけの脚を使っていただけに、陣営にとっては悔いの残る一戦となってしまいましたね。

 ただあそこでコンマ何秒でも仕掛けを遅らせることが出来たからこそ、最後の脚を引き出すことができたと言う考え方も出来るので、あれが無ければ勝てたと断言は出来ないでしょう。

 同馬を評価するとしてもカミノタサハラと同程度かやや落ちるぐらい評価が、現時点では妥当なのではないでしょうか。イメージ的には不器用な分、ショウナンマイティとタイプが似ている気がします。


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[ 2013/03/04 12:00 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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