レディアルバローザの引退が決定・・・。今後は母親として大成功する事を期待したい


中山牝馬S勝ち馬 レディアルバローザ(福永祐一)3
Photo by  arima0208

 中山牝馬S3連覇を目指し調整が続けられていたものの、6日の追い切り後に右前脚に挫跖の症状が出た為、同レースを回避していたレディアルバローザ。

 元々同レースがラストランの予定だった為、今後はどうするのかその動向に注目が集まっていましたが、関係者同士の協議の結果そのまま引退することが決定。8日に馬主であるロードサラブレッドオーナーズのHP上で、同馬の引退が発表されました。


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■牝馬重賞路線に欠かせない存在

右前脚挫石で回避したアルバローザ引退へ / 日刊スポーツ

 レディアルバローザは父キングカメハメハ、母ワンフォーローズ、母の父テハノランという血統(詳しくはこちら)の6歳牝馬。

 2009年秋の京都の新馬戦でデビュー(2着)。2戦目の未勝利戦で勝ち上がると、その後も掲示板を外さない堅実な走りを見せ、5戦目の3歳500万下で2勝目。続くフィリーズレビューで3着に入り桜花賞への優先出走権を獲得すると、本番の桜花賞では11着という結果に。

 その後も三宮特別で3勝目を上げ、秋華賞でも5着と健闘するなど堅実な走りを見せていたレディアルバローザ。明けて4歳を迎え、東日本大震災の影響で阪神競馬場で行われた中山牝馬Sで待望の重賞初制覇を飾ると、続くGⅠヴィクトリアマイルではアパパネやブエナビスタの迫る3着と好走。

 その後も朝日チャレンジカップで3着に入ったり、昨年の中山牝馬Sでは他馬の意表をつく逃げで連覇を飾ったりなど、牝馬路線では欠かすことの出来ない存在として活躍していましたね。


■余計なリスクを負う必要は無い

 今回、所属するロードサラブレッドオーナーズの規約により、このレースを最後に引退し繁殖牝馬へ転身する予定だったレディアルバローザ。

 それだけにここを回避してどうするのかな?と思っていましたが、このたび無理をせず引退することが決まり、私個人としては良かったんじゃないかなと思っています。

 予定していたレースに出走できなくなり、思い描いていた引退の花道を飾れなくなった・・・。こういう時はつい『代わりのレースを』と願ってしまうものですが、そうやって予定外のレースに急遽出走させてしまうと、結果として思わぬ事故やアクシデントを引き起こしてしまう事が良く有ります。

 ただでさえ、レディアルバローザにはお母さんとして素晴らしい血を後世に伝えていくという、大事な仕事が控えています。変にレースを使ってリスクを負うよりも、ここはすっぱりと諦めて次世代に期待するというのが理に適った判断でしょうね。

 レディアルバローザの将来の事を考え、スッパリと現役続行を諦めた同馬関係者。その潔い判断は称えられて良いものでしょう。


■サンデー・トニービンなどを持たない貴重な血統

 今後脚元の具合が良くなり次第、繋養先のケイアイファームへと旅立つことになるレディアルバローザ。血統的にも今流行のサンデーやトニービン、ロベルトの血を全く持っていないので、配合的自由度はかなり大きいですね。

 基本的にキングマンボの系統以外の馬には、付け放題と言えるレディアルバローザ。どのような配合が試され、またどんな素晴らしい産駒が誕生してくるのか。非常に楽しみです。

 早ければ2016年の夏に産駒がデビューすることになる同馬。お母さんの良質なスピードを受け継いだ、素晴らしい子供が誕生する事を期待したいと思います。


◆2011中山牝馬ステークス(GⅢ)◆


◆2012中山牝馬ステークス(GⅢ)◆




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[ 2013/03/08 21:50 ] お疲れ様 | TB(0) | CM(-)
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