Photo by sanspo
10日、阪神競馬場では桜花賞トライアル『第47回 フィリーズレビュー(GⅡ)』が行われます。
同じトライアルのチューリップ賞に比べるとあまり本番に直結しないイメージのある同レースですが、過去にはラインクラフトを出したように、全く関連性のないレースと言う訳では有りません。
今年のメンバーも正直本番ではどうかな?という馬ばかりですが、ここから一気に素質が開花する馬もいるかも知れず、しっかりとチェックしたいところですね。
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■阪神内回りは先行馬天国 サウンドアリーナとサンブルエミューズ。どちらを上位に取るか悩みましたが、ここは枠順の差でサウンドアリーナを上位に。
阪神JFでは17着と大敗しましたが、これは1ハロン距離が長かったこととピークが過ぎていたことに加えて、先行馬にとって非常に厳しい流れに巻き込まれたことが大きな敗因。
立て直されて馬に活気が戻っていますし、1400mの距離はサウンドリアーナにとってはベストの距離。今開催の阪神内回りは先行馬天国となっていますし、内からスムーズに先行できそうな今回は重賞制覇のチャンスだと思います。
正直調教の動きでは1番だったサンブルエミューズですが、12番枠と外目を引いてしまったので1段下げてこの評価に。これが内目の枠だったらこちらを本命に推したんですけどね。
前走のフェアリーSでも、先日アネモネSを強い勝ち方で制したクラウンロゼとタイム差なしで接戦を演じていますし、力量は間違いなくメンバー中上位。
毛ヅヤも見るからにピカピカで、体調面の不安も無いでしょう。不安な点を上げるとすれば前走見せた行きっぷりの良過ぎるところですが、ここはコンビを組んで4戦目となる岩田騎手がしっかりと修正してくる筈。
機動力もある馬ですし、道中のポジションが後ろ過ぎなければ確実に勝ち負けに絡んでくると思います。
3番手には評判馬のノーブルコロネットを指名。菜の花賞では人気して7着と惨敗しましたが、不利な外枠に加えて、終始外々を回る厳しい競馬になったのが大きな敗因。
全体的に緩さが残る馬に、タイトな中山マイルで外々を回される競馬は厳しかったでしょう。今回もまだ緩さは残っているものの、内枠を引いたことでロスの少ない競馬で上手く立ち回れそうなのは何より。
内の好位で上手く脚を溜めながら直線に向ければしっかりと脚を使えるはずなので、その高い素質で一角崩しを期待したいと思います。
メイショウマンボはここ2走のインパクトが中々で、ここでも上位人気は必至の存在。確かに末脚は見事ですが、今の阪神内回りは先行馬天国なだけに、後ろから行くと直線で差し届かずといった可能性がかなり高いのが。
追い切りでも動いていますし力量上位は認めますが、ここは連下までの評価としたいところですね。
シーブリーズライフは前走東京の長い直線で早めに先頭に立って、そのまま押し切るといった中々強い競馬を披露。
1400mの距離は合っていそうですし調教の動きもかなり良いのですが、いかんせん不利な外枠を引いた点を考慮し、1段階下げてこの評価に。
上手く出して行って好位の内目にポジションを取れれば良いのですが・・・最近乗れている田中勝春騎手の手綱捌きに期待です。
あとは前走逃げて快勝し、追い切りの動きもかなり良いナンシーシャインを押さえに。最内枠を引いたので、ポンとスタートを出て好位を奪えれば、勝ち負けは別として好走は間違いないでしょう。
とりあえず事前予想ではこんなところです。あとはパドックを見て追加するか切るか、最終的な判断を下したいと思います。
【予想】◎サウンドアリーナ
○サンブルエミューズ
▲ノーブルコロネット
△メイショウマンボ、シーブリーズライフ
☆ナンシーシャイン
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