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勝つ時はこんなもの!ほぼ完璧なレース振りで右回りを克服したマイネイサベル ~第31回中山牝馬S(G3)レース回顧~


2013_3_10マイネイサベル
Phoyo by JRA

 10日に中山競馬場で行われた重賞『第31回 中山牝馬ステークス(G3)』。

 毎年荒れることで有名なこのレースでしたが、今年は勝った馬こそ6番人気だったものの、2着・3着に1・2番人気馬と言う比較的平穏な決着に終わりましたね。


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■ほぼ完璧なレースでタイトル奪取

 今回のマイネイサベルの勝因ですが、大きく分けると3つの勝因が存在しているでしょうか。

 まず1つ目が状態。マイネイサベルの追い切りの動きが良かったことは予想記事の中でも触れましたが、当日のパドックでも調子落ち等を見せず、素晴らしい姿に仕上がっていました。

 470キロの馬体重は府中牝馬Sを制した時と同じ数字で、恐らく現時点での同馬のベスト体重。皮膚は薄く仕上がり、歩様は弾力性を十二分に感じさせるもの。休み明けとしてはこれ以上無い完璧な状態で出走した来たのではないでしょうか。

 2つ目にこの日の馬場状態。この冬は寒い日が続いて芝の寝付きが悪く、あまり良好な馬場状態とは言えない中山競馬場。毎日馬場叩きの人たち総動員で何とかギリギリ良い状態を保っていますが、やはりレースをこなすごとに内よりも外の状態の方が良くなってきました。

 中山牝馬Sが行われた時点で、芝のレースはこの日5鞍目。初めの方は内もそれなりに伸びていましたが、メインレースの頃になると内を伸びるのはパワーの裏付けが有る馬だけに。

 それだけに徐々に外を回す馬が増えてきたのですが、マイネイサベルの11番枠は外を回すには打ってつけの枠。ロス無く馬場の良いところを回ることが出来たという強運が、同馬の末脚爆発に味方したのは間違いないところでしょう。

 3つ目にこの日のレース展開。サンデーの血が入っている馬というのは、基本前傾ラップよりも後傾ラップに適性を示す馬が殆どなのですが、母の父にサンデーサイレンスを持っている同馬もその傾向が有ります。

 同馬が久々に重賞制覇を成し遂げた府中牝馬Sも、やはり極端な後傾ラップのレース。実に前後半のラップ差が3秒近くになるという典型的な後傾ラップ型のレースとなったのですが、前半しっかりと脚を溜めたマイネイサベルは、後半末脚を爆発させて快勝。こういった流れに強いところを見せていました。

 今回の中山牝馬Sも、前半3ハロンが37秒3に対し後半3ハロンが35秒3と言う、府中牝馬S程では無いものの典型的な後傾ラップの競馬に。鞍上の松岡騎手もほぼ完璧な騎乗ぶりを見せてくれましたし、展開・馬場などが味方したとなれば、あの見事な末脚も当然なのかもしれませんね。


■これで引退と言うのが勿体ない気も

 2着に入ったスマートシルエットですが、これが引退レースと言うのが勿体無く感じられるぐらい良い出来で、且つ素晴らしい走りを見せてくれました。

 いつも大飛びで走る馬なので、タイトな中山コースよりは東京や京都と行った広いコース向きの馬だと思っていたのですが、初めての中山を全く苦にせずしっかりと走れていましたね。

 またペース的にも前半かなり楽な流れだったのが、同馬の好走を後押ししたのは間違いないでしょう。

 今後は社台ファームで繁殖牝馬になる予定のスマートシルエット。サンデーの血を全く持たない貴重な存在だけに、お母さんとして大成功して欲しいと思います。


■もうちょっと落ち着きが欲しい

 3着のオールザットジャズですが、プラス18キロと大幅に馬体を増やしてきましたね。ただパドックで太く見えたかというとそうでもなく、体調も良さそうで走れそうな状態に見えました。個人的に気になったのは馬体よりも、終始チャカついていた精神面の方でしたね。

 この懸念は結果として当たってしまいます。道中は中団の外目を追走していたオールザットジャズ。大きく折り合いを欠くことはありませんでしたが、かなり行きたがっていました。ああなると下手にポジションを上げていくような乗り方は出来ない為に、クリスチャン・デムーロ騎手も相当乗り辛かったでしょうね。

 直線に向くときは抜群の手応えで突き抜けそうな予感すらあったのに、結局スマートシルエットすら交わせなかったのは、パドックや道中で体力を消耗してしまった分でしょう。あと基本的に直線に急坂のあるコースよりも、平坦コースの方が向いている気もしますね。


■レース展開は理想的だったが

 3番人気のダイワズームは5着。出来は良かったですね。小倉大賞典を一叩きされた効果で、しっかり仕上がっていたと思います。

 レースでも前半を上手くスローに持ち込んで、上がり勝負の競馬にすることが出来ました。競馬的には申し分ない流れとなりましたが、どちらかと言うとスラッとしたタイプでパワー型では無いので、荒れた内側の馬場に最後の脚を奪い取られてしまった感も。

 この日の中山はレースを行うたびに内の馬場が悪くなっていきましたからね。土曜の馬場や日曜前半の芝ならばもっと粘れたかも知れませんが・・・。そう考えると、同馬にとっては不運だったかもしれません。


■57キロを背負ってあの競馬はキツイ

 トップハンデのフミノイマージンは6着。枠順と同馬の脚質を考えれば仕方ないのですが、さすがに57キロを背負ってあれだけ外を回すと最後伸び切れませんね。

 それに陣営も完全に叩き台の一戦と割り切っていたのか、仕上げも緩かったです。明らかに次走以降を見据えた造りで、あれではさすがに勝負は出来ませんでした。

 この一戦を叩かれて当然上向くでしょうから、次走以降はこんなことは無いでしょう。次走はおそらくGⅠヴィクトリアマイルとなるのでしょうが、必ずしも長い直線がプラスに働くかと言うとそういうタイプでも無いので、馬券上の取り捨てに頭を悩ますことになりそうですね。


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[ 2013/03/12 08:00 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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