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トウホクビジンが地方全競馬場出走の偉業を達成した訳だが、これを本当に賞賛して良いのだろうか?パート1


20130130 トウホクビジン / Tohoku Bijin
Photo by daba_jp

 競馬とは『競べ馬(くらべうま)』と書きます。

 文字通り複数の馬たちがその優劣を競い合うのが競馬であり、人間はそこに魅力を感じて歓声を上げたり、お金を賭けたりするわけですが、もし競馬のこの競い合う要素が薄くなってしまったら、競馬は魅力有るモノとして現在の地位を保つことができるのでしょうか?

 19日に高知競馬場で行われた黒船賞。このレースに出走した笠松のトウホクビジンは、このレースに出走したことにより、現存する地方競馬場全てでレースに出走すると言う偉業を成し遂げました。

 この出来事だけを見れば素晴らしい事なのですが、しかし彼女の戦績を振り返ってみれば7歳という年齢にしては有り得ないほど、多くのレースへ出走した記録が・・・。

 レースに出走するたびに支給される出走手当てを求め、これまで成績は度外視して競馬に使われ続けてきたトウホクビジン。その過酷な戦績は、果たして『競べ馬』に挑むものとして相応しいものなのでしょうか・・・。


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■7歳牝馬でキャリア115戦・・・

 トウホクビジンは父スマートボーイ、母ミリョク、母の父リヴァーマンの7歳牝馬(詳しくはこちら

 2008年に地方・岩手競馬所属でデビューすると、2戦目で初勝利。その後は重賞の金杯で2着するなど活躍したのち、笠松の山中輝久厩舎へと移籍(たぶんこの時に現オーナーにトレード)。

 その後はとにかくひたすら走り続け、ここまで積み重ねてきた戦績が115戦11勝。内重賞は4勝というもの。地方でも下級条件の馬ならともかく、流れ次第によってはダートグレード競走で馬券圏内に絡むことがある馬が、ここまで数を使われるのは異例中の異例。

 今回黒船賞に出走したことにより、現存する地方全競馬場(平地のみ)に出走という偉業(恐らく史上初)を成し遂げた訳ですが、これまでの経緯(出走手当て目的の酷使)を考えると、素直には賞賛できない感じですね。

 もちろんトウホクビジン自体には何の罪もなく、その頑健さと時折見せる素晴らしい走りは賞賛したいところなのですが・・・。


■ビジネスとしては賢いやり方だが・・・

 さてトウホクビジンの馬主として、競馬ファンの間では色々物議を醸しているのが『有限会社ホースケア』

 中央でも地方でも事業として競馬に取り組んでいる馬主さんは少ないのですが、このホースケアと言う会社は地方競馬を主戦場とし、事業として馬主業に取り組んでいる会社です。

 このホースケアの大きな特徴が、トウホクビジンでもみられるように所有馬の出走回数の多さ。

 競走馬はレースに出走するごとに主催者側から出走手当てを支給されますが、レースで上位に入線しなければ得られない賞金よりも、出走すれば得られる出走手当てを収入源としたほうが確実。

 このホースケアという会社はそういう考えに基づき、レースを多く使うことで利益を出して行く事に主眼を置き、馬主活動を実施しています。

 このホースケアのやり方は事業として競馬に取り組む場合、賢いやり方(こういう言い方はどうかと思いますが)だと思います。

 現在、地方競馬で1走ごとに馬主に支払われる出走手当ては大体5万から7万ぐらいが相場だと言われています。今地方の厩舎の預託料は一月平均10万程度(もちろん厩舎によって格差はあり)と言われていますので、大体一月に2走すればトントンに持っていける計算に。

 このレースに出走すれば確実に貰えるお金に目を付けたホースケアは、これを馬主業のメイン収入に位置付けます。要はとことん出費(預託料以外の治療費や蹄鉄代)を減らし、逆に出来るだけレースを使うことで出走手当てを得る回数を増やして差額を生み、結果的に利益を出すという方法です。

 この方法だとレースの結果は二の次で、とにかく丈夫でタフな馬を数多く所有しておけば、会社として得る利益は相応のモノになります。

 1頭で得ることが出来る利益は少なくとも、それが何十頭、何百頭ともなれば膨大なモノになりますからね。しかも賞金と違って、収入としてかなり計算し易いですし。

 このように、ビジネスとして考えれば実に賢い方法で利益を上げているホースケア。上手いこと考えたもんだとある意味感心してしまいますが、やっぱり競馬を、そして馬を愛するものとしてはどうしても『ちょっと・・・』と思ってしまいます。

 だって競走馬は道具ではなく、感情を持った生き物なのですから・・・。

パート2へ続く

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[ 2013/03/20 16:17 ] 地方競馬 | TB(0) | CM(-)
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