今年もいよいよ春のクラシック本番が間近に迫ってきました。そして一番最初に行われるレースが、満開の桜の元で行われる桜の女王決定戦『桜花賞(GⅠ)』。
今年も多くの若き乙女達が、本番への僅かなキップを求め熾烈な戦いを繰り広げてきました。そんな乙女たちの想いが注がれる桜花賞をより一層盛り上げる為、この程JRAが『THE LEGEND』と称した桜花賞のプロモーションCMを作成。
今回そのCMがYoutubeに公開されましたので、皆さんにご紹介したいと思います。
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■可憐な少女というイメージでは・・・ パッと見た感想ですけど・・・なんというか、ノリが軽いっすね(笑)
いや別に悪い意味じゃなくて、今までのプロモーションCMがみな重厚感あるCMばかりだったので、ここに来ていきなり軽い感じのCMとなっていて驚いたと言うか(汗)
しかも今回のCMのモデルがテスコガビーですからね。映像の中では桜の花びらが舞ったりして、如何にも可憐な乙女の為のレースというイメージの映像になっていますが、実際のテスコガビーは見るからに男勝りで、ぶっちゃけ『バケモノ』扱いされた馬でしたから(苦笑)
一応『グラマーな美女』という評もあるにはあったそうですが・・・、それでも可憐な少女というイメージではないな(笑)
確かにテスコガビーも悪くはないと思うのですが、こういう感じの華やかなイメージのCMにするのなら金襴緞子と謳われたブロケードや、『華麗なる一族』出身のハギノトップレディの方が似合ったような気もしますね。
■オールドファンの間では最強牝馬という評も ・・・って、なにかテスコガビーをdisる感じになってしまいましたが、勿論テスコガビーがプロモーションCMに相応しくない訳ではありませんよ。CMの映像イメージが合わないなと言っているだけで(汗)
それに個人的にもテスコガビーは大好きな競走馬ですからね。もちろん同馬が現役時にはまだ競馬を知らなかった(と言うか生まれてない・汗)訳ですが、競馬にノメリ込みだした頃に読んだ本などでカブラヤオーとの逸話などを読み、心を躍らしたものです。
往年のテスコガビーの走りを知るオールドファンが、今でも史上最強牝馬は?と問われるとテスコガビーの名を上げるほど、強烈なインパクトを残した同馬。
残念ながら調教中の不慮の事故(心臓麻痺)により、母となることなくこの世を去ってしまったテスコガビー。彼女が母親となっていたら、果たしてどのような子供たちをターフに送り出していたのでしょうか。
今年の桜花賞もいよいよ間近に迫ってまいりました。今年も桜の女王の座を目指し、阪神競馬場に集う18頭の乙女達。
今まで数多くの名牝たちが積み重ねてきた桜花賞の歴史に、また新たな1ページが加わるその瞬間を楽しみに待ちたいと思います。
※テスコガビーについて詳しく知りたい方は⇒
テスコガビー/Wikipedia
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